さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

山本宗補 写真展

2007-06-24 | 催し物
          きょうの一枚 ─ ガクアジサイ

 急斜面を見上げながらやっとの撮影。(2007.6.20)
 それにしても、ちょっと写真がよくありませんね。お許しください。

 無理に撮ったのは、葉も ガク になっていたからです。


 きょうは梅雨らしい雨。

 きっとアジサイも映えることでしょう。


 おととい22日の「天気」のコーナーに、「カエル予報官」という短文がありました。

 「カエルが鳴くと雨」というのは、私もよくききました。

 ウソではなさそうなのです。

 「カエルが低い所にいると晴れ」

 というのも確率が高いのだそうです。

 いずれも、かえるの皮膚の薄さからくるようで、「湿気や気圧の変化をいち早く感じるため」とのこと。

 「天気変化に反応して鳴き、空気が乾燥して皮膚が乾いてくると水辺におりてくる」とか。

 ヘエー!





 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会のメールマガジンから転載します。
 
 窪島誠一郎さんとの対談があった、オープニングイベントに間に合うように掲載できなくて、すみません。




【転送・転載歓迎】

山本宗補写真展
「また、あした 日本列島老いの風景」

会場:キッド・アイラック・アート・ホール
http://www.kidailack.co.jp/

会期:6月24日(日)~7月1日(日)
午前11時~午後8時、会期中無休・
入場無料

東京都世田谷区松原2-43-11
(京王線明大前歩いて2分)
問い合わせ tel:03-3322-5564


オープニングイベント(6月24日午後3時から)
窪島誠一郎(キッド館主、無言館館主)との
対談があります。
料金1000円(定員50名、予約優先)です。

この写真展は昨年出版したモノクロ写真集
「また、あした 日本列島老いの風景」(アートン)
をモノクロプリントでごらんいただくものです。

 全紙および全倍の大きなモノクロプリント一枚一枚から伝わる質感、奥行き、雰囲気、生のモノクロ写真からしか伝わらない静かなメッセージを感じていただきたいと思います。

全紙全倍約90点をキッド・アイラックの会場一階、3~4階全部お借りして展示します。

 この写真展は写真集刊行後、沖縄の佐喜眞美術館と神戸のギャラリー島田にてすでに開催されてきましたが、東京都内では初めての写真展となります。

 写真展内容は、山本が8年前から取り組んできた北海道から沖縄まで、日本各地のお年寄りが生き生きと生きる姿、助け合って生きる姿、たくさんの喜怒哀楽を味わってきたであろう深い笑顔などを捉えたドキュメンタリー写真です。70歳前後から100歳までの方たちです。

 私の被写体となる世代は、日本社会に浸透した金、地位、物、グルメなどの価値観とは対極にある生き方をしているように見えます。大切なものは何かを見失って彷徨う日本社会の道しるべともいえる生き方がお年寄りの姿から見えてくるかもしれません。

 また、今回の展示には写真集刊行後の新作を10数点加えました。これらは、山本がいま取材に力を入れている戦争体験者の老いの表情・風貌です。一人一人まったく異なる戦争体験の一部を解説文として加えます。フォトジャーナリストとしてのメッセージを込めたシリーズです。
 お隣の普通に見えるお年寄りも、忘れられない戦争の記憶を脳裏に刻んでいることを、モノクロ写真で何とか伝えられないかと念じて撮影しているシリーズです。戦争があった事実さえも知らない若い世代に伝える架け橋にしたいとの気持ちを込めた戦争体験者の肖像写真です。合わせてごらんいただければ幸いです。

 いまの山本宗補からお年寄りの写真を取ったら何も残らないというほど、私にとっては重要なテーマです。どうか会期中にお出かけください。
 なお、私は会期中の午後から夕方の時間帯はほぼ会場につめております。気軽に声をかけてください。

山本宗補

新刊写真集
「また、あした 日本列島老いの風景」
(アートン)http://homepage2.nifty.com/munesuke/
(山本宗補ホームページ:
標高888mからの浅間山ろく通信)



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