さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

是枝正彦 『歓喜の歌 よろこびのうた』

2008-11-28 | 演劇
 
 面白い、後味のいい芝居でした。

 「町内会で 第9 を唄いましょう」という回覧板がまわる中で、それぞれの家庭の喜びや矛盾が描かれます。

 新興宗教を笑いで批判したり、性的マイノリティのカップルへの偏見を解いたり、高齢者を介護する家族の葛藤、それぞれを思いやる夫婦、など・・・、即身近に感じることができることばかり。

 周りの人と、率直に、相手を思いやりながら話し合うことの大切さ、気持ちよさをじんわり感じさせてくれました。

 厳しいオーディションと稽古を経ての舞台だけあって、出演者は皆さん芸達者で、観ていて無理がありません。
 なんとも、いい 間 の作り方です。
 チームワークもバッチリ。

 安心して笑い、涙することができました。

 最後の、町内の人たちみんなが原語で唄う「歓喜の歌」(ベートーベン作曲)は、迫力のある生き生きしたコーラスで、もう、この町内の人たちと別れたくなくなってしまいました。


 公演はこのあと、29日(土)ヒル・ヨル、30日(日)ヒル の3回を残すだけになってしまいましたが、年の瀬近い今、できれば観てほしい舞台です。

 まだ空席があるか?

        パン・プランニング     http://www.punplanning.jp/


 大事な役どころで出演の 滝沢ロコさん、いつものおしゃれなロコさんと違って、お蕎麦屋さんのおかみさん。

 素晴らしい演技で、ほれぼれしました!
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やっと 秋の写真

2008-11-19 | 暮らし
 写真を撮っているとどうしても歩きすぎるし、土手などを登ったり下ったりすることもあるので、足指の骨折がまだ全治していない身としては、撮影散歩を控えています。

 でも秋の風景をカメラに収めたいという気持はおさまらず、駅へ行く途中のケータイでの撮影となりました。

 おかげで、乗る予定だった電車を逃してしまいました。


            

 駅へ行く間の大部分が落ち葉の道です。
 お掃除の担当の方が掃いても掃いてもきりがありません。



 今日の目的地は 沼袋 です。

 昨夕から大騒ぎになっている、元厚生事務次官の妻が刺されたという事件の現場から歩ける距離です。

 無差別殺人も怖いですが、元厚生事務次官を共通項にする二つの事件も不気味です。

 
 日本の社会の不安定さを示すような事件が、あまりにも多い。

 
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M子さんへの たより

2008-11-17 | 日記
日記です。



   M子通信で弟さんの容態を知り、そして今朝

   新聞で、手の届かない所へ旅立たれたことを

   知って、あ、あ、と悲鳴のような声が口からもれてしまい

   ました。弟さん かわいそうだったなあ、という

   想いと、弟さんを愛してやまないM子さんの
 
   気持への想いで、哀しいです。

    お体をいためませんように。
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ご案内です

2008-11-16 | 催し物
 テレビ番組のご案内は初めてかと思います。(怪しい記憶)

 「すずき産地」さんのブログにありました。http://blog.goo.ne.jp/suzuki-31/d/20081114

 唯一100%国産でまかなえるお米を、なんでわざわざ輸入するの!?
 食用には向かない「事故米」「汚染米」を、なんでわざわざ輸入して国民に食べさせるの!?
 と私などソボクに思うのですが。


            


  2週連続企画「ニッポンの農業を問う」  
  独占取材“事故米”問題の真相

  「ガイアの夜明け」

   11月18日(火) 22:00~   テレビ東京系
               http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview081118.html

 (1)事故米をなぜ食用に?
    問題のコメ流通業者を直撃
 (2)なぜチェックできなかったのか?
 (3)危険なコメはまだある?
    農水省追求の動きに密着
       (農民連の活動が紹介されるようです。─さくらおばさん)
 (4)事故米の被害者は消費者だけじゃない?
    経営危機に陥った企業続出


        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会のメールマガジンからです。


 ◎写真展+シンポジウム
『写真眼2008―それは沖縄復帰からはじまった―』
主催:『写真眼2008実行委員会』■東京展

日時:2008年11月18日(火)~11月30日(日)
 《24日(月)休み、開場時間11:30~23:00、ただし日曜は18:00まで》
◆場所:東中野 ポレポレ坐ビル1F (Space&Cofe ポレポレ坐)
         http://www.mmjp.or.jp/pole2/
東京都中野区東中野4-4-1ポレポレ坐ビル1F  TEL 03-3227-1405
総武線「東中野」西改札口を出て、北側階段を降り新宿方面へ徒歩2分

● 写真展+シンポジウムの趣旨
1972年の沖縄復帰に向け、前年11月10日沖縄全島をあげてのゼネストの中で、デモ警備の警察官が火炎瓶を浴びて死亡する事件が起きた。当時、現場でフリーカメラマン吉岡氏も写真取材をしていたが、琉球警察は、証拠写真としてフィルムを押収していった。成り行きを危惧したメディア関係者は「報道の自由・吉岡カメラマンを守る会」を結成し、フィルムの押収を「報道の自由の侵害」として那覇地裁に提訴した。延べ300人を超える人々が参加した。1974年、判決があり原告勝訴した。このたびの写真展とシンポジウムは、この経験を原点に、写真で伝えられる事の意味を問い直しつつ、それぞれの立場で取材にあたってきた30余名の37年後の再結集。 当時の有志30余名が今一度参集し、写真展+シンポジウムを開催する運びとなった。東京と沖縄の2か所で開催する。    


■写真出展者
W・ユージン・スミス(特別出展)、アイリーン・スミス、芥川 仁、浅田恒穂、池宮城繁夫、石川文洋、岩尾克治、牛尾喜道、大城弘明、小川 卓、及部靖人、鍵和田良輔、神浦元彰、川田文子、楠山忠之、国吉和夫、桑原史成、小山博孝、 塩田武史、新藤健一、豊崎博光、中谷吉隆、橋本賢司、真栄田弘一、松村久美、 松本路子、宮城 護、本橋誠一、森口 豁、山崎陽一、山城博明、吉岡 攻、  渡辺直之       (50音順)  以上、計33人の写真家 


          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


       『戦艦ポチョムキン』         
        メイド・イン・ジャパン

  2008年12月4日(木) 
  第1部 16:00開会  第2部 18:30開会
    会場 江戸東京博物館ホール
         http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/raikan/kotsu.html

 第1部 シンポジウム
  「エイゼンシュテインとロシア映画100年」
   ゲスト ウラジーミル・ドミトリエフ
   司 会 山田和夫
 第2部 活弁・伴奏付き映画上映
  『戦艦ポチョムキン』
   活動弁士:澤登 翠  ピアノ伴奏:柳下美恵

 料  金 前売・電話予約2000円 当日2500円
 お問合せ エイゼンシュテイン・シネクラブ
        http://eisenstein.jp/
      080-5462-2389(井上)
  
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小春日和に さくら(おばさん)は弱い

2008-11-16 | 日記
 日記です。



 あゝ、きょうはだいぶ治まった。

 なんとかならないものか、このアレルギー性鼻炎・・・。

 たかが クシャミ と ハナミズ だけれど、十数回連続のクシャミは体力を消耗させるし、ひっきりなしのハナミズは身体を縦にすることを許さない。
 
 結果、何もできない。

 ここ2~3日、小春日和がつづいた。

 寒い季節のボカボカ陽気は、ほんとに困る。
 体温調節が上手くできない感じで、まったく苦手。

 寒い季節は寒くあってほしい。

 それにしても、このハナミズの水って、どこから湧くのだろ?

 

          ただいま準備中。

            




 andy さんがブログを始めた。

 文化を愛し、他の分野の知識も広く持つ andy さんなので、訪問するのが楽しみ。

 睡眠時無呼吸症 という病気を抱えながらなので、働き盛りとはいえ、常に不安と同居の毎日なのだろうと思う。

 大事にしてください。


                  


 冬桜。

 埼玉県神川町の城峯公園で咲いているらしい。

 約600本もあるとか!

 「12月上旬まで紅葉とともに楽しめそう」とのことなので、行けるといいけど・・・。



            





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昨日の足跡

2008-11-07 | 暮らし
 先日、 まっぴらさん に電話をした時、「このところ更新してませんねぇ」と言われてしまいました。
 気ままなおばさんなもので・・・。


 さて、昨日は外出しました。

 最初は 岩波ホール です。

 次の行き先が 文京区民センター ですので、私の家からは都合のいい順路(順駅?)になります。

 岩波ホールの近くには、こんなものもあります。

             

 
岩波書店もありましたので、買い物をしました。

             

 
 だいぶ以前にいただいた 図書カード を使ったのですが、まだ使えます。

              

 そして映画。

             


 次は 映画人九条の会 の集いへ。

              


 という昨日の行動でしたが、靴を履いて歩きまわると──電車の乗りかえって、けっこう歩くのですよね──まだ骨折が全治していない足指が、翌日にちょっと痛むのです。

 ま、そのうち治るでしょう。

コメント (4)
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うたごえ祭典など

2008-11-04 | 催し物
 秋の深まりのなかに冬の気配が・・・。

 お元気でお過ごしでしょうか。



 またもや、浅尾大輔さんのブログからいただいてきました。

 10月26日に掲載した 「BREAD AND ROSES 3(パンだけでなく誇りを!)」(http://blog.goo.ne.jp/kunchi_2006/d/20081026)の ポスター です。

          



 きょうは、二つの催しものをご紹介します。


          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 高遠菜穂子さんのブログから転載させていただきます。


《PeaceNight9プレ企画》

イラク戦争、開戦から5年。
テレビで初めて爆発の炎を見た、あのとき——本当の意味でわかっていたんだろうか?あの街に、人々の暮らしがあることを。
私とも、そしてあなたとも、等しい命がそこにあることを。

【企画名】イラクに咲く花in東大駒場

【日時】2008年11月14日(金)18:30〜20:30
【場所】東京大学駒場キャンパス7号館5号館2階525教室(京王井の頭線「駒場東大前」駅下車)

【ゲスト】※やむを得ず出演者が変更になる場合があります。ご了承ください。
・高遠菜穂子さん(イラク支援ボランティア。‘03年からイラク支援に携わり、現在は再建や避難民の支援に取り組む。著書『戦争と平和〜それでもイラク人を嫌いになれない』(講談社)など)
・カーシム・トゥルキさん(イラクアンバール州ラマディ在住。元イラク共和国防衛隊に所属。非武装の民間人の手によるイラク再建にとりくむ。著書『ハロー、僕は生きてるよ。〜イラク最激戦地からログイン〜』(大月書店))
・アリ・アダムさん(イラク首都バグダッド在住。ムスタンシリア大学コンピュータ学科在学中。戦争による治安悪化のためシリアやラマディに避難生活を余儀なくされたが、今年から大学に再び通い始めた)

【内容】かつての最激戦地ラマディと混迷続くバグダッド。その地から二人のイラク人青年が来日します。イラク支援に携わってこられた高遠菜穂子さんを交えて、イラク現地の実態をお聞きします。想像を絶する「戦争」=「最大の暴力」の現実の中で、彼らが選ぶ「非暴力」の道とは何か。絶望の先の希望の手がかりを、 彼らと一緒に探してみませんか?

【タイムテーブル】18:30開会 
18:40イラク現状レポート(高遠菜穂子さん) 
19:10カーシムさん・アリさんへのインタビュー 
20:00質疑応答
20:30閉会

【主催】Peace Night 9実行委員会・九条の会東大Komaba
【お問い合わせ】
岩崎明日香(東大4年 09066330538 shushu6b□yahoo.co.jp)
              (※□を@に換えて送信してください)
**********************************


    2008年 日本のうたごえ祭典 in 東京

          

11月22日(土) 17:00開演
   お江戸のにぎわいコンサート
 パルテノン多摩
  指定席:3,000円 一般:2,500円 小・中・高校生・障害者:1,500円
 全国津々浦々の郷土のうたと踊りが大集合!
 老いも若きも、そら打て囃せ!
 お江戸の人情、文化が花ひらく!

11月23日(日) 17:30開演
   60周年記念音楽会 
 日比谷公会堂  
  A席指定:6,000円 B席指定:5,000円 自由席:3,000円
 器楽 男声合唱 チェロ演奏 海外ゲスト 混声合唱
 指揮:外山雄三

11月24日(月・休) 13:00開演
   大音楽会 <希求─ねがい─>
 有明コロシアム

  一般:3,500円 小・中・高校生・障害者:2,000円
 ようこそお江戸へ
 東京大空襲
 東京からのぞうれっしゃ
 うたごえの誕生 燎原の火のように
 亀淵友香&VOJA
 岩本達明
 人間の歌
 フェルナンド・ヒメネス&グルーポ・カンタティ
 青い空は
 私たちが進みつづける理由



 9月29日付(http://blog.goo.ne.jp/kunchi_2006/d/20080929)山科三郎さんのお話にある「私たちが進みつづける理由」(キム・ロザリオ原詩、堤未果訳詩、池辺晋一郎作曲)は、チラシによりますと23日、24日に演奏されるようです。
 今回の祭典記念曲として作られました。

 池辺さんはこの祭典の総監督でもあります。

 この詩は

 「生活のため息子を軍隊に送ってしまった一人の母親が、その元凶、政治に目を向け、同じく立ち上がる労働者100万人デモの中で綴ったもの。」(「うたごえ新聞」より)

 いま、熱のこもった練習を重ねています。

 私が最も聴きたい曲です。
  
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