きょうは午後から、「安倍首相 辞任表明」でテレビは大騒ぎでした。
各党の代表質問の直前にこんなことをするなんて、安倍首相は無責任です。
夕方、ちょっと重い荷物を発送するために、宅配便の方に来てもらいました。
伝票を書いたり、印鑑を押したりして、さて外へ運び出そうとした時、夫が見ているテレビ番組「リアルタイム」の声がきこえてきました。
安倍さんのことです。
と、宅配便の男性が思いがけないことを言いました。
「安倍さんはやっぱり、おじいさんと同じことをするんですかね」
思わず 「え?」 です。
「岸首相は60年安保を通して辞めましたよね」
「はい」
「安倍さんもテロ特措法を通して辞めるんじゃないんですか」
「通しますか」
「衆議院は向こうのほうが多いですから。やっぱり、おじいさんと同じなんですね」
ちょっとびっくりしました。
高尾山の写真。
ケーブルカーの駅です。
茨城のNさんが、「日本の青空」上映会NEWS No.3 を送ってくださいました。
上映会で寄せられたアンケートが掲載されています。
Nさんの快諾を得ましたので、ここにご紹介します。
○高橋和也、加藤剛、藤谷美紀のひかえ目の演技が、映画を叙事的によくしてい
た。(30 代男5) ○何度見ても(といっても2回目ですが)新たな感動を味わ
える映画です。(40 代男9) ○わかりやすい内容でした。男女平等、戦争をし
ない憲法。この憲法を守ることに、私ができることがあるならば・・・・切願し
ます。(40 代女13) ○素晴らしかったです。一人の人間のもつ無限の可能性に
打たれました。自分にも勇気をもらいました。(50 代女16) ○鈴木安蔵さんの勇気に感動いたしました。(50 代女17) ○日本国憲法について読んでみたいと思いました。(50 代女23) ○国の本(もと)となる憲法への理想・理念を掲げて草案を作り、国民主権の国にするという情熱を燃やし続けてきた人々の存在を、映像を通して再認識できました。希望という一本の草はそう簡単には流され得ず。この映画を観たという記憶は流れに逆らい抗う力ともなり得る筈。(50 代女28) ○現憲法がGHQ主体で作られたものでなく、当時の憲法研究会案が下敷きとなったことに強い印象を受けました。「GHQの押し付け憲法」との論拠は、あまり意味をなさないと思いますね!!(60 代男51) ○①自由民権運動、大正デモクラシーの
スポットを入れる。②ホイットニー以下、憲法改正にたずさわったGHQのスタッフは法律家だったことを字幕で知らせる。③松本蒸治国務大臣の経歴を字幕で知らせる。(60代男66) ○憲法研究会が、日本は武力を持たないことの意思表示として憲法草案9条を空白にしておいたところ、当時の幣原首相等が起草して戦争放棄や戦力を保持しない条項、9条1項、2項を加えたことを初めて知りました。日本側(松本・白州)とGHQ側との間で行われた憲法草案検討交渉会のなかで、日本婦人の地位向上を願ってベアテ自らが起草した条項を、涙ながらに説明し、訴えたシーンには感動しました。(60 代男67) ○日本女性の平等を強く願って草案にしてくれた、日本で10年間育ったアメリカ人女性には涙が出た。(60 代女76) ○憲法を学んだ者として「押しつけ憲法」の呼び方には終始反対してきた。押しつけといえば、自衛隊など押しつけの最たるものである。鈴木安蔵を取り上げて映画化したことは、まことに時宜にかなったことと喜びにたえない。(70 代男89) ○リアルに描けていてよい。右からの「押しつけ憲法」論に十分反論できたと思う(70 代男92) ○少し理屈っぽいが『米国に押し付けられた』論に対して、目を開くだろう。治安維持法による弾圧は、この映画ではまだ少し理解できぬかと思う。若い人には補足する資料が必要。年配の婦人多く、大変いいこと。アンケート記入も熱心で、この手がかりは貴重なものです。(80 代男101) 註( )内の数字=回答に付した番号
<上映前トーク 鈴木伶子さんの話をきいて>
上品な語りで、お声もステキでした。(50 代男)○す~っと心に入るお話でた。ありがとうございます。(50 代女23)○もっと話していただきたかった。(50 代女24) ○冷静な口調ながら、緊迫感の当時を認識させるお話でした。(50 代女28)○御自分の経験に基づいた話で大変良かった。(50 代女35)○心が洗われるようないいお話でした。上品な語りで、お声もステキでした。(50 代男36)○大変印象深く拝聴いたしました。(60 代男51) ○民主主義とは何かがわかりました。(60 代女75)
過去を忘れる者は現在に盲目となり、未来も見えなくなる。過去と現在をつなぐ架け橋として、この映画に学び、普及に努力する必要を痛感する。 星野安三郎 (東京学芸大・立正大名誉教授)
日本国憲法は、先の大戦で命を失った全てのアジアの人々と日本人の血と肉でつくられたものです。それは、彼らの死が犬死にならないために生きている日本人ができるたったひとつのことでした。私たちは広島、長崎で、南方で、シベリアで、沖縄で、ここ日立で失われた多くの人々を二度殺すようなことは、とてもできません。(40代女 日立市民アンケートより)
こういう動きの一つひとつも、政治を動かしているのですよね。