さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

安倍流「美しい国」は いやです

2007-05-28 | 平和
 松岡農水大臣が自殺しました。

 どのような人であれ、その死を悼む心を私は持っています。

 けれど、いま(16:38)現在の時点で詳しいことはわかりませんが、いろいろ疑惑のある現職の閣僚が自殺したとなれば、悼む気持とは別の思いがふくらみます。

 真相を明かさず自殺するなんて、それはないでしょ。

 “男らしく”何も言わずに自殺するのが“美しい死”とでも言うのでしょうか。

 (真相を明らかにしているのかどうか、いまはわからずに書いています。)


          ''''''''''''' '''''''''''''

 きょう、何人かの友人に手紙を出しました。


 与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」の詩や、石井百代の短歌「徴兵は 命かけても阻むべし 母・祖母・おみな 牢に満つるとも」が、歴史上のことではなく、いま現在のせっぱつまったこととして思い返されるとは!

 事故が増え、大人も子どもも他人や自分を傷つけ命を奪い、自殺者の数が年間三万人を超える(ちなみにこれは、交通事故による死亡者よりも多いとか)など、まったく異常な いま です。
 私は、「人心の乱れは為政者に因るところが大きい」と思っています。
 
 私の体験したあの戦争の時代へ逆戻りすることが「美しい国」になることなどという人に、為政者としていつづけてほしくありません。    
 憲法は私の宝、そして今や世界の宝です。変えてほしくありません。
  
 あとにつづく子どもたちが希望を持って生きていけるよう、歩を前に進めていきたいと思います。


 6月13日にある催しもののおさそいの手紙です。

対談   :   田村智子・大澤豊
演奏   :   薗田憲一とデキシーキングス
たいこもち芸: 悠玄亭玉八
歌    :   橋本のぶよ
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『パッチギ! LOVE&PEACE』 のつもりが・・・・ 

2007-05-25 | 映画・ドラマ
 きのう(5月24日)はちょっと贅沢をして、友人Kさんの朗読会の前に映画を1本。

 
 「『パッチギ』12時50分、シルバー1枚です。」

 「はい、11階6番シアターになります。
 お席はどの辺りがよろしいですか?」

 「少し後ろのほうの中央をお願いします。」

 「それではKの19番がよろしいと思います。」


 プログラムを買って、チラチラッと捲ってちょうど時間。

 コマーシャルの間もプログラムにざっと目を通して。

 やがてカーテンが両サイドに大きく開かれ、東宝のマークが映る。(「ん?東宝だったっけ」?)
 いよいよ『パッチギ』。


 なんか雰囲気ちがうなぁ・・・・。

 ん?もしかして・・・・。

 暗いなかでチケットの半券を目を細めて(気持ち的には大きく開いて)見る。


 え”ー!
 『眉山』だあ!
 スクリーンにも『眉山』て!

 わわわわ・・・・


 ・・・・いまさら仕方がない、と諦めました。
 ほかに仕様がないし。

 まあ、『眉山』も評は悪くなかったし。

 さだまさし の原作だし。

 観ているうちに、宮本信子の演技に打たれ、圧倒されて。

 献体するとき、医大生にメッセージを贈ることなど、知らなかったこともわかり、徳島の情景や阿波踊りの壮大さも堪能できました。

 人の心を、それとなく思いやる大切さは、さだまさし らしく、いい映画ではありました。


 だけど、だけど、『パッチギ! LOVE&PEACE』を観たかった~~~!

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被爆者の声をうけつぐ映画祭

2007-05-19 | 催し物
 日本には、被爆を題材にした映画が150本以上あるそうです。

 被爆された方達は高齢になりました。

 この非人間的な兵器の実態を撮り続けてきた日本の映画人の努力を、若い世代が引きつぐことが大事になっています。

 私たちもこのような映画を、観ているようで観ていないのが現実でしょう。

 原爆被爆の映画が19本も上映される映画祭は、日本で初めてだということです。

 なかでも、6月3日夜の部に上映される記録映画「広島長崎における原子爆弾の影響」は、敗戦直後の米軍占領下で撮影したものでしたが、完成後アメリカに持ち去られ、長い間日本で公開されなかったそうで、いまもなかなか観る機会がないようです。

 映画祭は6月2日(土)~9日(土)、明治大学リバティタワー内でおこなわれます。


主催 
 明治大学軍縮平和研究所 
   http://www.gunsyuku.org/

 被爆者の声をうけつぐ映画祭実行委員会
   http://eigasai.exblog.jp/

問い合わせ先
 共同映画(株)    TEL 03-3463-8245
 独立映画センター  TEL 03-5827-2641 

プログラムと日程
   http://eigasai.exblog.jp/i3

料金とチケット入手方法
   http://eigasai.exblog.jp/i9

映画祭の会場
   http://eigasai.exblog.jp/i8

 
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5・20 全国青年大集会  など

2007-05-13 | 催し物
 私は青年が大好きです。

 青年というのは、まぶしいほどの魅力にあふれています。

 それが、いまの時代、その力をすこやかに伸ばすことができない。

 でも、このままでいるわけがない。

 青年の皆さん、一緒に頑張ろうね!

          
          """""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""

 ひどい働かされ方をしている若者、低い収入で将来に希望がもてない若者が集まり、その打開をもとめて、社会に大きくアピールする集会です。実行委員会がとりくむ「ネットカフェ調査」や「最賃体験」などをマスメディアが、相次いでとりあげ、ごらんになったのではないでしょうか。(チラシより)

 1千人の青年が東京・渋谷区の宮下公園に集まり、「私たちはモノじゃない」「青年を使い捨てにする社会に未来はない」と初めて声をあげたのは03年でした。
 それから4年。青年自身を含めて多くの人が、“個人的な問題”“自己責任”と思っていた雇用問題を、日本社会全体の大問題にした力の一つは、間違いなくこの全国青年集会です。(民青同盟・清沢達也副委員長)(「しんぶん赤旗」より)


  5・20 全国青年大集会
   東京・明治公園

 12:00  「最低賃金生活体験」「アルバイトの労働相談」「派遣・請負から直接雇用へ」など11の分科会

 13:20  正社員化を実現した徳島光洋シーリング、アルバイトの未払い残業代を支払わせた牛丼「すき家」など、全国の運動の交流

 15:00  集会後渋谷にむけアピールウォーク


     実行委員会のブログ

        http://blogs.yahoo.co.jp/seinen_koyou_syukai



          """""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""

 あと二つ、催し物をご紹介します。

          """""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""

     国民学校一年生の会 第28回・勉強会
       「従軍慰安婦」問題
       話す人:吉川春子さん(参議院議員)

  ●と き:2007年5月19日(土)13:30~16:30
  ●ところ:新宿農協会館 会議室
  ●参加費:1000円(学生・青年500円)

          """""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""

  長編ドキュメンタリー映画  ひめゆり           監督 柴田昌平

   13年間にわたって撮り続けた証言。
   沖縄ひめゆり学徒の生存者22人。
   未だ一切を語れぬ元学徒もいる。 
                 (チラシより)

2007年5月26日(土)よりロードショー
          ポレポレ東中野
            http://www.mmjp.or.jp/pole2/

私の一生のお願いです。「ひめゆり」を観てください。
出来れば世界中の人に観てほしいのです。次の世代に伝えてほしい、
現実を感じてほしい。心がここに詰まっているからです。
「ひめゆり」の中で話してくれた方々に心からお礼を言わせてください。
「本当にありがとう」その想いを胸に僕も生きて行きます。感謝。
────────────宮本亜門(演出家)
                      (チラシより)


     映画「ひめゆり」を観る会(プロダクション・エイシア内)
          http://www.himeyuri.info/

     
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嵐の前

2007-05-11 | 草花・木
 野草たちのお花畑をご紹介します。
 きのう、撮りました。


             

             

             

             


 年に3回ほど ガーガー と刈り取られてしまいますが、ちゃんと花を咲かせます。

 きのうは、雷注意報が出ていて、嵐の前の風が、時には突風となって花たちの上を駆け抜けていました。

 落ち着かない気分で被写体を探していたら、うわっ、 カミナリ!

 ちょっと待って、ちょっと待って、この桜の実を撮っておきたいの。
 雨降らさないで。

             

 色づいてきました。


 駅に無事に着いて、会議の場へ。
 けっこう大きな行事を続けて行うので、4時間近く話しあいました。



 きょうの「しんぶん赤旗」1面に

 東京・日比谷野外音楽堂で「国民主権破壊の改憲手続き法阻止」を掲げる中央決起集会が開かれました。「守ろう私たちの憲法」の横断幕などを手に二千人がどしゃぶりの雨の中会場をうめました。

という記事がありました。

 ああ、どしゃぶりだったんだ!

 合羽を着ている人、傘をさしている人、傘をさしている人に身を寄せる人たちの列。怒りと決意のこもった写真です。
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5・3 銀座パレードの あと

2007-05-06 | 平和
 東京駅まで来たのだからと、Tさんの見事な案内で、こんなところを見学。


             

             


             

             「ゲルニカ」のレプリカ。


 この日は何かのイベントの準備中で、つい立などがあり全景は撮れませんでした。

 つづいて新丸ビルの前を通り過ぎ、(中に入るには行列をしなければならない)、丸ビルの中や東京駅地下街を、喫茶店を探すためにあちこち歩き回りました。(どこも満員!)

 パレードよりもこちらのほうがうんと歩いた感じです。
 階段の上り下りもあったし。

 やっと落ち着けたお店(ここへ来るまでお昼前からずっと飲まず食わず)で、5人のジージとバーバはしゃべりっぱなし。
 元気、元気。

 だけど、日比谷公園でコンクリートの上にじっと腰掛けていた後遺症で、いまなお、お尻が痛い。

 やっぱりバーバだぁ。
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5月3日 憲法記念日

2007-05-03 | 平和

 日比谷で落ち合って 銀座を歩きました。

 「5・3 憲法集会」です。


 12時頃、日比谷公会堂付近はもう、中に入る人の列がぐるぐるとつづいていました。

 知人や知っている団体の旗をキョロキョロ探しまわり、先ず出合った書家のOさんの隣に腰をおろしました。

 そこへ「やあ、しばらく」と詩人のTさんが現れました。
 Tさんがカバンから取り出したのが「国民学校一年生の会」の旗。

 私の知っている団体の旗が見当たらないので、「会」の旗の下、きょうは共に行動することにしました。

 やがて公会堂の中では集会が始まり、私たちは外で、オーロラビジョンから洩れきこえる音声(あまりききとれない)に時おり耳を傾けながら、情報交換。

 その間も、久しぶりで会う何人かの友人と言葉を交わしました。

 そして、浅尾大輔さんとついに対面したのです!


 やがてパレード。

 ほぼ1時間をかけて常盤橋公園まで歩きました。

 歩道を歩いていたり、立ち止まってこちらを見ている方々へ、私も列を離れて歩道を歩きながらビラを手渡しました。

 そしてやっと解散地点です。
 そこでやおら思い出したのは──。


 カメラを持ってきてたんだった!

 ブログに記事(なんてものじゃないけど)を書くつもりだったんだ!


 俄かに撮ったのが下の写真です。

          

 若い人たちも大勢参加していたのです!


 帰宅したら留守電に友人のT子さんの声。会場で会えなかったのです。

 T子さんはオーロラビジョンの前でしっかり聴けたそうです。メモも取っていました。

 浅井基文さんの「小異を捨てて大同につこう」という訴えが心に響き、きょう一番大きく強かったという拍手も、おざなりのものではなく、ほんとうになんとかしてこの憲法をしっかり生かしていきたいという、必死の想いがこもっていた、と話してくれました。


 今朝の「朝ズバッ」で、みのもんたさんが「君死にたまふことなかれ」を紹介していました。


     ああをとうとよ君を泣く
     君死にたまふことなかれ
     末に生まれし君なれば
     親のなさけはまさりしも
     親は刃をにぎらせて
     人を殺せとおしえしや
     人を殺して死ねよとて
     二十四までをそだてしや
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