さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

絵本 『ここが 家だ』

2006-11-09 | 
          

 10月8日付でご紹介したベン・シャーンの絵本です。

 先日のイベントは、第五福竜丸展示館のすぐそばでありましたから、参加したついでにこの本を購入するつもりでした。
 ところが、一日中持ち場から離れられなくて、買うのをあきらめました。

 「詩人会議」でもこの本を扱っていること知り、Mさんにおねがいして、きのう会議の折に持ってきてもらいました。
 なんと、文を書いたアーサー・ビナードさんの肉筆サイン入りです!

          

 最も印象的なのは、やはり、二人の男の人が空を見上げている絵です。

          

 ふぶきのような白いものを見上げているのです。
 なん時間もふりそそいだそうです。

 ビナードさんのことば一つ一つが、胸に刺さります。

     医者は かれを たすけようとし
     久保山さんは 生きようとした。

     「久保山さんのことを わすれない」と
     ひとびとは いった。
     けれど わすれるのを じっと
     まっている ひとたちもいる。


 アメリカの中間選挙で、ブッシュ与党が大敗北です。



コメント (2)
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