さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

秋 まだ 浅く

2007-10-27 | 草花・木

 雨に加えて、風も少し出てきました。送電線がゴウゴウと唸っています。
 台風20号の影響でしょうか。

 どちらさまもお気をつけください。

 おとといの25日、撮影散歩をしました。

 葉の色は紅くなりつつありますが、まだ夏の名残も感じられ、“返り咲き”のつつじや夾竹桃なども見かけました。


             

 この花の名、一度覚えたのですが忘れました。
 葉っぱを指先でこするといい香りがします。ハーブです。


             

 ホトトギス。いまや盛りですね。


             

 こんなに青いドングリもありました。


             

 これは新芽なのか、蕾なのか。


             

 奥多摩秋明菊です。
 お隣の団地の清掃などをしている方たちが育てている、山野草の花壇にあります。


             

 紅葉の松? まさか!


 おまけの一枚。

             

 高尾山「かすみ台」近く。
 「たこ杉」。
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『琉球新報』2007.9.30  と  催しものの追加

2007-10-22 | 平和
 
 すごいです、この写真!

 見開きページのほぼ真ん中を横に、紙面の半分ほどを使って、沖縄の県民大会(9月29日)の会場を写真で見せてくれています。

 つまり、36面まである新聞の、1面と36面を バン! と見開きにするとこれなのです。

 多分、この写真です。

     http://ryukyushimpo.jp/news/page-171.html

 
 わずかですが、この集会にカンパしました。
 私なりにできることを、と思って。

 そうしたらきょう、お礼状と一緒に、9月30日付の『琉球新報』が届いたのです。

 36面のうち、1~5面、15~19面、34~36面がこの集会に関連する記事と写真です。

 署名用紙も入っていました。
 こちらです。

     http://susumerukai.web.fc2.com/

 もちろん、広めます。


               


 催しもののお知らせを追加します。


  これは、国民大集会と重なっていますが・・・。


 【転送大歓迎】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【緊急集会】    2007年10月28日(日)東京・星陵会館
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 ビルマ(ミャンマー)軍政と日本―日本外交を動かそう!
 ―長井さんの射殺から一ヶ月、在日ビルマ人と考える― 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 長井健司さんがビルマ(ミャンマー)で治安部隊により射殺されて一ヶ月。
この間、平和的な抗議デモに対する暴力的弾圧により、死者は200人をこえ
るという情報もあります。国連安保理は、ビルマ軍政に対する「強い遺憾」と
「対話」を求める議長声明を採択しました。にも関わらず、ビルマの軍事政権
による民主化活動家やデモ参加者の大量逮捕投獄は続いているのです。

 長井さんの死をきっかけに、ビルマの軍事政権に対する非難の声は日本中
にあふれました。国民も、マスコミも、政府も、軍事政権の暴挙に驚き、その
本質を垣間見たためです。同時に、私たちが軍政下のビルマで何が起きて
きたのか十分に関心を払ってこなかったことに改めて気づかされました。

 残念なことに19年前に全国的な民主化運動を武力弾圧して政権を握った
軍事政権の本質は、何ら変わっていないのです。自国民に対し突然に銃口を
向けたわけではないのです。タイ領内に逃げ出した少数民族の難民は、19年間
で2万人弱から15万人に増えました。民主化運動の指導者であるアウンサン
スーチーさんの自宅軟禁は合わせて12年をこえています。

 この間、日本政府はアメリカ政府やEUのような「制裁」をせずに、「関与」
政策で軍事政権にフレンドリーな外交政策をとってきました。民主化を求める
多くのビルマ人の願いに反し、不透明なODAも供与してきました。国民の
人権を奪い、経済的な困窮を国民に強いる政府に対する日本の外交政策は
長らく人権団体から批判されてきました。

 日本でも母国の民主化を求め多くの在日ビルマ人が活動してきましたが、
日本政府のあいまいで軍政にフレンドリーな態度に度々裏切られてきたと
いう不満があふれています。いまこそ、ビルマ人の憤りと真剣に向き合い、
私たちはビルマの民主化に何ができるのかを考え、また何をしてはいけない
のかをビルマ人と共に考える機会だと考えます。

 長井さんと数多くのビルマ人の死を無駄にしないために、みなさんの力で
日本の外交を動かしましょう。

**************************************************************

■日 時: 2007年10月28日(日)

■時 間: 午後2時~午後4時40分 (午後1時30分開場)

■入場料: 500円 (事前申込み不要・当日先着順)

■場所:星陵会館 ホール(400名)
http://www.seiryokai.org/kaikan.html〒100-0014 東京都千代田区永田町 2-16-2
●アクセス:
地下鉄有楽町線、半蔵門線、南北線:永田町駅6番出口徒歩3分
地下鉄千代田線:国会議事堂前駅5番出口 徒歩5分
地下鉄南北線:溜池山王駅(国会議事堂前駅)5番出口徒歩5分
地下鉄銀座線、丸の内線:赤坂見附駅徒歩7分

■共催:
ビルマ市民フォーラム
ビルマ民主化共同行動実行委員会(JAC)
アムネスティ・インターナショナル日本
アーユス仏教国際協力ネットワーク

■後援:アジア人権基金(他の団体にも呼びかけ中)

■賛同団体:
日本ビルマ救援センター
ピースボート
日本消費者連盟
アジア女性資料センター
サラワク・キャンペーン委員会(SCC)
他(賛同受付中)

*********************************************************
【プログラム(予定)】
※司会進行 田辺寿夫氏(フリージャーナリスト、PFB運営委員)

●射殺された長井さんと多くのビルマ人の冥福を祈る追悼
 (ビルマ僧と日本の僧侶による読経)

●山路徹APF代表のメッセージ
(ビルマ民主化運動への応援メッセージ)
 
●ビデオ上映
 (今回の僧侶たちのデモ行進や治安部隊による武力弾圧の模様、
 軍事政権下の様々な人権侵害の事例やアウンサンスーチー氏の
 映像など)

●在日ビルマ人民主化活動家の証言
 政治囚に対する拷問、少数民族への迫害、
 日本の入国管理局での非人道的扱いなどの体験談
 
●根本 敬氏(上智大学外国語学部教授)によるビルマ問題解説
 
●共催団体、個人からのメッセージ

●緊急集会・共同声明の採択

※内容の一部が変更になる場合があります。ご了承ください。

*********************************************************
【団体・個人賛同のお願い】

「日本外交を動かそう!」集会へみなさまのご支援をお願いいたします!

ご賛同いただける場合は、以下、「賛同書」に必要事項をご記入の上、
PFB事務局(pfb@xsj.biglobe.ne.jp)までご連絡ください。

当日の配布資料にお名前を掲載させていただく予定です。
お名前の掲載を希望されない方は「不可」とご明記ください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●賛 同 書
-------------------------------------------------
□お名前(肩書)・団体:
□代表者:
□連絡先(住所):
□集会当日配布資料へのお名前の掲載:  可 / 不可
□賛同金:
団体一口 3,000円=   口
個人一口 1,000円=   口
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●振込先:

郵便口座:00110-6-729698
加入者名:ビルマ市民フォーラム

 ※通信欄に「集会賛同金」とご明記ください
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

☆★☆★☆☆★☆★☆☆★☆★☆☆★☆★☆☆★☆★☆☆★☆★☆
<アウンサンスーチーさんのことば>

「ビルマの民主化勢力に対する弾圧が新たに熾烈をきわめているこの困難な
時期において、私たちは世界中の友人たちが、ビルマ国民との連帯を
身をもって示してくれるのを期待しています。」
(ビルマ市民フォーラム設立によせて)

「日本政府がビルマを援助する時、彼らはビルマ政府ではなく、ビルマ
国民のことを考えなくてはならない、ということを重ねて申し上げたい。」
(京都精華大学創立30周年事業「自由へのメッセージ」)

☆★☆★☆☆★☆★☆☆★☆★☆☆★☆★☆☆★☆★☆☆★☆★☆

集会の問合せはビルマ市民フォーラム・事務局(宮澤)までお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ◇ ビルマ市民フォーラム事務局 ◇ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〒160-0004 
東京都新宿区四谷一丁目18番地6 四谷1丁目ウエストビル4階  
いずみ橋法律事務所内 
電話03-5312-4817(直)/ FAX:03―5312-4543
E-mail: pfb@xsj.biglobe.ne.jp
ホームページ: http://www1.jca.apc.org/pfb/index.htm━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



  仲築間卓蔵さんのブログにありました。


 マスコミ関連九条の会は次のような勉強会をやります。

 いまなぜ日本軍「慰安婦」問題なのか
  11月10日(土)13時30分から
  場所は東京堂書店(神田・神保町)6階

  講師は「日本の戦争責任資料センター」の研究事務局長で関東学院大学教授
  の林 博史さんです

  事前申し込みです
 
 報道現場の人がきてくれればいいのですが そうはいかないでしょうね。
 林教授の話を聞いた一人ひとりが 発信者になってくれればいいな というのが
 この催しの趣旨です。

追伸 今後の予定をお知らせしておきましょう
   12月14日 「忠臣蔵」と九条 です



             高尾山の写真 ─ 「かすみ台」より

              
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催しもの 三つ

2007-10-19 | 催し物
             

             高尾山の写真 ─ 「かすみ台」
                (2005.9.13)


 10月ももうじき終りです。

 そろそろ、来年の手帳を、と思い始めています。

 時の流れの速さを嘆いている場合ではありませんね。
 きょうは、催しものをご紹介します。



【転送転載歓迎】   

<豊田直巳写真展・講演会のご案内>

「悲しみに満ちたイラクを歩き続けている湾岸戦争、経済制裁、イラク戦争。
破壊され、硝煙が漂い、血が流された大地。
劣化ウランに汚染され、暴力が支配する。
人々は傷つき、苦しみ、恐怖に怯えていた。
子どもたちは白血病や癌で『殺され』ゆく。
しかし、そこには私たちと変わらぬ夢や希望もあった。
そんな、写真の中の子どもたちと『出会って』欲しい。」

(豊田直巳さんからのメッセージ)


■日時/会場

【写真展】「戦火の子どもたち」

日時:10月23日(火)~28日(日)
    09:00~19:00(最終日は17:00まで)

会場:福岡市健康づくりセンター「あいれふ」1階コミュニティプラザ
福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号 電話092-751-7778(少年科学文化会館の隣)
・地下鉄 赤坂駅下車、3番出口より徒歩4分。      
・西鉄バスで
「長浜2丁目」バス停より徒歩約1分
「法務局前」バス停より徒歩約3分
「赤坂門」バス停より徒歩約4分

交通アクセス地図 
http://www.kenkou-fukuoka.or.jp/airef/access/access.htm
※お車でお越しの場合、駐車場はございますが有料です。

入場無料(会場に自由カンパ箱を設置しています。)


【講演会】
豊田直巳スライド・トーク 「戦火の子どもたちと日本」
賛助出演 オカリナ・山口裕之 ゴスペル歌手ソプラノ・建山理沙

日時:10月27日(土) 午後2時から4時半
会場:本願寺福岡会館・3階
  福岡市中央区黒門3-2 電話092-771-9081
  地下鉄 唐人町(とうじんまち)下車、6番出口より徒歩5分。
   地図 http://eznavi.auone.jp/map/AuOneMapTop.act
参加費:当日大人1000円、前売り700円、大学高校生500円

■主催:豊田直巳写真展・講演会実行委員会(代表:石村善治)
 連絡先:092-621-6211(青柳行信)
 E-mail y-aoyagi@r8.dion.ne.jp

■豊田写真展 後援 
福岡県/福岡県教育委員会/福岡市/福岡市教育委員会/九州朝日放送/TVQ九州放送/毎日新聞社/読売新聞西武本社/RKB毎日放送/TNCテレビ西日本/FBS福岡放送/西日本新聞社/朝日新聞社/福岡県教職員組合/福岡市教職員組合

■豊田写真展・講演会 協賛
核・ウラン兵器廃絶キャンペーン福岡/ We Love 9条市民ネットワーク/JCJ(日本ジャーナリスト会議)福岡支部/ 沖縄とむすぶ市民行動・福岡/NGO「人権・正義と平和連帯フォーラム/ PP21ふくおか自由学校/念仏者九条の会・福岡/ たんぽぽとりで/戦争への道に反対する真宗者の会/カトリック福岡正義と平和協議会/ 明日のアジアにかける橋・九州/子どもを戦場に送らない!9条の会・ふくおか/ 婦人民主クラブ全国協議会福岡支部/くまのみの会 /日本聖公会九州教区宣教区/日本キリスト教婦人矯風会福岡支部/福岡地方バブテスト連合社会委員会/アムネスティ・インターナショナル福岡グループ /核戦争防止福岡県医師・歯科医師の会/日本基督教団九州教区福岡地区社会部/福岡県民主医療機関連合会/福岡YWCA 9条の会/福岡県保険医協会/非核の政府を求める福岡県の会/福岡市原爆被害者の会/福岡県原爆被害者団体協議会/九条の会・城南/田島九条の会/長住九条の会/六本松9条の会

■カンパのお願い

『戦火の子どもたち』豊田直巳福岡写真展 は入場無料で協賛カンパだけが何よりの頼りです。どうぞ御協力下さい。
協賛カンパ(個人:一口1000円より、何口でも。 団体:任意)

カンパ郵便振込口座名 豊田直巳「戦火の子どもたち」
口座番号 01760-1-134363  
   
*その際、名前の公表の「可」・「否」を記入して下さい。
*ご遠方、ご都合で参加出来ない方も協賛カンパいただければ幸いです。

**チラシ配布、ポスター掲示、マスコミ向け広報、口コミ、その他宣伝・広報にご協力ください。
**本写真展の開催期間中、会場で搬入・展示・受付・会場係などのスタッフをしてくださるボランティアを募集しています。 

■豊田直巳<とよだなおみ>プロフィール
フォトジャーナリスト
1956年 静岡県生まれ。平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞受賞(2003年)、日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員

豊田直巳公式ホームページ
『境界線の記憶』
http://www.ne.jp/asahi/n/toyoda/
『写真展を広げる会』公式ブログ
http://senka-kodomotachi.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_9201.html


     (以上、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会メールマガジンより)





10・28国民大集会   
   許すな!憲法改悪・消費税増税
   
   守れ!いのちとくらし・雇用


 10月28日(日)午前11時開会

 東京江東区・亀戸中央公園

  文化行事、国民大集会、集会終了後デモ行進

 主催:実行委員会
 問い合わせ:TEL 03-5842-5611
         FAX 03-5842-5620



「Peace Night 9 (ピースナイトナイン) 
 ~集まれ9児たち☆灯せ平和の光~」 

 11月16日(金)午後6時開場

 東京新宿区・早稲田大学15号館 101,401,402号室

 講演:加藤周一(評論家・作家・「九条の会」呼びかけ人)
 音楽ステージ
 各大学「九条の会」の取り組み紹介、メッセージ紹介

 主催:実行委員会
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長井健司さん ビルマ(ミャンマー)

2007-10-12 | 平和
 
 9月27日、ビルマ(ミャンマー)で取材中のジャーナリスト・長井健司さんが、治安部隊の兵士に射殺されたことは、大きな衝撃でした。

 そして、イラクの時もそうであったように、今度もまたビルマのことを何も知らず、関心も持っていなかった私というものに気がつきました。

 知らないなら、知る努力を。



 かつてビルマを取材して国外追放処分になったことのある、フォトジャーナリスト・山本宗補さんのホームページを読む。

 10月3日、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会主催の緊急集会「ミャンマー(ビルマ)情勢緊急集会~これまで何が起きてきたのか」に参加。



 こうした中で、私にとっては複雑と思える歴史や、「ビルマの民主化の足を引っ張」ってきた日本政府のしてきたことを知りました。

 まだまだ人に話すほどの力は持てませんが、こうしてブログで「こんなことがあった」というご報告だけは出来るようになりました。


 いまも、仰向けに倒れた長井さんが、ビデオカメラを握った右手を突き出している映像が、頭から離れません。





【転送・転載歓迎】

プレスリリース

「抗議声明」
「10月3日(水) ミャンマー(ビルマ)情勢緊急集会のご案内」

http://www.jvja.net/

 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)は、軍事政権下にあるビルマ(ミャンマー)の旧首都ヤンゴンで、9月27日の一般市民らによる平和的な反政府デモの取材中、治安部隊の兵士により銃で至近距離から狙い撃ちされ、殺害された日本人ジャーナリストの長井健司氏の死に対し、ビルマ(ミャンマー)の軍事政権に強く抗議をするものである。

 長井氏が殺害される瞬間の映像から、治安部隊が取材中である長井氏を射殺した経緯が明らかであり、「長井氏が観光ビザで入国しデモを取材中に巻き込まれたために死亡した」という国営テレビによる報道は、自由な報道を全く許さずに政府の広報機関としての機能を担う国営メディアを使い、当局が殺害の責任と国際社会からの非難を回避しようとする意志が読みとれる。こうした当局の報道に対しても抗議するものである。

 軍事政権及び当局は速やかに長井氏のご遺族に謝罪するべきである。また、平和的な反政府デモに対する武力弾圧という蛮行を速やかに止め、撮影機材の押収や、ジャーナリストに対する脅迫と暴行、身柄の拘束など、事実を取材し報道しようとする内外のジャーナリスト及び報道機関の権利を踏みにじる一切の行為を止めるべきである。

 また、8月以来ビルマ(ミャンマー)各地で行われてきた反政府抗議行動に対しての軍事政権による暴力的鎮圧と武力行使は、辺境地域の少数民族に銃口を向け、数十年来にわたり政府軍が無数の自国民を殺戮してきた軍事政権の一貫した方針を証明したにすぎない。

 この間、国連をはじめとする国際社会が軍事政権に対して毅然とした外交姿勢をとっているにも関わらず、長井氏殺害事件が起きる直前まで、事態を静観し発言を控えてきた日本政府の人権を軽視した、あいまいで軍事政権に対し寛容と思える外交姿勢に強い疑念を覚えるものであることも付記しておきたい。

日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)
2007年9月30日

  
     (以下は、終了した分です ── 管理者)   


 なお、JVJAは以下の要綱で、緊急集会を開催します。


「ミャンマー(ビルマ)情勢緊急集会 ~ これまで何が起きてきたのか」

■10月3日(水曜日)
開場 午後6時30分 開会 6時45分~8時30分

■明治大学リバティータワー 1114教室
JR御茶ノ水駅下車 徒歩3分
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html


■定員 130名限定 当日受付のみ・先着順 
※満員になり次第、受付・入場を終了します。会場収容人員の都合上、あらかじめご了承ください

■参加費 1000円

■連絡先 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会事務局
     TEL 090-6101-6113 E-mail office@jvja.net



(報告者)

・山本宗補(フォトジャーナリスト)
・吉田敏浩(フリージャーナリスト)
・根本敬(上智大学教授、ビルマ近・現代史専門)
・ポーンミントゥン(在日ビルマ人活動家)

※APF通信社より長井健司氏の関連映像を提供(5分程度)予定。
報告者・発言者は事情により変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。


(報告者プロフィール)

山本 宗補 (やまもと むねすけ)

 1953年、長野県生まれ。アジアを主なフィールドとするフォトジャーナリスト。1985年からフィリピン取材、1988年よりビルマ(ミャンマー)の少数民族問題、民主化闘争の取材開始。1998年、アウンサンスーチー氏のインタビュー直後、秘密警察に身柄を拘束され、国外追放となる。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)会員、「ビルマ市民フォーラム」運営委員。
 著書に「ビルマの子どもたち」(第三書館)、「ビルマの大いなる幻影 解放を求めるカレン族とスーチー民主化のゆくえ」(社会評論社)、「また、あした 日本列島老いの風景」(アートン)、「世界の戦場から フィリピン 最底辺を生きる」(岩波書店)など。共著に「フォトジャーナリスト13人の眼」(集英社新書 2005 年)などがある。現在、国内各地で「老いの風景」、「戦争の記憶」をテーマに取材を続ける。
http://homepage2.nifty.com/munesuke/



吉田 敏浩 (よしだ としひろ)

 1957年大分県出身。77年にビルマ・シャン州の解放区を訪ねて以来、ビルマ、タイ、アフガニスタン、インド、バングラデシュなど、アジアの諸民族の世界を訪ねる。1985年3月から88年10月まで、ビルマ北部のカチン州とシャン州へ3年7ヶ月に及ぶ長期取材。その記録をテレビ番組「回想のジャングル」(NHKスペシャル)にて発表。また同記録をまとめた「森の回廊」(NHK出版)で第27回大宅壮一ノンフィクション賞(96年)を受賞。
 その他の著書に、『宇宙樹の森』(現代書館)、『北ビルマ、いのちの根をたずねて』(めこん)、『生命の森の人びと』(理論社)、『夫婦が死と向きあうとき』(文芸文庫)、『ルポ戦争協力拒否』(岩波新書)、『反空爆の思想』(NHKブックス)など、共著に『世界の民・光と影』(明石書店)などがある。
http://asiapress.org/api/03memb/yoshida/yosd.htm


根本 敬 (ねもと けい)

 1957年、米国ワシントンD.C.生まれ。上智大学教授、専門はビルマ近?現代史。62年から64年まで、ビルマの首都ラングーンで生活を送る。85-87年の2年間、かつての民族運動関係者や抗日農民ゲリラ参加者から精力的に聞き取り調査を行う。現在はビルマ近現代史におけるナショナリズムの形成と展開をテーマとし、ビルマという一国の枠を超えた地域的な比較研究や、幅広い角度からの歴史研究をおこなう。
 著書に『アウン・サン―封印された独立ビルマの夢 現代アジアの肖像』(岩波書店)、共著に『ビルマ軍事政権とアウンサンスーチー』(角川書店)、『ビルマ (暮らしがわかるアジア読本) 』(河出書房新社)などがある。


ポーンミントゥン

 1969年、ビルマの首都ヤンゴン生まれ。アウンサンスーチー氏のボディガードを務め、秘密警察に逮捕され91年から95年までインセイン刑務所に投獄された。釈放後に来日し、在日ビルマ人の活動家として民主化運動を継続している。投獄中の拷問経験を元に、AAPP(ビルマ政治囚支援協会)日本支部代表として活動し、ABFSU(ビルマ学生連盟)日本支部代表を務める。


APF通信社

 92年設立(代表・山路徹)長井健司さんの契約社。
http://www.apfnews.com/
    



          山本宗補さんのホームページ

               http://homepage2.nifty.com/munesuke/

              

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ベアテ・シロタ・ゴードンさん

2007-10-07 | 平和
               
 清瀬市のKさん、Tさんのおさそいで、清瀬市男女共同参画センター主催「講演と対談 ベアテの夢みた男女平等~憲法24条にたずさわって~」に、昨10月6日行ってきました。


 ベアテさんはニューヨーク在住で、現在、アジア(もちろん日本も)、欧米の文化交流をすすめていらっしゃいます。

 今年、84歳です!

 ですが! なんと素敵な方なのでしょう。

 ひと目見るなり「ベアテさ~ん」と声をかけたくなるほど、ふんわりとかわいらしい、包みこまれるような空気をお持ちです。

 そしてそれは、きちんとした自己、理性・知性があってこそのもののように感じました。

 
 ベアテさんについては、青年劇場公演「真珠の首飾り(ジェームス三木作)」や、映画「ベアテの贈りもの」で少し知っていました。

 今年公開された映画「日本の青空」では、日本国憲法に女性の権利を守る条項を入れるよう、泣かんばかりにして主張する場面に胸がいっぱいになり、もしベアテさんがいなかったらどうなっていたのだろうかと、思ったりしました。

 
 きちんと、わかりやすい日本語で(なんとベアテさんは22歳の時すでに6ヶ国語に通じていました。5歳のとき初めて日本に来られ、たった5ヶ月で(だったと思います)日本語がわかるようになったそうです。)時間いっぱい話してくださいました。


 帰りに、ベアテさんのサインの入った著書を購入しましたので、目次をご紹介します。


             


 章の中の小見出し(というのでしょうか)は、私の勝手なピックアップです。


   第1章 「女性の権利」を書いた頃
       憲法草案にたずさわった人びと

   第2章 憲法は戦争が生んだ真珠
       モデル草案作成の舞台裏
       草案検討の日米会議
       天皇条項に固執した日本
       戦争放棄「九条」をめぐって

   第3章 パンドラの箱を開けてはいけない
       政府を監視し、憲法を生かす
       忌まわしい記憶─愛国心
       教育と子どもたち
       歴史の歪曲を許さない

   第4章 戦争の現実─九条と自衛隊
       真実を語り継ぐ勇気
       「九条」はガンジーの非暴力主義
       イラク戦争と自衛隊派遣
       自衛権とは
       架空の戦争の脅しに乗ってはいけない
       戦後再軍備への道
       時代閉塞と若者たち

   第5章 日本女性は幸せになったか
       男女同権を追いやる人たち  
       二一世紀の「家族」、そして「家庭」
       日本の少子化は止められるか
       女性たちよ、引きこもってはいけない
       自立した女性であるために

   第6章 平和のため世界をアートで結ぶ
       アートは国際間の相互理解を深める


 
 ベアテさんは言います。


 19世紀からの日本の進歩的な人びとが望んでいたことが、この憲法につながっている。

 この憲法は、世界の憲法から学んだ、世界で最もすぐれた憲法。歴史の叡智を集めたもの。



 
          『ベアテと語る「女性の幸福」と憲法』 (晶文社)
 
               http://www.shobunsha.co.jp//wadai4.html             
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