さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

催しものです

2007-11-30 | 催し物

 今年は紅葉がきれいでした。
 でも、そろそろ終わりですね。

 私の家の周りでは、葉を落とした木が多くなりました。
 ほんの一日でも大きく変わります。

             

 1本の木でグラデーション。向こう側の薄い色の葉も同じ木です。

             

 下の2枚は、それぞれ別の木。

             

             

                           ( 2007.10.28 )
      
 
         ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 2007/11/21 1398号   [JCJふらっしゅ]  (転送紹介歓迎)

               
            < 行 動 要 請 >

  12・1 岩国市民とともに、岩国へ! 国の仕打ちに怒りの1万人集会! 

    ■日時:12月1日(土) 14:00~15:00
    ■会場:岩国市錦帯橋河川敷
    ■集会名:国の仕打ちに怒りの1万人集会 in 錦帯橋
    ■実行委員会事務局:岩国市山手町1-11-12
    電話 0827-29-1223 FAX 0827-29-0236
 米軍艦載機の岩国移転中止を求める岩国市民が12月1日、「国の仕打ちに怒りの
1万人集会 in 錦帯橋」を開くことになりました。米軍と自衛隊の合体を推進する米
軍再編NO!、それに追従する自公政権の「さからう者は徹底弾圧」のやり方に、断
固NO!を突きつけましょう。全国から、ご参集をお願いします。
http://www.jcj.gr.jp/~hirosima/page018.html




戦争司令部ノー  
   爆音も原子力空母も ゴメンだ!

 許すな!米軍基地の再編・強化

     12.2 首都圏大集会 in 座間

  12月2日(日)午後1時開会 12時~アトラクション
  座間谷戸山公園 (小田急線相武台前駅から徒歩15分)
  ※集会後デモ行進・雨天決行

 12・2座間大集会実行委員会
  平和と労働会館
   TEL 045-201-3684 045-212-5855
   FAX 045-201-9644
  安保破棄中央実行委員会
   TEL 03-3264-4764 
   FAX 03-3264-4765
   

「沖縄・岩国のたたかいと連帯し、キャンプ座間への米陸軍新司令部移設、原子力空母などの米軍再編・強化ストップ、厚木基地の爆音ノーの意思を大きく示す集会です。」

 私は数年前に3年間ほど、所沢市に住んでいました。

 入間基地に近かったため、一日に1~2度ジェット機が飛び立ったり帰ってきたりする時の轟音を経験しています。

 近くに飛行場があるためなのか、高い建物がなく、空が広くて開放的。

 轟音のためか家賃も比較的安く、NHK受信料は防衛施設局が何割かを負担していました。

 だからと言って、決して住みやすくはありませんでした。

 いつなんどき、空から何かが落ちてくるやも知れず、事故はつきものです。

 実際、私が住んでいた時、基地近くで墜落事故がありました。

 また、06.7.2 付けで書きましたが、横須賀軍港めぐりをして、東京湾に原子力空母が配備される怖さも感じました。

 戦争で人を殺すための武器や設備は、いっさいお断りします!



 次は、仲築間卓蔵さんのブログから。


「忠臣蔵」と九条
12月14日(金)47人が討ち入った日です

 18時30分開会
 場所は 全労連会館(お茶の水駅 順天堂病院の裏になります)

 話してくれる人は 脚本家のジェームス三木さんです。
 元禄14年 松の廊下で刃傷事件
 元禄15年 赤穂浪士 吉良邸に討ち入り
 年末といえば「第九」か「忠臣蔵」
   はて ジェームス三木さんがどんな話を聴かせてくれますか。楽しみ。
   歌はおなじみの佐藤真子さん。昨年の「巴里祭とシャンソンと九条」のとき
   はシャンソンでぴったりでしたが 今回はどんな歌になるのか。本人は悩ん
   でいますが これも楽しみ。
 「九条の酒」「九条ワイン」で望年会をやります。
  だから 参加費は2000円。「それでできるの?」という向きもありますが
  なんとか工夫して 赤字にならないようにしましょう。
  そのためには みなさんも楽しみにしてくれなくっちゃ ね。
  お待ちしています。
  主催は マスコミ関連九条の会 です。

  追伸
  ジェームス三木さんの三夜連続ドラマ『海峡』
  力作ですねえ
  「君の名は」の2007年版をみているみたい というと三木さんに怒られま
  すかね。脚本もいいがリアリティのある演出もいい。三回目をみのがさないよ  うにしよう。


       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 日程のつまったものが多くて、申し訳ありません。

 行かれないけれど、心は参加。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

交響曲第9番「合唱」 , 消費税

2007-11-25 | 催し物
 「東京フロイデ合唱団」「第9」です。

  12月2日(日)午後3時開演(2時30分開場)

   東京芸術劇場大ホール


 「フロイデ合唱団」のプロフィールをチラシから──。


 「東京高齢協合唱団」という名前で、1998年以来歌い続けてきましたが、昨年から「東京フロイデ合唱団」という愛称をつけました。高齢の方だけでなく、“世代を超えた合唱団”という実態をわかりやすく知っていただくためです。
 発足は1998年、「人生の完成期に生涯忘れられない感動を」めざして第1回コンサートを外山雄三指揮・日本フィルとともに東京オペラシティで開催しました。それ以来10年、「国技館5000人の第9」「音楽家たちの平和セッション」や「弁護士と市民がつどう第九コンサート」に有志が参加するなど、活動の場が広がっています。


 私がこの合唱団の「第9」を毎年聴きに行くようになったのは、友人の つねさん が入団した5年ほど前からです。

 “世代を超えた合唱団”になってからも、その多くは昔の若人です。

 が、しかし!

 高齢者だからと侮るなかれ!

 その歌声の若々しいこと!
 感性のみずみずしいこと!

 最後の音が消えた瞬間、ワー!と叫びたくなりました。(いえ、ちょっと叫びました。)

 そして、この合唱を支えるのが、なんと外山雄三指揮・日本フィルハーモニー交響楽団なのです。

 生涯に一度は聴く価値があります!



          東京フロイデ合唱団

            www.t-koureikyou.or.jp/gassyo/


     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 シバレイさんのブログで、こんな記事を知りました。
 消費税のカラクリ・トリックです。

 1年ほど前の全国商工新聞の記事ですが、消費税10%だ、いや17%だといわれている現在も、この仕組みは変わっていないと思います。

 福祉のための消費税だなんて、とんでもありません!


            
        全国商工新聞

          http://www.zenshoren.or.jp/zeikin/shouhi/061106/061106.html


        シバレイさん

          http://reishiva.exblog.jp/d2007-11-13

              
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピースナイト 9

2007-11-19 | 平和

 11月16日、若い人たちの「ピースナイト9」がありました。

 行きたかったのですが行かれませんでした。

 しんぶん赤旗の記事を読んで参加した気分?

 私が毎日お訪ねしている「雑誌編集者」さんのブログには、ちゃんと参加して書いた記事があります。
     http://ono-blog.cocolog-nifty.com/sikou/2007/11/post_fbff.html


 「最初は一人で」「友人と二人で」学内で宣伝を始めた、という人たちも多かったようで、集まってみれば1100人! すごい!

 貸し切りバスや、教授の車で遠くから参加した人もいたとか。


 発言「9条と私」(ごく一部)

 高校生・裕一さん
 日本がアメリカの戦争を「真っ先に応援する国」から「真っ先に反対する国」になってほしい。

 中大生・結衣さん
 自分が住んでいる横須賀からイラクへ向かった戦闘機が人殺しに加担している。何もしないうちに気づいたら戦争の加害者になっているのは嫌。

 明大院生・栄さん
 この集会でもらった勇気を使って、まずは隣の机の皮肉屋の同僚に、9条を知っているか聞いてみる。



 私の年代から上の世代は、戦争を直接、体験しています。
 「雑誌編集者」さんなどの世代は、その体験を直接聞き、平和を守る運動を引きつぎました。
 そして今の若い世代は、それをまた引きついでいます。

 ありがとう。

 世界中に9条を!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青年劇場 『族譜』

2007-11-14 | 演劇

 いまもなお、「アリラン」の歌が頭に鳴りつづけています。
 よく知られているメロディではなく、原曲なのでしょうか、第一幕の最後に、自分の力ではどうしようもない深い悲しみ、口惜しさ、怒り、いいえ、このような簡単な言葉では表現できない想いをこめて、身振りを伴って主人公がうたう歌です。

 「創氏改名」という日本の政策が、どれほど朝鮮の人々を痛めつけてきたか。

 秀吉の時代にまで遡っての、日本による侵略の歴史。


 そしてこれは、この芝居が描く時代で終ったことではなく、いま尚つづいていることなのですよね。

 私の年代以前の少なくない日本人は、心のどこかに朝鮮に対する差別意識を残しています。

 日本名でないと社会的差別を受けるという「在日」の方たちもいます。

 自分のほんとうの氏名を名乗れないということの、のしかかってくる重み。


 金大中事件に関しての吉岡吉典さんの文章(しんぶん赤旗07.11.13)のなかに、ノ・ムヒョン大統領の言葉が紹介されています。

 「誇るべき歴史であれ恥ずべき歴史であれ、歴史はあるがままに明らかにすべきだ。特に国家権力が犯した過ちは、必ず乗り越えなければならない」(06年4月3日、済州島事件追悼式での発言)


 どこの国に対しても、誰に対しても、このようにありたいと思います。



          『族譜』

     原作 = 梶山季之
     脚本・演出 = ジェームス・三木

 公演はあと2回です。

 11月15日(木) 18:45 狛江・エコルマホール
 11月19日(月) 18:45 江戸川・タワーホール船堀

 ぜひご覧ください。


           青年劇場

            http://www.seinengekijo.co.jp/frame.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第五福竜丸展示館へ・・・

2007-11-08 | 草花・木
 昨11月7日に行ってきました。

 目的の第五福竜丸展示館へ行く前に、先ずは反対方向の高尾山へ「たこ杉」を見に、というか、たこ杉の「フェンス」を見に。

 当ブログ「秋 まだ 浅く」(2007.10.27)への ごうちゃさん のコメントで、現在のたこ杉にはフェンスが─。と知って、気になっていました。

 リフトでも行かれるのですが、寒そうなのでケーブルカーにしました。

 ほんの6分ほどの乗車時間なのですが、最高勾配がなんと31度。
 ちなみに、札幌オリンピックのジャンプ台の勾配は38度(だったか?)だそうで、ケーブルカーとしては日本一の急勾配とのこと。(座席からずり落ちそうになりました。)

 紅葉の見ごろは11月中旬から下旬だそうです。

 これら車内での観光案内は、録音テープではなく、運転士さんのナマガイドらしいです。

 さて、たこ杉。

             

             

 なるほどねぇ。
 仕方のない措置なのでしょうか・・・。

 未練をたっぷり残しつつ、きょうの目的の第五福竜丸展示館へ。
 八王子市から江東区へ移動です。

 車窓の景色を愉しんだり(朝顔と紅葉が同居するお宅が数軒あったり)、睡眠をとったり、乗り継いだり(東京駅での乗換えでは520メートル歩く)して、新木場です。

 おだやかな秋晴れを満喫しながらのんびり歩いて着きました、第五福竜丸展示館です。16時16分。

             

                    

             

 え、 え、 えー 

 そうかあ、やっぱり・・・。

 頭の、う~んと奥のほうに、かすかに引っかかっていた思い。
 閉館時間をちゃんと再確認しなかったこと。

 やってしまった・・・。

               ・
               ・
               ・

 久保山愛吉さんにご挨拶をし、第五福竜丸のエンジンと、「マグロ塚」をカメラに収めました。

             

             

             

             

 それでも優雅な一日だったなあ、と満足して、あとはその辺りの植物をパシャパシャ。

             

             

             

 展示館の中を見るのはまたの日に。

 「企画展・手紙」は12月23日までです。
 閉館は、午後4時です。



          都立第五福竜丸展示館企画展

              http://d5f.org/event.htm#1189733669_23653

             
             

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Peace Night 9」 と 『パレスチナはどうなっているか』

2007-11-06 | 平和
             高尾山の写真──「かすみ台」より


 すでにお知らせ済みの「Peace Night 9 」。

 私の手元にチラシが2枚届きました。
 「中大九条の会」と「早大九条の会」のものです。

 こんなコメントもあります。


 私は米軍基地の近くに住んでいます。基地は当たり前の存在でしたが、原子力空母が来ることになり、疑問をもつようになりました。日本はアメリカの軍事再編の手助けをしている、それは戦争の手助けなのではないかと思いました。日本は「間接的」な加害者です。私は自分の住んでいる地域の空母受け入れに対し、反対の意志を示しませんでした。私も加害者だと思います。
 しかし9条が変われば、日本は「直接的」な加害者になります。だから、私は9条をまもりたいです。(中大法学部3年、女)


        Peace Night 9          
~集まれ9児たち☆灯せ平和の光~
            http://www.peace9.net/



 議事堂には「まさか」という坂がある、と言われるようになりました。

 「なんださか、こんなさか」と、乗り越えましょう。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

     日本ビジュアル・ジャーナリスト協会のメールマガジンから

【転送・転載歓迎】

新刊のお知らせ

岩波ブックレット『パレスチナはどうなるのか』(土井敏邦 編)http://www.iwanami.co.jp/hensyu/booklet/
 
 現在、パレスチナ情勢は、6月のファタハとハマスの内部抗争、ハマスのガザ制圧、西岸での緊急事態内閣の発足によって、分裂の危機にあります。またイスラエルによるガザ地区の厳しい封鎖によって、住民は今、食料や医薬品、生活物資の不足に苦しんでいます。

そのような事態を踏まえ、7月28日、東京で緊急シンポジウム「内紛と分裂? パレスチナはどうなるのか」を開催しました。その内容をまとめた「岩波ブックレット」が11月6日に出版されます。内容は以下のようなものです。


・岩波ブックレット『パレスチナはどうなるのか』(土井敏邦 編)

・これまでのパレスチナの動き 土井敏邦

・パレスチナはどうなるのか
臼杵陽 (日本女子大学教授)
川上泰徳(朝日新聞編集委員) 
樋口直樹(毎日新聞外信部デスク)
藤屋リカ(日本国際ボランティアセンター〔JVC〕パレスチナ事業担当)
ラジ・スラーニ (「パレスチナ人権センター」代表) 
ハナン・エルクルドゥ (「ガザ子どもの栄養センター」ハンユニス代表) 



(「あとがき」から)
 
 “パレスチナ”と出会って30年、ジャーナリストとして現地取材を始めてから22年になる。そんな私が最も見たくなかった「パレスチナ人同士が争い殺しあう」事態が起こってしまった。私の戸惑いと失望、そして「パレスチナはどうなるのか」という疑問は、“パレスチナ”に関心を持ち、関わってきた多くの人たちが共通に抱いている思いに違いない。その疑問にわずかでも“答え”を提示していくこと――それが、長年“パレスチナ”を伝えてきた者としての“責務”だと思った。ただ、それはとても私独りで担える仕事ではなかった。研究者、ジャーナリスト、NGO関係者らパレスチナ問題の第一人者たちに協力を求めると、彼らは快諾してくれた。2007年7月28日の緊急シンポジウム「内紛と分裂? パレスチナはどうのなるか」はそのような経緯で実現した。参加者は100人を超えたが、様々な事情で参加できなかった方、とりわけ遠い地方の方々にも、その議論の内容を伝えたい。活字にして出版したいという私の願いが本書で結実した。

土井敏邦
http://www.doi-toshikuni.net/


(編集部からメッセージ)

 10月中旬には,アメリカのライス国務長官がエジプト,イスラエルやパレスチナを歴訪しました.中東情勢打開のため,と言われています.また,中旬には,ハマスの元幹部が,ハマスによるガザの武力制圧を批判した,とのニュースも伝えられています.今月にはアメリカにおいて中東和平国際会議が予定されています.和平交渉が再開されるのか,注目されます.
 パレスチナの問題は,日本からははるかに遠い,中東の国の話だと敬遠されがちです.また,二つの大戦と密接に関わるイスラエル建国の歴史的経緯や宗教的背景,そして民族主義など,さまざまな問題が絡まって,確かにわかりにくい問題でもあります.
 しかし,全ては人間が起こしたこと.ならば,少なくとも「あるべき姿」――いのちを脅かされることなく日々を暮らせること――を確保できないままに生活することを余儀なくされる人々がいるという実情に対して,それを放置することが国際社会として許されるものであってはならないはずだと思います.
 本書では,「内戦勃発か?」といわれたパレスチナの内部の現在の混乱状況がどのような背景を持って起こったかを中心に,なぜ,そのような事態が起こったのか,そもそもの原因は何なのか,などを詳細に解説します.パレスチナ問題の入門書として,ご活用ください.
 編者の土井さんは,この本の校了のあと,また,現地パレスチナに取材に飛びました.いまも,現地から通信を送り続けています.
【編集部 山川良子】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『未来の選択 憲法はいま──15分で学べる憲法パンフ』

2007-11-01 | 平和
           

           高尾山の写真 ・ 「かすみ台」から   2005.9.13
             真ん中あたりに半月が。

 

 ちょっと前の話で恐縮ですが、標記のパンフへの日野原重明さんの序文に感動した私は、何人かの友人にこのパンフを送りました。

 少しして、狛江市のWさんが、ご自身の家族新聞やお仲間との同人誌で、紹介してくださいました。

 同人誌ではこんなふうに──。


        95歳からのメッセージ

          14歳のあなたに    日野原重明

 私は1年前の、私が95歳のときに、『十歳のきみへ』(冨山房インターナショナル)という本を出版しました。10歳とは、小学校4年のクラスです。
 10歳になると、子どもはかなりしっかりした判断力を持つことを私は10歳の子どもの『命の授業』で知りました。そして、その子どもたちが60歳の大人になったころ、平和な世界が具現されることを願って、私は子どもたちの成長に期待したいのです。
 ところで、4年後に憲法改正の良否の国民投票がすでに計画されています。今14歳の子どもたちは、あと4年すると投票権が与えられる可能性が強いのです。

 今14歳の君たちが世界に平和をもたらせる運動の最先端に立つことのできる可能性の見通しのある現在、私は、14歳の君たちが、最初の投票権を与えられたとき、戦争を止められる運動の最前線に立って平和を叫び、武器をもたない日本と世界になってほしいのです。
 日本は、武器については丸裸になり、世界に平和国家の姿を示してほしいのです。このメッセージこそは、今14歳である、君たちに決意してもらいたい私の希望です。

        ====================================

 以上のメッセージは、日野原さんが、東京学習会議が発行した『未来の選択 憲法はいま──15分で学べる憲法パンフ』の序文として寄せたものです。
 このパンフレットは、東京都T市在住のNさんが、次のようなおたよりと共に送ってくださったものです。

  やっと 秋 でしょうか。
  私のブログの記事を縁に
  東京学習会議から、パンフレットの“お取り寄せ”をしました。

  ご活用いただけましたら・・・。

  季節の変り目、体調をくずされませんよう・・・。

     九月二十四日
                   N

               ※

 パンフレットは、“憲法のことについて、できるだけやさしく、あまり憲法に関心がないという人にも、短時間でポイントをつかんでもらうことを願ってつくりました。昼休みなどに何人かで集まって読み合わせたり、家に帰って家族で憲法について話し合っていただくこともできます”と編集者が書いているように、16ページだてのコンパクトなサイズ。
 内容は、日野原さんのメッセージのように、14才の子どもたちにも理解してもらえるものです。できるだけ多くの人々に読んでもらい、かつ、話し合ってもらいたいものです。
 発行者の東京学習会議の連絡先は左記のとおりです。
   TEL 03(5842)5646
   FAX 03(5842)5647
   所在地 〒 113-0034
        東京都文京区湯島2~4~4
   Eメール:gakusyuu@taurus.livedoor.com

   ◆日野原重明さんのプロフィール
     一九一一年(明治44年)山口県生まれ。
     現在聖路加国際病院理事長・同名誉院長。
     『生き方上手』『いのちの授業』(ユーリーグ)
     『10歳のきみへ』『あるがまま行く』
     『95歳からの勇気ある生き方』(朝日新聞社)
     など著書も多数あり、テレビなどにも出演、
     全国各地で講演もされ、活躍しておられる。

 末筆で失礼ながら、すてきなパンフをご恵送下さったNさんに心から感謝いたします。
                   W 拝
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする