さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

池田香代子さん

2006-11-29 | 暮らし
 シリーズ「いま言いたい 教育基本法」で、今日は池田香代子さん(ドイツ文学翻訳家)が発言しています。

 私が池田さんの名をきちんと記憶したのは『世界がもし100人の村だったら』(再話)でしたが、実はもっと以前に『ソフィーの世界──哲学者からの不思議な手紙』(翻訳)で、池田さんの文章を読んでいたのでした。

 発言の冒頭に、池田さんは言います。

 よほどのうそがなければ、戦争など起こせません。満州事変、トンキン湾事件、イラク戦争。みんなうそから始まりました。よほどのうそがなければ、変える必要のない法律を変えることなどできません。

 そして、

 教育基本法はアメリカの押しつけだといううそ、
 タウンミーティングのやらせ質問といううそ、
 「子どもの規範意識低下」は教育基本法がらみのうそのなかでも、もっとも許せない大うそ、

とつづきます。

 いちばん「上」の人たちは国民をうそで操る・・・・。
 子どもも、親も、教師も、校長も、教育委員会も、みんな「上」の目を気にしながら生きていかなければならない毎日・・・・。

 こんな仕組みで、いじめがなくなるでしょうか。
コメント (2)
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