いま、都議会議員選挙の開票作業中です、多分。
かなり進んでいるでしょう。
開票速報というもの、私は苦手なのであまり見たくないのです。
なので、今現在の状況はよくわかっていません。
いずれにしても、また新しく歩を進めましょう!
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
仲築間卓蔵さんのブログから。
マスコミ九条の会
公開討論会
「国民はどのような新政権を求めているか」
呼びかけている党 民主党
日本共産党
社会民主党
国民新党
日時
7月30日(木)開場・午後5時45分
開会・〃 6時
場所
日本記者クラブ 10Fホール (千代田区内幸町2-2-1)
討論者・・・・・ 辻井 喬(詩人,作家)
前田哲男(軍事問題評論家)
コーディネーター 桂 敬一(元東大教授、マスコミ研究者)
仲築間さんのブログもご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/takuzou4108/
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
2009/07/08 1634号 [JCJふらっしゅ] (転送紹介歓迎)
< J C J 見 解 >
NHKスペシャル『アジアの"一等国"』に対する非難・中傷の動きについての見解
2009年7月7日
日本ジャーナリスト会議
4月5日放送のNHKスペシャル「JAPANデビュー」第1回『アジアの”一等国”』に対して、一部マスメディアと団体は、番組内容が一方的だなどとして非難・中傷を浴びせ、街宣車を繰り出すなどの行動を続けている。
日本ジャーナリスト会議は、このような行為は単にNHKだけの問題に止まらず、日本における言論表現の自由そのものに対する恫喝と干渉にあたると考え、放送の自主性と自律性を尊重する立場から、直ちに中止されるべきだと考える。
この番組は、150年前に開国した日本が、西欧列強に伍して一等国の仲間入りをめざす過程で、日清戦争の勝利で手に入れた台湾における植民地統治の実態を、豊富な資料や当時を知る現地の人々の証言をもとに検証し、日本が今後アジアに対して向き合う手がかりを得ようとしたものだ。
ともすれば台湾が親日一辺倒だという誤った観念しかもってこなかった日本人に、改めて歴史認識の見直しを迫る優れた番組だったと言うことができる。
実際、視聴者からの反応も、「台湾近代化に功績があったといわれる後藤新平が、少数民族を匪徒刑罰令で取り締まった事実を初めて知った」など、番組を評価する声が多い。
しかし、一部の新聞や月刊誌、それにCS放送などの論者は、番組で使われた用語や取材手法を槍玉に挙げ、「”日台戦争”なんて捏造だ」「台湾を”反日国家”に仕立て上げ、台湾人の心を傷つけた」などと非難し、果ては、「台湾人の証言はやらせ」「日本人の善行は全く取り上げていない」「NHKは中国からカネをもらっている」など、根拠のない誹謗・中傷を繰り返している。
その一方、第二次大戦中、21万の台湾人が日本軍に徴兵され、3万人が戦死した事実などには目をつぶり、「台湾人は日本兵になることを誇りにしていた」など都合のいい証言を並べ立てている。こうした主張は結局、アジアにおける日本の植民地支配を免罪、美化する歴史修正主義の立場に他ならず、事実を直視しない歪んだ見方といわざるを得ない。
また、「日本李登輝友の会」などいくつかの団体は、NHKの番組担当者、経営者の辞任、シリーズ番組の中止を要求する集会やデモを繰り返し、この中でNHK関係者の制止を振り切って構内に乱入するなど非常識な行為も伝えられており、「この番組で精神的苦痛を受けた」として、8000人を超える賛同者による集団訴訟を起こすまでに至っている。
こうしたうごきに呼応するかのように、慰安婦問題のNHK番組に政治介入した疑いをもたれている自民党の安倍晋三氏らの国会議員が、番組が偏向していたという口実の下に、6月11日、「公共放送のありかたについて考える議員の会」を立ち上げ、番組内容に問題がないか検証すると決めたことは重大である。
政権与党の影響力を背景にしたこうした政治家の動きは、放送番組への干渉などを禁じた放送法第三条に違反する疑いが濃厚であり、今回特にNHKに的を絞って睨みを利かせ、ひいては日本の放送番組全体への萎縮効果を意図したものと言えるのではないだろうか。
これに対して、NHKは6月17日、問題にされた番組のねらいや用語、取材方法などについて説明文を発表し、問題にされている部分について、それぞれ事実に基づいた詳細な回答をした。こうした姿勢は、この問題に真摯に向き合おうとしているものとして評価できる。
視聴者の立場から番組に対する批評や、批判的意見を述べることは、当然の権利であり、番組の質を高めるためにも欠かせないものであるが、自分たちの主張を力で相手に押し付けようとする今回の一連の言動、威嚇的行為は、表現の自由と放送の自主性、自立性を脅かそうとするもので容認することはできない。
今のところNHK経営陣や制作現場に動揺は見られないと伝えられている。
日本ジャーナリスト会議は、NHKが、道理を欠いたこうした圧力に対して毅然とした姿勢をつらぬくことを求め、今後の番組作りにおいても決して萎縮することなく、「放送の自由と自主自律」の原則の下に、公共放送としての真実の追求と自由で豊かな番組づくりのために、さらに努力するよう心から願うものである。
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
土井敏邦さんからの 転送歓迎! のメールと日本ビジュアル・ジャーナリスト会議からのメールマガジンです。
土井敏邦です。
1400人を超える死者を出したイスラエル軍によるガザ攻撃から、半年が過ぎました。
世界のメディアは、ガザの状況をほとんど伝えなくなりました。「攻撃が終結したガザに平和が戻った」と考えている人も少なくないはずです。
しかしその後も、“封鎖”という“占領”が続くガザでは、復興のための資材のみならず、食料や生活物資さえ入手が困難が状況が続いています。
この半年間、私はガザで何か起こったのかを、NHK・ETV特集「ガザ・なぜ悲劇は繰り返されるのか」(5月10日放映)やBS「きょうの世界」(3月10日放映)、数々の講演・上映会で、映像を通して伝えてきましたが、今回、その“歴史の記録”を活字化しました。
『ガザの悲劇は終わっていない―パレスチナ・イスラエル社会に残した傷痕―』 (岩波ブックレット)
〔目次〕
はじめに
Ⅰ ガザで何が起きたのか
サムニ一族・虐殺事件/目の前で父を射殺された少女 /白旗を掲げた少女の射殺
アルダーヤ家の虐殺/産業破壊
Ⅱ ハマスとガザ攻撃
Ⅲ なぜ、ユダヤ系市民はガザ攻撃を支持するのか
Ⅳ ガザの復興
おわりに
本書ではとりわけ、住民殺戮の事実を、複数の目撃者の証言によって詳細に再現することに留意しました。
また、これまであまり報じられてこなかった、イスラエル側が「攻撃の元凶」と主張する「ハマス」への、ガザ住民たちの反応にも言及しました。
そのために規定の原稿枚数を大幅に超過し、『岩波ブックレット』としては異例の2段組みのかたちになりました。
本書に欠落しているのは、直接の加害者であるイスラエル軍将兵たちの証言です。
幸い、占領地での将兵たちの加害の実態を告白した「沈黙を破る」のメンバーたちが、「休戦」直後から、ガザ攻撃に参加したイスラエル軍将兵たちの証言を集めてきました。それが、まもなく小冊子として公開されます。その英語版が完成し次第、翻訳し、前作『沈黙を破る』の〔第2弾・「ガザ攻撃」編〕として、なんらかのかたちで公開する予定です。
一方、映画「沈黙を破る」は、今後、首都圏内では、以下のような上映予定です。 「ポレポレ東中野」での上映をお見逃しの方は、ぜひご覧ください。
・横浜/ジャック&ベティ(8月1日~8月14日)
・新宿/新宿シネマート(8月15日~8月28日)
7月7日 土井敏邦
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
土井敏邦 (DOI , Toshikuni)
URL :
http://www.doi-toshikuni.net/
(コラム「日々の雑感」)
『ガザの悲劇は終わっていない』
(岩波ブックレット/7月7日出版)
『沈黙を破る』
〈http://www.cine.co.jp/chinmoku/〉
・名古屋・シネマテーク(6月27日~)
・神戸・アートビレッジセンター(7月11日~24日)
・佐賀・シアターシエマ(7月18日~)
・沖縄・桜坂劇場(7月18日~)
・横浜・ジャック&ベティ(8月1日~8月14日)
・新宿・新宿シネマート(8月15日~8月28日)
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""