さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

「あたまのつかいかた」

2008-01-31 | 

 きょうは、詩をご紹介します。

 私のものではありません。
 友人のY・Wさんの作品です。



          あたまのつかいかた

                            Y・W

   わるいことをしたら
   すなおにあやまって
   「もう、いたしません」というのが
   あたりまえだろう

   ところが
   いまのおえらいさんたちは
   どえらいわるさをしでかしても
   あたまがいいはずなのに
   あやまりもせず
   「きおくにない」としらをきる

   こんなよのなかで
   こどもたちが
   まっすぐそだつわけがない
   ──そういうしんぱいをするわたしらだが
   おえらいさんたちは
   そんなことには むとんちゃくだ
   
   おのれがぬくぬくとわるさをつづける
   ふとくて しっかりしたみちをつくるため
   わるぢえをはたらかせている

   なんとかならんのか!

   あたまは
   みんなのしあわせのために
   つかうものじゃないのだろうか


                  (「情景」216号より)
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雪の日

2008-01-23 | 暮らし

 きょうは、あちらこちらのブログで雪が話題になっていることでしょう。
 かく言う私も、です。


          梅の蕾も寒そう。

          

          

          


 この雪の中、私はビラのポストインに出かけました。
 って、ほめられた話ではありません。

 このビラはもう10日ほど前に、私の手元に来ていました。それが、出かけたり、忘れたりで放ってあったのです。

 きょうになって、わあっと思って、雪もなんのその、長靴を履いてイソイソと外へ出ました。

 普段と違う景色は刺激になりますね。元気、元気(でも、なぜか息がきれる・・・。)


 雪国の方にしてみれば、厄介な雪かもしれませんね・・・。災害のないようにと願います。

 地球全体としては、雪がなくては困りますし。


 世界的な株価の下落にしても、待ったなしの地球環境にしても、もっと人間の知恵を活かしたいですね。


 夕方は、まっぴらさんも一緒に宣伝行動をしました。

               

 まっぴらさんとお会いできたのは1年ぶりかもねぇ。                 
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映画 『母(かあ)べえ』

2008-01-16 | 映画・ドラマ
 この元日、皆さまのお宅にも年賀状と一緒に配達されたのでしょうか。
 映画『母(かあ)べえ』の、はがき大のチラシです。

             



 私は昨年12月、伝手があってこの映画の試写を観ることができました。

 観てから1か月余り過ぎた今、いちばん心に残っている想いは、どんな境遇になっても慈しみ合う人間の尊さです。


 お父さんを「とうべえ」、お母さんを「かあべえ」、長女・初子を「はつべえ」、次女・照美を「てるべえ」と呼び合っている家族のお話です。

 原作は「てるべえ」の野上照代さん。
 黒澤明監督作品のスクリプターをしていた野上さんの自伝的小説『父へのレクイエム』。


 「あの絶望的な時代を懸命に生きた人々の、愛に溢れた笑い声や悲しい涙」と山田洋次さんはプログラムに書かれています。

 治安維持法が大手を振っていた時代の、庶民の物語です。

 背景に戦争というものがなかったら、貧しいながらも親子四人が暮らす日々の、温かく幸せなホームドラマになったことでしょう。

 「国家」が起こした侵略戦争は、仲睦まじく朗らかな家庭のささやかな暮らしを、無残に壊してしまう・・・。

 スクリーンを見ながら、何度も胸がつまりました。

 母べえの、深い愛情と揺るぎない姿は、私たちに大切なものを思い出させてくれます。


 吉永小百合さんの母べえ役は、吉永さんでなければ演じることはできなかったと思います。
 誠実で、ふんわりと周りの人を包みこむ温かさが伝わってきます。

 そのほかの俳優さんも、いいです。

 “やまちゃん”の浅野忠信さんが印象的です。


 映画『母(かあ)べえ』は、1月26日全国ロードショー。

 いま、この時代に、たくさんの人に観てほしい映画です。


     監督    山田洋次
     原作    野上照代
     音楽    冨田勲
     ソプラノ  佐藤しのぶ


          www.kaabee.jp/


 プログラムには、「治安維持法」などのキーワードや、時代背景の一覧表も載っています。
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対談が パンフレットに (追記あり)

2008-01-13 | 
 私が元気づけられた、品川正治さんと志位和夫さんの「響きあい対談」(1月1日に当ブログに書きました)が、パンフレットになったそうです。(1部150円)

 きょうのしんぶん赤旗には、こんな感想が紹介されています。
 (以下にご紹介するもののほかにもあります。)

 「品川さんが戦地から復員する船の中で憲法草案を読み、仲間と抱き合って喜んだという話に、憲法はアメリカの押し付けではなく、多くの日本人が歓迎したものと分かります。敵を探すアメリカと敵のない日本国憲法──。まさに価値観の異なるアメリカべったりの日本政府は、世界中の平和を求める趨勢(すうせい)に逆行する、今はやりの言葉KY(空気が読めない)だと思いました」

 「日ごろ流れてくるマスコミの論調は『自己責任』や『国際貢献』など一方的で、私たちの生活は『どうしようもなくなっている』という雰囲気で、怒りをもっていましたが、志位さんと品川さんの語りはアジアや世界の良識に軸足を置いていて、なるほどとうなずくばかりでした」



 下記にお問い合わせ、お申込できます。

     http://www.jcp.or.jp/jcp/address/index.html


 一般書店からもお取り寄せできるそうです。



     追記  2008.1.14


 「響き合い対談」は、1月19日発売です。

 A5判32ページ   定価150円(税込み) 送料80円

       日本共産党中央委員会出版局


 直送ご希望の場合は、

  電  話:03-3470-9636
 
  ファクス:03-3470-1505

  Eメール:book@jcp.or.jp

へご連絡を。

 代金は郵便局から後払いです。
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今年も・・・

2008-01-08 | 暮らし

 兄夫婦主催の新年会がありました。

 今年は mei さんの家の近所で、K駅から歩いて5分ほどの、鳥料理専門のお店が会場でした。

 1月6日は「小寒」でしたが、一片の雲もなく晴れわたり、暖かく穏やかな日和になりました。

 人気のあるお店らしく、私たちが着いた時は大勢の人が開店を待って列を作っていました。

 
          お店の前庭です。
          
         


 きょうだいと連れ合い、その子どもと連れ合い、孫、82歳から小学5年生まで、11人の集いになりました。

 集まったからといって何をするわけでもなく、お刺身から雑炊まで、ただただ食べてちょっと飲んで、どうということのない会話を交わしただけでしたが、お互いの無事を祝ったということになるでしょうか。

 無事といっても、義姉は胃を悪くしているとかで、洋服のサイズが13号から9号になったと言っていました。
 「でもこの頃少し頬がふくらんできたの」とひとまず安心させてくれましたが。


          宴のあと。
          
          

 あぁあ、からっぽになる前の状態を撮るの忘れたんですよね。食べるのに夢中で・・・。

 mei さんは、年末に愛犬を亡くしたばかりで、この日もまだ調子が出ない様子。

 いつの間にか mei さんの従妹(私の姪)のA子ちゃんが幹事役をこなしていました。


          恒例のプレゼント交換。
          

 どの家族も同じものをお持ち帰り。
 帰りは行きよりも荷物が軽くなる、とはいかないのです。
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初動き

2008-01-06 | 暮らし

 1月4日、今年初めての外出です。

 ちょっと、いつもとは違う場所を歩いて初撮り。


          れんぎょうの蕾
          

          梅の蕾
          
          まだ硬いですね。

          桜の蕾
          
          ただいま準備中です。

 辛夷の蕾が、キラッと光っていたのに、撮るのを忘れました・・・。


 まだ年が改まったばかりなのに、やっぱり春を待っている私なのでした。


 さて、これから新年会へ。

 こんなに大きな袋(30センチ×35センチ×20センチほどの、六花亭の手さげ袋・大)を持って。

          

 「マルセイバターサンド」30個と、お年玉用の景品5個が入っていて、かなり重かった~。


 想いを語り合ったり、うたごえ喫茶みたいになったり、落語を聴いたり、のひとときでした。
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新しい時代を

2008-01-01 | 暮らし
          

           あけまして
               おめでとうございます

            2008年 元旦


                今年も たくさんのこぶしを上げて

                新しい時代を 拓いていきましょう




 手の拳と、花の辛夷をかけたつもりなのですが、この花が木蓮だったらどうしよう・・・。


 2008年が始まりました。

 昨年の暮れは体調をくずし、なんとも締まらない2007年を閉めたわけですが、それでも新しい年はやってきました。

 そして、元気になりました。

 体調がほぼ戻ったこともありますが、精神的に励まされたことが二つあります。


 その一。

 いただいた年賀状です。

 友人、知人、親戚からの、写真や絵やことばの一つ一つに。

 ほんとうにありがとうございました!


 その二。

 しんぶん赤旗の、品川正治さん(経済同友会終身幹事)と志位和夫さん(日本共産党委員長)の対談です。

 大見出しは

  経済界の中から理性の声
  9条をもつ国の経済探求
  米いいなり脱し軸足を国民に
  日本資本主義の大転換のとき
  大企業に社会的責任を(志位)
  国民がほんとに怒る年(品川)

となっています。

 「私たちの部隊は終戦の翌年、1946年に引き揚げました。そのときに日本国憲法草案が載っているボロボロの新聞が船内で配られたんです。みんな泣きましたよ。戦争を放棄する、軍隊を持たない、国の交戦権は認めない、よくぞここまで書いてくれたかと、言葉にあらわすことができないくらいの感動を受けたんです」と品川さん。

 講演する時には「戦争、人間、そして憲法九条」という題でお話をすることが多いそうですが、「人間」というところに大きな意味を置いているそうです。

 そのような品川さんですから、人を見る目が温かい。

 人間らしく扱われない若い人たちが自らの力で打開する姿に、「ユニオンに結集した人たちの気持ちというのは涙が出ますよね」と言います。

 そして、「未来を完全に奪ってしまうような経済、社会というのは、もう持続不可能なやり方」「自民党、公明党だけでなくて民主党もそれに関しては同じ」と断じます。

 「資本主義よ、人間の目でみてがんばれよというのが(笑い)、私なんかの見方なんですよ。」
 「同時に、もう資本主義のシステムも行き着くところまで来ているという感じです。私なんかも日常使わない言葉ですが、『新しい社会主義』ということを考えざるをえなくなるんですね。」

 おお!

 私がとても元気づけられた対談なのですが、私にはこの内容を自分の文章にまとめ上げる力がありません。

 直接この対談をお読みくださることをお勧めします!

 下記のサイトからお読みいただけます。


     日本共産党

        http://www.jcp.or.jp/



 今年も どうぞよろしく おねがいいたします。

 ヤワはヤワなりに、てくてくと歩いて行きましょう。
 時には張り切って、時には休んで。


     若人の ことば素直に テレビ旅

       (「街道テクテク旅」)


 ただ 五七五 になっている、というだけのもので・・・。
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