熱田神宮大高斎田 御田植祭

　６月２４日（日）、氷上姉子神社横の熱田神宮大高斎田で御田植祭が行われた。
昭和８年以来毎年欠かさず続けられ今年で８６回目。
菅笠の早乙女１０人、水玉模様の着物に白の手甲脚絆、赤色のタスキがよく似合う。
黄色の装束をつけた男性奉耕者の介添えと、楽士の奏でる太鼓と笛の音に合わせて苗を植えていく。
五穀豊穣を祈る素朴な祭り。

　氷上姉子神社は熱田神宮の境外摂社で、大和武尊の奥さん宮簀媛命が祭神。
熱田神宮にある三種の神器の一つ「草薙の剣」はもともとこの地、宮簀媛命の屋敷跡である元宮に
預け授けられていたと言われている。


笛と太鼓の生演奏


見学者は年々増えているようです


黄色い衣装が目立ちます


御田植の始まりです


笛太鼓の演奏に合わせ、苗を植えていきます

学区一斉大掃除

　今日は学区の一斉大掃除の日。
私の住んでいるのは６軒の長屋。それぞれの家はそれぞれで行うが、小さな共同地を皆で掃除する。
共同地には各家の台所の廃水の集合するピットがある。そこを経て下水へ流れ込む。
そのピットに白い石鹸状の塊が付着する。１年で結構な大きさに成長する。それを取り除くのが例年の恒例行事。

　今年はそれに加えて、初めてのことだが、共同地のフェンスの塗装を行った。
業者さんに見積もりをしていただいたら４万円ほど。自分たちの手でやったらという提案に皆賛成。
参加したのは９人、全員でワイワイ言いながら１時間ほどで完成。費用はペンキ、刷毛代など３０００円弱で済んだ。
仕上がりの上手下手はあるが、１／１０以下の費用で施工できた。
安上がりで済んだこともさることながら、なんと言っても６軒のコミュニケーションが図れたことが一番。

　近くに住みながら話す機会はほとんどない。６軒全員が一緒に集まることはまずない。
年１回だが、全員の集まれる機会を設けてくれる学区の共同行事に感謝。
半数が７０歳以上の高齢者、次回も元気にと約束して素人ペンキ屋さんの行事を終えた。