さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

「人類は、子どもに対し、最善のものを与える義務を負う」

2010-04-30 | 暮らし
 若い人や子どもたちが輝けない社会に、未来はない、と私は思っています。



 歳をとってくると、子どもがとてもかわいく、愛おしくなってきます。

 自分自身がもうじき命を終えるというとき、子どもに限りない未来を感じるから・・・、ということもあるのだと思います。




                              




 「すくらむ」からの転載です。




 「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク設立宣言

 1月31日に準備会としてスタートした私たちネットワークは、2009年年度末、高校授業料無償化目前に、中学生・高校生の卒業と進路確保の危機「卒業クライシス」に取り組んできました。この3か月間、決して十分ではありませんが、小さな一歩を踏み出すことができたと感じています。



 それを、小さいけれど「確かな」一歩といえるとしたら、全国から高校生・若者たち、保護者の方々が、駆けつけ声をあげてくださったからです。



 また、これまで長いあいだ、それぞれの領域で、子どもたちに寄り添い、さまざまな活動を積み重ねてこられた方々との出会いとつながりを広げ・深めることができたからです。



 しかし、中学・高校卒業後、進路が決まっていない若者たちはまだ大勢います。



 学ぶ場も働く場も得られない若者が実際どれくらいいるのか、正確な人数はわかっていません。一方、不況で子育て中の世代に共働きが増え、希望しながらも保育所に入れない子どもたちは、4万6000人以上もいます(厚生労働省、2010年3月発表)。子どもたち・若者たちに喜びの春は、めぐってこないままです。



 「人類は、子どもに対し、最善のものを与える義務を負う」――20世紀のはじめ、国際連盟の総会で採択された「児童の権利に関するジュネーブ宣言」は、まさに「子どもの世紀」の幕開けとなるものでした。そして、「子どもの最善の利益」を共通の目標として、成長・発達する存在である子どもの幸福追求権を保障するために、国際的な取り組みが進められてきました。



 しかし、その後の社会経済の進展は、平和で平等な社会の進展には結びつかないばかりか、多くの子どもから夢を奪うような現実となって、子どもの暮らしをおびやかしています。2007年の国連総会では、「子どもが経験する貧困は、子どもの権利条約に明記されているすべての権利の否定と考えられる」として、貧困にさらされる子どもを生み出す現代社会に警鐘を鳴らしています。



 2009年は、国連で「子どもの権利宣言」が採択されてから50周年、子どもの権利条約採択20周年という子どもの権利実現にとって、大きな節目の年でした。そしてその年、日本政府は、はじめて子どもの貧困率とひとり親家庭の貧困率を公表したのでした。



 私たちは、子ども・若者たちと社会の将来を見据え、2010年を「子どもの貧困解決元年」としようと、決意しています。10年後、私たちは、多くの「子どもの貧困」を解決し、子どもが安全に安心して意欲をもって育つことができ、そしてそこに、子ども・若者たちに信頼される社会があることを思い描いて行動していきます。



 私たちは、政府が子どもの貧困率の削減目標をつくり、子どもの貧困をなくすための具体的な計画を立てることを求めていきたいと思います。



 そして、相対的貧困率という一つの指標・数値だけでは見えてこない子どもの貧困の実相を、領域横断的な視座やひとりの人間の一生といった時間的継続的な視座からも明らかにする努力を重ねていきます。



 きょうここに、「子ども・若者『学びの平等宣言』」を作成し、若者たちが参加しているように、子ども・若者たちを主人公に、声をあげにくい子どもたちの声に耳を傾け、取り組みをすすめていきましょう。



 私たちは、子どもの貧困のない社会、子どもの貧困を放置しない社会をつくることをめざします。行政と市民、国と自治体、NPO・団体と個人などそれぞれの領域・持ち場から、子どもたちの暮らすそれぞれの地域から、手を取り合って、取り組みをすすめていきましょう。



 私たちは、このネットワークが、その要となり、つながりをつくり広げる場、発信していく場になることを願っています。




 2010年4月25日、「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークの設立を宣言します。



 2010年4月25日
 「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク
  設立記念シンポジウム参加者一同




                              






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ドキュメンタリー映画  と  全国青年大集会

2010-04-27 | 催し物
 おとといの沖縄県民集会(米国普天間飛行場の早期閉鎖・返還と、県内移設に反対し国外・県外移設を求める県民大会)は9万人の参加でしたね。

 きのう「沖縄タイムス」の速報と「琉球新報」の号外をネットで見て、沖縄の熱い心がひとつになった様子が伝わってきました。

 25日当日は、「かえるネット(日本共産党といっしょに日本をかえるネットワーク)」のoya_keroさんが、ツイッターで実況放送のように臨場感あふれるレポートを送ってくれていました。(私は夜になってまとめて読んだのですが。)

 oya_keroさんはこの日がツイッター初めだったようです。

 「かえるネット」のサイトに、県民大会の様子が載っています。
 http://kaerunet.air-nifty.com/blog/




                           




 今こそ観てほしい映画
 
  畑田 重夫  国際政治学者。

 遠い昔の話ではありません。いまも各方面で元気で活躍中の女性たちが、繊維工場で働いていた若いころに、人権と暮らしを守るために立ちあがって、たたかった生々しい記録映画です。ワーキング・プアが社会的にも問題になっている今日、労働組合の問題として、憲法を活かし、守る問題として、まさに今日的な意義のあるこの映画を、ぜひ多くの人びとに観てほしいと思います。特に若い人たちに鑑賞をおすすめします。(チラシより)


            

   長編ドキュメンタリー
   明日へ紡ぎつづけて  


 完成披露有料試写会

 ◇と き  5月6日(木) ①10:30 ②15:20  
 ◇ところ  俳優座劇場(営団地下鉄、都営大江戸線六本木駅6番出口前)

 前売券 1000円
 当日券 1500円(一般)
 ※シニア、学生 1200円
 ℡予約 03-3505-1874 シネマ・ディスト

 同時上映 「あゝ野麦峠」(山本薩夫監督)
      ●明日へ紡ぎつづけて 10:45/15:20
      ●あゝ野麦峠     12:20/17:15

 主催「明日へ紡ぎつづけて」実行委員会
 お問い合わせ 03-3505-1874  http://www.cdist.co.jp




                              




            

   まともに生活できる仕事を! 人間らしく働きたい!

      全国青年大集会2010

   5月16日(日)

    11:00~分科会
    13:00~メイン集会
    14:30~アピールウォーク(17:00解散予定)

    東京・明治公園
     ●JR「千駄ヶ谷」駅徒歩5分
     ●地下鉄大江戸線「国立競技場」駅徒歩2分
     ●地下鉄銀座線「外苑前」駅徒歩15分

   集会実行委員会ブログ○http://blog.yahoo.co.jp/seinen_koyou_syukai




                              



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あす、4月25日は、黄色で連帯!

2010-04-24 | 平和
 ツイッターで見かけて、私もあすは黄色のセーターを着ることにしました。

 

 
 現在、辺野古で座り込みをしているkuronekorokuさん(未知の方)がツイッターで呼びかけています。



 「何処にも戦争につながる基地はつくらせない!」
 黄色いものを身につけて意思表示!!

 黄色いハンカチをベランダなどに目立つように意思表示を!!



                                               
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証言ツアー  講演  シンポジウム

2010-04-18 | 催し物
 雪が融けてみれば、新緑の季節が始まっていました。

 また寒くなるかも・・と、気持も体も用心深くなっていて、新芽を見てもまだ信じられず・・・。



 「DAYS JAPAN」が届いて、あぁきょうは18日だ、と思い出しました。ときどき、きょうは何日、何曜日、と確認することがあります。そんな年頃ですから。

 このごろ、宅急便で届く雑誌やパンフが、透明な袋に入っていて、封を切らなくても表紙がわかります。

 「DAYS JAPAN」もそうで、この5月号の表紙は暗い印象です。キリンが横たわっている写真で、ひと目見て重い気分になりました。

 第6回DAYSフォトジャーナリズム大賞特大号 です。
 1位 ケニアの干ばつ
 ○コンゴのレイプ
 ○ガザの戦争
 ○クルドの女性器切除
 ○コンゴの内戦
 ○バングラデシュ採石の仕事
 ○アフガン人にとっての戦争

 上記は3位までの作品。審査員特別賞、パブリック・プライズ まで、すべて(多分)世界の戦争、貧困、差別などのリアルな写真です。
 写っているどの人の表情も、恐怖や痛み、苦しみなどでゆがみ、見ているのがつらくて、苦しい。

 写真といえば、ピース と言ってにっこり笑うポートレートが私たちの日常では 普通 ですが、世界にはそうではない人がいっぱいいるのだということを思い知らされます。



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 高遠菜穂子さんのブログから転載させていただきます。
 イラク・ファルージャでの米軍による虐殺の目撃者で人道支援活動家のワセック・ジャシムさんの証言ツアーです。

 高遠さんの「折りしも普天間基地の移設が議論を呼んでいますが、ファルージャへの攻撃での主力部隊は、沖縄で訓練を受け、出撃していった米海兵隊でした」という言葉が重い。




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「イラク最激戦地ファルージャからの証言—
    ワセック・ジャシムさん スピーキングツアー」
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 この度、イラク最激戦地であったファルージャ市から、
この街で行われた米軍による虐殺の目撃者で、人道支援活動家の
ワセック・ジャシムさんを招き、名古屋、東京、大阪、沖縄と
 緊急証言ツアーを行います。

 折りしも普天間基地の移設が論議を呼んでいますが、ファルー
ジャへの攻撃での主力部隊は、沖縄で訓練を受け、出撃していった
米海兵隊でした。

 特に2004年4月と11月に行われた、街を包囲しての無差別攻撃は、
イラク戦争の中でも最悪の虐殺とされています。女性や子どもも
含む約7000人が殺され、行方不明者は3000人。徹底的な破壊で
多くの人々が家族や家を失い、現在でも現地の治安は不安定なまま。
さらに最近では、同市での新生児の健康被害も激増を、中東の
テレビ局アルジャジーラや英BBC放送などが大きく取り上げ、
劣化ウラン弾等米軍が使用した兵器との関連性が疑われています。

 ワセックさんの証言は、当時の日本政府が支持した戦争の実態に
迫るものであり、イラク戦争や、日米同盟のあり方を検証する上で
極めて重要なものになると思われます。是非、お近くのイベントに
ご参加下さいませ。


☆ワセック・ジャシムさん緊急報告ツアー

【名古屋】
「自衛隊イラク派兵違憲判決2周年記念企画」
日時:4月17日(土) 13:30〜16:30
会場:愛知県産業労働センター(ういんく愛知)
   http://www.winc-aichi.jp/access/
【広島】
「イラク戦争なんだったの!? inヒロシマ」
日時:4月19日(月) 18:30〜20:30
会場:広島平和記念資料館(原爆資料館)地下会議室
問合先:NO DU ヒロシマ・プロジェクト
   <http://www.nodu-hiroshima.org/contact>
 
【東京】
「イラク戦争なんだったの!? in東京」
日時:4月22日(木) 18:30開場 19:00開始
場所:カタログハウス 本社ビルB2F セミナーホール
   (渋谷区代々木2−12−2 新宿駅南口より徒歩8分) 
   <http://www.jim-net.net/notice/catalog_house_map.htm>
主催:JIM−NET
協力:イラク戦争の検証を求めるネットワーク

【大阪】
「イラク戦争何だったの!? 市民検証集会」
日時:4月23日(金) 18:30〜20:30
会場:エルおおさか 6階 大会議室
   ※詳細は下記をご覧ください。
   <http://civil-society-forum.com/?p=17>

【沖縄】
「オキナワからファルージャの声を発信」
 ※4/24(土)〜26(月)予定。
  詳細は「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」
  ウェブサイト< http://isnn.tumblr.com/ >にて告知。

ワセック・ジャシムさんプロフィール:
1979年9月14日生まれ。アンバール大学教育学部英語学科卒。
2004年11月、2度目のファルージャ総攻撃直後、米軍が避難民に
遺体返還した時の様子を撮影し、国際社会に大きなインパクトを
与えた。また、「イラク再建青年グループ」のスタッフとして
人道支援活動にも尽力。現在は、ファルージャで中学校英語教師
とコンピュータースクールの講師を務める。


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 連絡先 イラク戦争の検証を求めるネットワーク
     < http://isnn.tumblr.com/>
 電 話 03-6228-0746
 メール regretiraqwar(あっとまーく)gmail.com
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       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




   沖縄に基地があるから平和なの??
        「抑止力」ってなに?


     4月24日(土)

       午後1時30分(開場)
       午後2時~4時30分

       杉並区立産業商工会館 3階ホール
          杉並区阿佐ヶ谷南3-2-19  Tel・03-3393-1501
            JR阿佐ヶ谷駅南口徒歩5分


       講師:前田 哲男 さん (沖縄大学客員教授・軍事評論家)

       「リアルな沖縄報告」:石山 栄一郎 さん (共同通信社・編集委員)


       資料代 800円


   主催:憲法ひろば・杉並




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 「すくらむ」からの転載です。




 「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク設立記念シンポジウム
 なくそう!子どもの貧困 子どもの貧困解決元年2010


 日時 2010年4月25日(日)    13:00~17:00(12:30開場)


 資料代 (可能な方より)1000円 学生無料


 場所 立教大学池袋キャンパス 8号館 8101教室    池袋駅西口より徒歩12分 http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/ikebukuro.html



 子どもの貧困をめぐる出版や報道が相次いだ2008年を「子どもの貧困再発見」の年とすれば、昨2009年は、『子どもの貧困白書』が刊行され、市民による子どもの貧困の根絶が宣言された年でした。そして何よりも昨年は、厚生労働省がはじめて相対的貧困率を発表し、子どもの貧困を政府が取り組むべき政策課題であることを公に明らかにした、この問題の解決にとって画期となる年でした。


 この4月からは、子ども手当の給付や高校授業料無償化が始まります。しかし、約300万人の子どもたちが貧困にさらされている今、子どもの貧困は、これらの政策だけで解決しうるものではありません。今私たちに求められているのは、子どもの貧困の実態とそれを生み出す社会のしくみを明らかにし、社会的共感をつちかいつつ、その解決のための政策を提起していくことです。


 私たちは今、子どもの貧困解決に向けた新しい一歩を踏み出そうとしています。


 子ども・保護者の声、思い、願いとともに、それぞれの現場や領域で、これまでに築いてきた取り組みとネットワークをもとに、子どもの貧困問題の包括的な解決に向けた本格的な取り組みを希望をもって始めるために、私たちはここに「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワークを設立します。


 相対的貧困率という一つの指標・数値だけでは見えてこない子どもの貧困の実相を、領域横断的な視座やひとりの人間の人生といった時間的継続的な視座からも明らかにする努力を重ねたいと思います。声をあげにくい子どもたちに寄り添い声を聴き、子どもたちを主人公に、子どもたちの暮らすそれぞれの地域から取り組みを始めていきましょう。間近となった参議院議員選挙は、私たちの意志を示す絶好のチャンスです。



 プログラム予定


 応援メッセージ:宇都宮健児/弁護士・日本弁護士連合会会長


 沖縄から・子どもの貧困とネットワークづくり:
  山内優子/元沖縄県中央児童相談所、沖縄大学講師


 それぞれの領域から語る子どもの貧困
  医療:平野朋美/公立病院ソーシャルワーカー
  保育:平松知子/名古屋・私立保育園園長
  学校教育:中嶋哲彦/名古屋大学
  社会的養護:渡井さゆり/NPO法人日向ぼっこ


 若者からの発言:
  フリースペースに通う若者の立場から、高校生・大学生の立場から


 ★参加申し込み・お問い合わせはこちらまで
     
     http://antichildpoverty.blog100.fc2.com/blog-entry-16.html



           国公一般ブログ「すくらむ」

              http://profile.ameba.jp/kokkoippan 



       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                
   
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ささやかな春

2010-04-11 | 草花・木
 家のなかにいると、暖かいのか寒いのかわからなくて、外へ出てみて あれ? などということになります。
 きょうは窓から外を見て、歩いている人の服装で判断しました。
 そして、コートを着ないで外へ出ました。正解。

 野鳥やアリたちが忙しそうでしたよ。



 9日に「文化のつどい」を終えましたが、まだ荷物の整理やチケットの整理が終わっていません。
 お礼の電話やメールを通して、皆さんの歓びを感じました。もちろん、苦言もあります。

 このような会話を通して、これからのつながりをつくっていきたい。




 6日の日に、少しだけ撮影散歩をしました。ちょっと今年は花が地味でした。



          

                  

          

          

          

          

          

          


 この日の夕陽・中野

          


 次の日の夕陽・私の部屋の窓から


          

  
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上映会   シンポジウム

2010-04-05 | 催し物
 せっかくの桜も、この曇り空ではぼんやりとしか目に映りません。

 あすは晴れそうですので、期待しましょう。



                              



 土井敏邦さんからいただいたメールをご紹介します。





       映画「“私”を生きる」

          ―完成記念上映会-



【映画「“私”を生きる」とは】



東京都の教育現場で、急激に“右傾化”が進んでいる。卒業式・入学式で「日の丸・君が代」が強制され、教師たちの言論は、厳しく統制されてきた。

その「教育の統制」の巨大な流れに独り毅然と抗い、“教育現場での自由と民主主義”を守るため、弾圧と闘いながら、“私”を貫く教師たちがいる。



 これは「教育」問題や「日の丸・君が代」問題を論じるドキュメンタリーではない。

日本社会の“右傾化”“戦前への回帰”に抵抗し、“自分が自分であり続ける”ために、凛として闘う、3人の教師たちの“生き様”の記録である。

                                       

      ―出演―


【根津公子】(中学校教員・家庭科)

 卒業式・入学式の「国歌斉唱」で不起立を続け、3年にわたり、「6ヵ月の停職処分」を受けてきた。

「『教員を続けるために起立しては』と言われるけど、私は『今の状態は危ない。上からの命令に黙って従うことは恐ろしい明日を創ってしまう』と子どもたちに身体ごと訴え、伝えていく責任があります。それが今一番必要な教育だと思っています」



【佐藤美和子】(小学校教員・音楽専科)

キリスト者として、天皇制につながる「君が代」伴奏を拒否し、何度も理不尽な異動を強いられてきた。

「辛いと感じる自分の存在に意味があると思えるようになりました。カナリヤが炭鉱の危険を知らせるように、強制がもたらす苦しみ、今の学校の危険、この国が進む方向の危険を知らせる役割を担うことができれば幸せだし、それが私の役目だと思えてきたんです」


【土肥信雄】(元三鷹高校校長)

 都教育委員会による学校現場への言論統制に、現職の校長として初めて公に異議を唱えた。

「教育がどんどん右傾化している。言論の自由がなくなったときに、戦前の日本に戻るのではないかという恐怖心があります。以前は不安でも言えなかったが、今言わなければ、あの時の一点になっていなければ後悔する、その後悔だけはしたくなかったんです」



      ―スタッフ―


【監督・撮影・編集】  土井敏邦

【編集協力】 森内康博(らくだスタジオ)

【デザイン】 野田雅也

【製作】     「“私”を生きる」制作実行委員会(代表・橋倉須美子)



【上映会のご案内】


【日時】 2010年4月11日(日) (開場)午後1時半 (開演)午後2時

【場所】 明治大学駿河台キャンパス リバティータワー(地下1F 1001教室)
    (JR中央線・総武線、東京メトロ丸の内線/「御茶ノ水」駅下車 徒歩3分)

       http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html


【参加費】 500円(会場費として)

      学生は無料



【共催】  「“私”を生きる」制作実行委員会 /現代史研究会


【連絡先】 (メール):doitoshikuni@mail.goo.ne.jp

     

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
土井敏邦 (DOI , Toshikuni)
URL : http://www.doi-toshikuni.net/           (コラム「日々の雑感」)

『ガザの悲劇は終わっていない』
          (岩波ブックレット/7月7日出版)

映画「沈黙を破る」
URL : http://www.cine.co.jp/chinmoku/
 
DVD発売 2010年3月5日から



                              



 「すくらむ」からの転載です。





      シンポジウム「貧困ビジネス被害を考える
               ~被害現場からの連続報告」



 貧困問題の深刻化が進むなか、生活困窮者をターゲットとしたいわゆる「貧困ビジネス」による被害の実態が明らかになりつつあり、マスコミ報道等によっても注目を集めています。とはいえ、その実態は多岐にわたり、貧困問題や消費者問題に取り組む弁護士の間でもその実態と問題点が十分に理解されているとはいい難く、また、その法的問題点と被害救済のノウハウの蓄積も現在進みつつあるものの、広く共有されているともいい難いのが実情です。


 そこで、「貧困ビジネス」の実態把握・救済活動の第一線に立つ弁護士・支援者らの経験・知識を共有化し、今後の法的問題点・被害救済方策等を検討するシンポジウムを開催します。



 日時 2010年4月12日(月)18:00~20:30(開場 17:30)


 場所 弁護士会館2階 講堂クレオA   (千代田区霞が関1-1-3
     地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線
     「霞ヶ関駅」B1-b出口直結)



 参加費等 参加無料
      (※事前申込は必須ではありませんが
       参加者数把握のため、できる限りお申し込みください)



 内容(予定)


 ◆基調報告 湯浅誠氏(反貧困ネットワーク事務局長)


 ◆「無料低額宿泊所」問題についての報告
   藤田孝典 氏(NPO法人ほっとポット代表理事)


 ◆「追い出し屋」問題被害についての報告
   増田尚弁護士(大阪弁護士会・全国追い出し屋対策会議代表幹事)


 ◆「派遣労働における搾取事例」についての報告
   船崎まみ弁護士(愛知県弁護士会・
        愛知県派遣村実行委員会委員)


 ◆被害救済方策等についての討議


 主催 日本弁護士連合会


 問合せ先 日本弁護士連合会 人権部人権第一課
 http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/100412.html



           国公一般ブログ

                http://ameblo.jp/kokkoippan/


                              


          




 
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さえないなぁ・・・

2010-04-04 | 暮らし
 どうしてなのか?

 私が、私のブログにコメントを書いて 投稿 したのに、私のところに届いていない。

 まっぴらさん にお返事のコメントを書いたのに届いていないのです。

 先日の、 音友・Tさん へのお返事もそうでした。
 仕方ないのでもう一度書き直して、やっと届きました。

 3月31日に gooメール がリニューアルしたので、その関係で不安定なのでしょうか?


 もしかして、どなたかコメントを下さったのに、私に届いていない、なんてことないでしょうか。

 もし、そんなことがあったら申し訳ありません。



 おととい、複合機の印刷機能が不能になってしまいました。

 さっそく修理の依頼をしました。

 3年ほど前にも同じことがあり、メーカーから届いた代替機と入れ替わりに私の複合機を修理に出したことがあります。

 ですからほとんど不都合はありませんでした。

 ところが今回は、この制度がなくなってしまいました。

 そうなのです。

 修理に出している間、電話もFaxもコピーもパソコンからのプリントアウトもできないのですuuuuuu!

 携帯電話がありますので、こちらからの連絡は大丈夫ですが、わが家に電話やFaxを下さるかたにはご迷惑をおかけしてしまいます。

 昨夜、幾人かのかたに、携帯電話への連絡をお願いする連絡をしました。

 いやあ、不便です。

 憂鬱です。




 さて、桜の花は、4月1日に無事、一度に、ほぼ六分咲きになり、翌2日には満開になりました。

 強風にも耐え、しっかりと咲いていてくれました。

 でも、きょうあたりは少し散っています。


 今年の桜は、いまひとつ華やかさが足りません。

 花の数が少し少ないのかもしれません。

 そういえば、コブシもちょっと寂しかったですね。

 花の数が少なかったし、わりと早く終わってしまいました。



 ・・・・・と、きょうはさえない中身となりました。

 おやすみなさい。
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