10月8日付でご紹介したベン・シャーンの絵本です。
先日のイベントは、第五福竜丸展示館のすぐそばでありましたから、参加したついでにこの本を購入するつもりでした。
ところが、一日中持ち場から離れられなくて、買うのをあきらめました。
「詩人会議」でもこの本を扱っていること知り、Mさんにおねがいして、きのう会議の折に持ってきてもらいました。
なんと、文を書いたアーサー・ビナードさんの肉筆サイン入りです!
最も印象的なのは、やはり、二人の男の人が空を見上げている絵です。
ふぶきのような白いものを見上げているのです。
なん時間もふりそそいだそうです。
ビナードさんのことば一つ一つが、胸に刺さります。
医者は かれを たすけようとし
久保山さんは 生きようとした。
「久保山さんのことを わすれない」と
ひとびとは いった。
けれど わすれるのを じっと
まっている ひとたちもいる。
アメリカの中間選挙で、ブッシュ与党が大敗北です。