さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

「小さき負傷者たちの為に」  (You Tube)

2011-08-31 | 音楽

 nakayosi さんがコメントとして書いて下さったものを
 あらためてここに再掲させていただきます。



  スゴイ歌 (nakayosi)

   YouTubeで見たらスゴイ衝撃!
   アップするの迷ったけど
   アタマ可笑しなのらがお笑い劇場
   やってるから・・・

   何の心配も・・・
   なんて言わないから
   人の悲劇が報じられない社会を望みます。



 You Tube です。 
  


 「小さき負傷者たちの為に」
 としてまとめられている画像に、
 中島みゆきさんの歌が流れています。


 涙と怒りがこみ上げてきます。



 みゆきさんのこの歌は、
 昨年発売されたアルバムの中にありますので、
 東日本大震災より前に創られたものですね。

 
 みゆきさんは、社会的な目を持ち、
 子どもたちを励ます歌も歌っています。

 文化の創造活動をされている多くの方たちと同じように、
 大震災を経て、
 みゆきさんも「作品」というかたちにすることに躊躇し、
 深い想いを、
 身のうちに抱き込んでいるのではないか。

 そんなふうに、私は勝手に思っているのです。


 先日の紙智子さんのご挨拶のなかに、

 「文化は人の絆をつくる」

 というような言葉がありました。



 みゆきさんの新しい作品を待っています。

 でも、急がないで下さい。焦らないで下さい。

 

 




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「真夜中の動物園」 (中島みゆき)

2011-08-20 | 音楽

 気温が、36.1度からドカンと下がって二日目、
 自分の体温をどのへんに保ったらいいのかわからない、
 というおかしな感覚です。

 シャン!としない自分をたてなおすには、
 とにかく、いまやりたいことを優先する。

 そうだそうだ、
 久しぶりに、中島みゆきさんのCDを聴こう。

 いちばん新しいアルバム「真夜中の動物園」。
 (2010.10.13 発売)

 初めて聴いたときには、
 これまでの曲とはちがい、
 ちょっとメロディックな曲が少ない、
 という印象でした。

 それでも12曲の中の3曲が気に入りました。

  「小さき負傷者たちの為に」

  「鷹の歌」

  「負けんもんね」




 東日本大震災が起き、
 福島第一原発の大事故が起きたとき、
 忌野清志郎さんが生きていたら、
 キヨシローさんはどうするだろう。

 と思ったりしました。

 そしてもう一人、
 中島みゆきさんを思ったのです。

 きょう、上記の3曲を、震災後初めて聴き、
 みゆきさんのすごさに打たれました。

 
 すみません。

 ほんとうは、ブログで歌詞をご紹介してはいけないのだと思います。

 でも、「小さき負傷者たちの為に」の1番だけ、

 書かせて下さい。




          「小さき負傷者たちの為に」

 1. 声もなき  小さき者たちは

    見開いた瞳も乾(かわ)いて

    力なき  小さき者たちは

    ひれ伏して  爪まで縮(ちぢ)めて

    愛のある人間と  愛のない人間の

    微笑(ほほえ)みの違いなど  読みわけるすべもなく

    疑わず  まっすぐに付いてゆく

    言葉持たない命よりも

    言葉しかない命どもが

    そんなに偉いか  確かに偉いか

     本当に偉いか  遙かに偉いか

    卑怯(ひきょう)と闘う同志でありたい

    小さき小さき負傷者たちの為に




           中島みゆき オフィシャルサイト
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもには未来がたくさんあるのです。

2011-08-19 | 平和

 きょうは、セミの鳴き声がほとんどしません。

 急に涼しくなったせいでしょうか。

 東京は、きのう36.1度と、
 今年の最高の暑さでした。

 それがこの涼しさ。

 セミだって、調子が狂いますよね。

 午前中からの雷雨が、
 いま(夕方)は小降りになっています。


 人気スポットはここのところ、閑散としています。

 どうやら、わが家のこの秘密スポットが、
 どこかの子どもに知れてしまったらしく、
 きょうは3匹分しかついていませんでした。



 ああ、子どもにはいつだって、
 元気いっぱいに、
 思いのままに、
 未来に向かって生きてほしい。


 それがなんだって、
 
 福島の子どもの45%に
 甲状腺被ばくが確認された


 と、
 5か月も経ってから発表されるのでしょう!

 5か月もの間、何をしていたのでしょう。

 被災した方たちを放っておいて、
 何をしていたのでしょう。

 マスコミも、
 ジャーナリスト魂を思い起こしてください。

 子どもには未来がたくさんあるのです。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放射能汚染から子どもと国民守れ

2011-08-13 | 平和

 7月29日付日本ジャーナリスト会議のメールマガジンにあった、
 児玉龍彦さん(東京大学アイソトープ総合センター長)のお話を読んだとき、
 とてもびっくりしました。

 まず、こんな危険な、大事な仕事を、
 それも(多分)国の仕事としてではなく、
 大きな犠牲を払いながらつづけている人がいる、
 ということに。

 しかもどうやら、系統だった政府の方針がなさそうな中でされているらしいということ。

 やっぱり政府はいろいろな分野の力を結集してはいないらしいということ。

 児玉さんの怒りが、
 読んでいる私に突き刺さりました。


 7万人が自宅を離れさまよっているとき、
 国会は一体なにをやっているのですか。



 私は、一般的に「国は」とか、「議員は」とか、「政治の場では」などという表現で政治批判をするのは正しくないと思っています。

 みんながみんな、そうではありませんから。

 共産党がどんなに努力をしているかを、少しは知っていますから。

 なので、児玉さんの発言の中の「国会は」という言葉に、
 ちょっとひっかかっていました。

 ばかでした。

 そんなことにひっかかっている場合じゃないでしょ!

 児玉さんは身をもって提起しているではないですか!




 きのう8月12日付「しんぶん赤旗」の1面トップ記事。


  放射能汚染から子と国民守れ

  日本共産党が対策を提言


 児玉さんの発言ももりこまれています。



  福島原発事故による放射能汚染から、

  子どもと国民の健康を守る対策を

  1、国の責任で放射能汚染の実態を正確かつ全面的に
    把握する調査を系統的に実施する

  2、放射能汚染の規模にふさわしい除染を
    迅速にすすめる

  3、避難者への支援を抜本的に強化する

  4、内部被ばくを含めた被ばく線量調査をはじめ
    健康管理をすすめる



 上記の内容をムービーでご覧になれます。


 児玉さんの発言の映像

 文字化したもの。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残暑お見舞い申し上げます。

2011-08-12 | 暮らし

 きょうの「潮流」は、セミのお話でした。

 鳴き方には、正調や方言もあるようで、
 正しい発音ができるようになるまでには数日かかる、
 (『日本産セミ科図鑑』)そうです。



 前回の「人気スポット」は、ますます人気が上がり、
 1.2メートルほどの間に、21匹分になりました。



 さてこの暑さ、
 mei さんからのメールではありませんが、
 まったく「脳みそが溶けそう(笑)」です。

 
 「しばらく顔を合わせてないから」という義姉からの呼びかけで、
 きょうだいが集まるはずだったきょうです。

 が、急遽「酷暑のため中止」になりました。

 ちょっと残念でもあるのですが、中止が正解でしょう。


 でも、この先毎年この暑さだとすると、
 旧盆のお墓参りは、
 できなくなりますね。



 みなさま、
 くれぐれもお体をお大事に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島からのメール

2011-08-08 | 平和
 
 今年も人気スポット

            

 向こう側も含めて、10匹分あります。





 きのう、広島に住むOさんからメールをいただきました。


福島の原発で改めて廣島の8月6日と9日(長崎)の地球上で始めての人体実験されたことを思い出し、怒りに体が震えています。

当時被爆したほとんどの人は亡くなられ、少しばかり残っておられる人たちが「被爆証人」として原爆による地球上の生き物すべての子々孫々まで破滅させるこわさを今まで以上に高齢と体力の限界であるにもかかわらず最後の力をふりしぼって世界行脚で訴えておられます。

学生や、小さな子供をかかえたお母さんたちもこのたびの「福島」のことで気づき原発反対運動に参加し始めています。

そんな中で私は元気にアンサンブルができる主人に感謝しつつ、主人にいつまでも原爆の後遺症が出ませんようにと祈りつつ頑張ってます(私は中国にいましたので被爆してません)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原子炉や使用済み核燃料プールに潜水して作業!?

2011-08-06 | 平和

 今午後4時過ぎ、
 どんより曇って、雷がごろごろと弱く鳴っています。

 蒸し暑い。





 3月23日に

 「覚悟はしています」福島原発・作業員の証言(JVJA)

 をアップして以来、
 作業をしている人たちのことが気になっていました。


 きのう、「すくらむ」で読んで、驚きました。

 ピンハネのものすごさ、20次下請にもなるというその仕組みには唖然として、そしてこの非人間的な人間の扱いに、腹が立ってやりきれない思いです。

 そして、原子炉や使用済み核燃料プールに潜水して作業するだなんて!


 いまもつづいているのでしょうか・・・。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お話   ドキュメンタリー映画とトークショー   朗読

2011-08-04 | 催し物

 すみません!

 ご紹介が遅くなってしまいました。

 もう、あさってのことだというのに!





          


 滝沢ロコさんが、
 いのちのこと、戦争と平和のこと、
 真剣に取りくんで
 毎年、大宮で上演している“お話”です。


     ロコ企画   “お話”

   おこりじぞう ほか


  2011年8月6日(土)   *1時から   *3時から  (30分前開場です)

  大宮図書館・視聴覚ホール(JR大宮駅東口徒歩10分 氷川神社参道脇)
   地図

  入場無料


 こちらもどうぞ






 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会のメルマガからです。


古居みずえ第2回監督作品
『ぼくたちは見た~ガザ・サムニ家の子どもたち~』

封鎖されたまち
封じこめられない、真実
300人以上の子どもが犠牲になったパレスチナ・ガザ地区への攻撃
子どもたちの目線から戦争を描いたドキュメンタリー

8月6日(土)よりユーロスペースにてモーニングショー

公式ホームページ(予告編)

ユーロスペース



■トークショー(渋谷ユーロスペースにて)

10:45~ 上映開始
12:15  上映終了
12:15~ 12:45 トーク予定


8月6日(土)<原発とパレスチナ>
ゲスト:森達也(映画監督)、古居みずえ監督

8月7日(日)
<『ガーダ』から『ぼくたちは見た』制作の過程>
ゲスト:野中章弘(プロデューサー)、古居みずえ監督

8月8日(月)
<ドキュメンタリー映画で人を撮るということ>
ゲスト:松江哲明(映画監督)、古居みずえ監督

8月9日(火)
<フォトジャーナリスト、古居みずえに迫る>
ゲスト:伊藤千尋(ジャーナリスト)、古居みずえ監督

8月10日(水)
<子どもと考える パレスチナ>
ゲスト:池田香代子(作家)、古居みずえ監督

8月11日(木)
<アラブの音楽と文化について>(カーヌーン演奏あり)
ゲスト:ヤスミン植月千春(音楽)、古居みずえ監督

8月12日(金)
<今、私たちは何をすべきか?>
ゲスト:鎌仲ひとみ(映画監督)、古居みずえ監督

8月20日(土)
<私たちの暮らしとパレスチナ>
ゲスト:柳澤秀夫(NHK解説委員、「あさイチ」キャスター)、古居みずえ監督


【入場料金】

一般1700円/大学・専門学校生1400円/会員・シニア1200円/高校生800円/中学生以下500円

上映時間:10:45→12:30

劇場:ユーロスペース2
期間:2011/08/06-終了日未定

9月3日より第七藝術劇場、名古屋シネマテークにて公開、全国順次公開






 過日、俳優座の「妻の家族」を観に行ったときいただいたチラシです。


          


        朗読
     戦争とは・・・2011

   ─生き残った人々は、沈黙を守るべきなのか?─


 朗読作品と出演者(順不同)

  馬場マコト「戦争と広告」・・・・・・・・・・・・・・・・・平田朝音
  西山真理子「浜松大空襲の夜に」・・・・・・・・・・・・・・高山真樹
  湯川秀樹「原子と人間」・・・・・・・・・・・・・・・・・・青山眉子
  品川正治「戦争を伝える言葉」・・・・・・・・・・・・・・・清水良英
  手嶋喜吉「今また、平和を生きる」・・・・・・・・・・・・・神山 寛
  丸木俊 文・え「ひろしまのピカ」・・・・・・・・・・・・・檜よしえ
  チョン・ウニョン「ノグンリ虐殺事件」・・・・・・・・・・・阿部百合子
  平井憲夫「原発がどんなものか、知ってほしい」(1996年)・・岩崎加根子、
                      加知靖之、中 寛三、青山眉子 

 
 8月12日(金)~8月14日(日)
  12日 18:30
  13日 14:00 18:30
  14日 14:00

 劇団俳優座稽古場(5F)                


 入場料
  一般:2500円 後援会:2000円 学生:1000円 小学生以下無料

 お問合せ・お申込み
  劇団俳優座 
  TEL 03-3405-4743 03-3470-2888




 これからやっと、
 夏になるようですね。

 あらためまして、
 暑中お見舞い申しあげます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする