さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

「にんげん」の“心の根っこ”

2007-06-29 | 平和
          
           きょうの三枚 ─ ドクダミ

           

 小バエ除けにドクダミの花が効く、という記事がありましたので、摘んできました。

           

 もっとたくさんないと駄目かな?




 Wさんから、おたよりをいただきました。
 ご紹介します。


 
 お誘いをいただいた「6・13文化のつどい」、妻は所用あるため、私ひとり参加させていただきました。
 全ての面で良い企画で、すっかり満足して帰路に着きました。
 日本の伝統芸、アメリカで生まれた“伝統芸”─ 日米安保体制とは異なる次元での日・米ジョイントは、作為なき“異文化の相互理解・・・平和友好の道の示唆”と感じました。
 大澤監督と田村さんの対談は、政治革新への道筋とともに、人間は社会建設にどうかかわっていくべきなのか、という深い問題提起があったと思っています。
 会場の外で「民主文学」の最近号を求めました。手持ちのお金が少なかったため橋本のぶよさんのCDが入手できなかったのが残念ですが、小林多喜二作品は翌日読み終えました。完成度や問題提起性は、これまでに読んだ作品とくらべて“ムムッ?”と思ったりしたのですが、偉大なプロレタリア作家がその完成に近づく道程に於いても、ああいう時代背景で階級的ヒューマニズムに立脚したトライアルを踏みかためていたのだということが伝わってきました。
                   ※
 思想・信条・支持政党のちがいをのりこえて、「にんげん」の“心の根っこ”(田村智子さんのいう“心根”)をつなげていけるのは、文化・芸術の交流にこそあるなァと思った“つどい”でした。
 お誘い下さったこと、心から感謝いたします。



 こんな素敵なおたよりをいただいて、あの頃の「大変さ」が「素晴らしさ」に大変身です。

 心を結ぶこと、大切にして生きたいと思います。
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山本宗補 写真展

2007-06-24 | 催し物
          きょうの一枚 ─ ガクアジサイ

 急斜面を見上げながらやっとの撮影。(2007.6.20)
 それにしても、ちょっと写真がよくありませんね。お許しください。

 無理に撮ったのは、葉も ガク になっていたからです。


 きょうは梅雨らしい雨。

 きっとアジサイも映えることでしょう。


 おととい22日の「天気」のコーナーに、「カエル予報官」という短文がありました。

 「カエルが鳴くと雨」というのは、私もよくききました。

 ウソではなさそうなのです。

 「カエルが低い所にいると晴れ」

 というのも確率が高いのだそうです。

 いずれも、かえるの皮膚の薄さからくるようで、「湿気や気圧の変化をいち早く感じるため」とのこと。

 「天気変化に反応して鳴き、空気が乾燥して皮膚が乾いてくると水辺におりてくる」とか。

 ヘエー!





 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会のメールマガジンから転載します。
 
 窪島誠一郎さんとの対談があった、オープニングイベントに間に合うように掲載できなくて、すみません。




【転送・転載歓迎】

山本宗補写真展
「また、あした 日本列島老いの風景」

会場:キッド・アイラック・アート・ホール
http://www.kidailack.co.jp/

会期:6月24日(日)~7月1日(日)
午前11時~午後8時、会期中無休・
入場無料

東京都世田谷区松原2-43-11
(京王線明大前歩いて2分)
問い合わせ tel:03-3322-5564


オープニングイベント(6月24日午後3時から)
窪島誠一郎(キッド館主、無言館館主)との
対談があります。
料金1000円(定員50名、予約優先)です。

この写真展は昨年出版したモノクロ写真集
「また、あした 日本列島老いの風景」(アートン)
をモノクロプリントでごらんいただくものです。

 全紙および全倍の大きなモノクロプリント一枚一枚から伝わる質感、奥行き、雰囲気、生のモノクロ写真からしか伝わらない静かなメッセージを感じていただきたいと思います。

全紙全倍約90点をキッド・アイラックの会場一階、3~4階全部お借りして展示します。

 この写真展は写真集刊行後、沖縄の佐喜眞美術館と神戸のギャラリー島田にてすでに開催されてきましたが、東京都内では初めての写真展となります。

 写真展内容は、山本が8年前から取り組んできた北海道から沖縄まで、日本各地のお年寄りが生き生きと生きる姿、助け合って生きる姿、たくさんの喜怒哀楽を味わってきたであろう深い笑顔などを捉えたドキュメンタリー写真です。70歳前後から100歳までの方たちです。

 私の被写体となる世代は、日本社会に浸透した金、地位、物、グルメなどの価値観とは対極にある生き方をしているように見えます。大切なものは何かを見失って彷徨う日本社会の道しるべともいえる生き方がお年寄りの姿から見えてくるかもしれません。

 また、今回の展示には写真集刊行後の新作を10数点加えました。これらは、山本がいま取材に力を入れている戦争体験者の老いの表情・風貌です。一人一人まったく異なる戦争体験の一部を解説文として加えます。フォトジャーナリストとしてのメッセージを込めたシリーズです。
 お隣の普通に見えるお年寄りも、忘れられない戦争の記憶を脳裏に刻んでいることを、モノクロ写真で何とか伝えられないかと念じて撮影しているシリーズです。戦争があった事実さえも知らない若い世代に伝える架け橋にしたいとの気持ちを込めた戦争体験者の肖像写真です。合わせてごらんいただければ幸いです。

 いまの山本宗補からお年寄りの写真を取ったら何も残らないというほど、私にとっては重要なテーマです。どうか会期中にお出かけください。
 なお、私は会期中の午後から夕方の時間帯はほぼ会場につめております。気軽に声をかけてください。

山本宗補

新刊写真集
「また、あした 日本列島老いの風景」
(アートン)http://homepage2.nifty.com/munesuke/
(山本宗補ホームページ:
標高888mからの浅間山ろく通信)



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泣けちゃう ブログ

2007-06-19 | 暮らし

 ご無沙汰してしまいました。

 6・13の催しものは、皆さんに「楽しかったー、元気出たー」と言っていただけて、私も楽しかったー!

 だけど疲れたー!

 とても疲れました。

 でも疲れていられない。
 
 忙しいことはまだたまっているし、つづきます。

 身の回りはごちゃごちゃです。
 愚痴の五つや六つも言いたくなるところですが!ぐっとこらえて一つだけ言わせてください。

 きょうはムシ暑かったのに、私ときたら、長袖のTシャツの袖を折り曲げて着ているのです。

 まだ半袖を出していない・・・。


 ──で、きょうはこれらとは関係なく、「すずき産地」さんのブログを貼り付けさせていただきます。

 〝泣けちゃう”


 

   目が見えなくなってしまった友人がいます。
   酪農家で、ギターをひいて歌も唄います。
   このごろはパソコンも使えるようになって、
   キーボードから文字を入力しちゃってます。
   ホームポジションっていうんだけど、
   決まったキーに指を置くのがコツなんだって。

   さて、人間が生きていくうえでも、
   なくてはならないホームポジションがあります。
   それは、平和と食べものです。

   このホームポジションをまもるために、
   私たちの国には、世界に誇る宝物が2つあります。
   一つは、戦争はしないと決めた憲法です。
   そして、もう一つが、きょうお話する田んぼです。

   と、前置きをして、
   こちらの話につづけました。

   というわけで、
   昨年と同じ小学校で先生?をやってきました。

   みんな熱心に聞いてくれて、
   具体的な質問もいっぱい出されました。
   が、そのうち
   「どのくらい儲かりますか?」
   「楽しい仕事はありますか?」
   いちおう、それぞれに答えたけど、
   ちょっと足りなかったので、
   ここで追伸(^^;

   教室で答えたように、
   一つひとつの作業をみれば辛いことばかり。
   お金は儲からない。だからやる人は減ってます。

   でもね、
   最初に話したように、水田で米を作ることは、
   人間にとって必要で、世界的にも大事なんだ。
   それをやってるんだから、とっても楽しいです。


       
     「すずき産地」さんのホームページ

          http://www.suzuki31.com/           
          
          
コメント (2)
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若い人

2007-06-10 | 暮らし
 13日におこなう催しものの準備のために11時半頃家を出ました。
 どしゃ降りに近い雨。雷鳴も轟いていました。

 K線に乗り、空いていた「優先席」に。

 ふと前の座席を見ると、二十歳代と思われる細身の男性が、座席の背にもたれて、顔を仰向け口を大きく開けて爆睡中。

 膝の上にはボストンバッグと袋。
 チェックの長袖シャツにジーパン。

 とっさに「ネットカフェ難民」の番組を思い出しました。

 この青年もその一人なのだろうか。

 とにかく疲れきっている様子です。

 と、右側に倒れて、そのまま3人分の座席をつかって横になりました。

 あの番組で、「とにかく足を伸ばして寝たい」と言っていた若い女性の声が耳によみがえります。

 その日その日をやっと生きている若い人たち。

 病気になったらもう生きていけない、という思いでいるのではないでしょうか。
いいえ、病気にならなくても、一週間も仕事がなければ・・・。

 そして、浅尾大輔さんの(初)演説を思いました。

 その一部に、こうあります。



 この絶望一色の世界で生きていく僕ら……、だけど万が一、崖っぷちのギリギリに立ったとき、どうか勇気を持って振り向いて、まわりの風景に目を凝らして欲しいんだよ。そこに、日本共産党の古びた事務所があるはずで(笑)、悩んで苦しんでいることがあれば、その古新聞が積まれた事務所に飛び込んで相談して欲しい。事務所が見えなかったら電話して欲しい。03-3403-6111。もう一度、ゆっくり。03-3403-6111。ショボイ共産党のおじさんとおばさんが出てくると思うけど、何時間でも話を聞いてくれるはずなんだ。借金返済の仕方、生活保護の申請方法、労働トラブルの解決策、メンタル疾患に詳しいお医者さんの紹介……、あなたが苦しんで悩んでいることを解決するための第一歩というか解決の糸口が必ず見えるはずなんだ。だから、自殺なんかする必要はさらさらない!!



 この日(6月6日)私は浅尾さんを「見に」行っていました。

 これに先立つ部分には、「え!え?こんなこと言っちゃうの?!」と、ややオタオタした気持ちでいましたが、この件では涙が出ました。

 この夜の証拠写真も撮りましたが、恥ずかしがり屋の浅尾さんを慮って、画像抜きといたします。



     青年キャラバン
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-06-07/2007060704_03_0.html

     若者ホンネ言っちゃおCAR 全国縦断中
http://www.jcp.or.jp/youth/07-senkyo/

     浅尾大輔さんのブログ
http://blog.livedoor.jp/asaodai/





 
 
          
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森住卓 「自衛隊の内部文書についての緊急声明」

2007-06-08 | 平和
 
 きのう、「赤旗」の「自衛隊が違憲・違法の国民監視」という大見出しを見た瞬間、連想したのは〝特高警察”でした。

 次に、えー、ここまで来たの!?の想いです。


 日本ジャーナリスト会議のメールマガジンから、森住さんの声明をご紹介します。



 2007/06/08 1312号    (転送紹介歓迎)  [JCJふらっしゅ]


             自衛隊の内部文書についての緊急声明
                  2007年6月9日

             フォトジャーナリスト 森住 卓

 自衛隊のイラク派遣などに反対する市民団体やジャーナリストなどの自衛隊による
監視調査が明らかになった。6月6日、日本共産党の志位委員長が記者会見で自衛隊
の内部文書を入手し発表したものだ。

 自衛隊情報保全隊が行っていた調査活動の「内部文書」の中には私の名前も何カ所
か出てくる。日本全国で行われたイラク戦争関連写真展に関わる部分だ。

 このような調査は国民の知る権利や思想信条の自由を真っ向から侵害するものであ
り、民主主義社会において許される行為ではない。自衛隊法にもない活動であり違法
の疑いもある。

 私がイラクの写真展で伝えたかったことはイラク戦争で誰が殺され、誰が犠牲にな
ったのか?イラクで起こっている事実を多くの人に知っていただくために写真を貸し
出している。

 自衛隊の調査監視活動は、私の写真展の開催に無言の圧力となり、同時にジャーナ
リストの知らせる権利と市民の知る権利を奪うものだ。自由社会は意見が自由に言え
る社会である。しかし、この行為を許せば自由で民主的な社会から閉鎖的監視社会に
拍車をかけることになる。

 今日のイラクの混乱は国際社会のルールを無視した侵略戦争を行ったアメリカに責
任がある。そして、その戦争を支持しイラクに自衛隊を派遣した日本政府にも重い責
任がある。

 自衛隊がイラク戦争に反対する市民やジャーナリストを監視する事は、イラク戦争
が「自由と民主主義の実現」という大儀も無かったことを自ら証明している。イラク
戦争に加担した責任をとらず逆に市民の活動を監視することは”天に向かってつばを
吐く行為”であり、民主主義社会への挑戦である。

 調査を行った情報保全隊とは「自衛隊の機密情報を守り、その漏洩を防止する」こ
とが本来の目的だ。市民やジャーナリストを監視する行為はその目的からも逸脱して
いる。市民やジャーナリストの監視・調査に時間とエネルギーを使っていたから、隊
内からイージス艦の最高機密が漏洩しても気づかなかったと言われても仕方ないであ
ろう。

 自衛隊は直ちに調査活動を中止し、調査の全容を明らかにし、その責任を明確にす
べきである。

森住 卓 ホームページ
http://www.morizumi-pj.com/
*ご本人の了解を得て転載。

─────────────────────────────────────


 日本共産党のホームページから、文書の内容や、志位委員長の記者会見ムービーを見ることができます。

          http://www.jcp.or.jp/tokusyu-07/19-jieitai/



     """"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""

 このところ、13日におこなう催し物の準備やお誘いで、やたら忙しいです。

 落ちついて記事を書きたいのですが・・・。

 きょうはここまでにします。背中が痛くなってきたので。
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電話

2007-06-01 | 暮らし
    
             きょうの一枚 ─ ひるがお(ですよね?)

             
             おまけの一枚

            

 東京駅八重洲口近くの分離帯で見かけた、ひるがお(?)の群れ。

 美術のお仲間の「Together」展がこの近くでありましたので、きのう行ってきました。


 きょうはよく電話がかかってくる日です。
 かけることも多かった。

 一つの催しものをするにも、一つのことを決めるにも、あっちの人の話とこっちの人の話をまとめ、別の人に伝え、事態が変わってまた連絡をとりあって、ほっ・・・。

 
 夕食の片づけをしていたらまた鳴りました。

 「あのね、いまJにメール送って、返事もらったの」

 76歳の義姉からです。

 ごく最近、携帯電話を買ったのです。

 「Tに聞いてもよく教えてくれないんで、自分で本を見ながらやってんだけどね、よくわかんなくて、頭が痛くなってきちゃった」

 私のところにくれる時、いちいち数字をプッシュしてかけてきます。
 アドレス帳に登録していないのです。

 「登録?どうやるの?」
 と聞かれても、上手く伝わらない・・・。

 それでも果敢に電話をしたり、メールに挑んだり・・・。

 76歳といえば後期高齢者です。
 ここへ来て初めてキカイを使えるようにするというのは、とても苦労が多いことだと思います。

 6月3日にドコモショップで講習を受けるのだそうです。

 がんばれー!

 「もう今夜は頭痛いからこれでやめる。頭使うもんだから料理のほうに神経行かなくて、肉じゃがの味がうすくなっちゃって、おいしくないの。じゃあね」

 お疲れさま!
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