日本習字生徒部8段位試験

今日　灘町教室で生徒部8段位試験を行いました。

灘町教室開設から8年、3名の生徒さんが受験してくれました。

今年度から　8段位試験を教室でできるようになり、　今までとは違い　直接　試験に

関わることができました。

課題は　「わたしと習字」の作文、筆記試験、楷書（半紙）、行書（画仙紙）です。

実技試験はお手本がなく、活字課題だから　本当の実力が試されるわけです。

生徒さんは、先週と昨日の２回、私がお手本を書いて　練習して、　今日の試験に臨みました。

作文は下書きを提出してもらって、私が見直して清書して出してくれました。

お習字を習い始めたころの気持ちや昇級・昇段できたときの喜び、

集中力が向上したこと、８段試験を受けるようになるまでの葛藤

そしてご両親や私への感謝の言葉が綴られていました。

このことを今後の生活に活かしていきたいとの希望も書かれていました。

中学３年生にもなると　こんなにも　身も心も成長していて　私の仕事が

少しでも役立っていて　とても嬉しくなりました。

学校の部活や塾など　忙しく　両立も大変だったと思います。

でも８段試験を目標にあきらめず　続けてくれたことに感謝しています。

最後に

「ここまでこれたことへの感謝をこめて　一字一字　心を込めて　丁寧に

書きます。」と作文を締めくくってくれた一節をご紹介させていただきます。

 

そして　私を指導者へと導いてくださった　今は亡き丹下先生にご報告いたします。

ありがとうございました。