さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

「本人と家族のための『うつ』の本」

2006-07-20 | 
 私は時たま、うつ気分になることがあります。
 私の周囲にも、うつ状態になる方や、軽いうつ病の方もいらっしゃいます。

 新聞広告でこの本を知ったときから気になっていたのですが、“とりあえず買っとく(読)”状態の本が18冊ありましたので迷っていました。(『ハリ・ポタ』のあと、薄いものも含めて7冊増え、そのうちこの本ともう2冊を読みました。)

 この本の著者・野末浩之さんは、医師・汐田ヘルスクリニック所長です。
 ご自身、「うつ気分は子どものころからずっと私のそばにあった」そうです。
「自らの信条にもとづいて人々に働きかけ、社会の変革を目指して行動する人」=社会活動家の「こころの健康を守りたい」ということがこの本を著した動機の一つだということです。

 ひと通り読んだからといっても、私がうつ病のことをすっかり理解できたとは言えません。でも、ひと通りの理解であっても、みんながこのようなことをわかっている社会であったら、誰もがもう少し生きやすくなるのではないかと思いました。

            

 私がいちばん興味を持ったのは、 第4章「うつ」になりやすい思考のクセ の
(3)社会活動家が持ちやすい「認知のクセ」 でした。不謹慎にもクスッと笑ってしまったり、身につまされたり・・。

 「うつ病になることは決して恥ずかしいことではありません。事実をありのままに知り、適切な対策を講じてゆくために、本書をどうぞ活用してください。」
 「うつ」と関わりのない方にもおすすめします。

     新日本出版社  http://www.shinnihon-net.co.jp/


 さて、これからはいよいよ『ハリー・ポッター』です。
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