10月8日付でご紹介したベン・シャーンの絵本です。
先日のイベントは、第五福竜丸展示館のすぐそばでありましたから、参加したついでにこの本を購入するつもりでした。
ところが、一日中持ち場から離れられなくて、買うのをあきらめました。
「詩人会議」でもこの本を扱っていること知り、Mさんにおねがいして、きのう会議の折に持ってきてもらいました。
なんと、文を書いたアーサー・ビナードさんの肉筆サイン入りです!
最も印象的なのは、やはり、二人の男の人が空を見上げている絵です。
ふぶきのような白いものを見上げているのです。
なん時間もふりそそいだそうです。
ビナードさんのことば一つ一つが、胸に刺さります。
医者は かれを たすけようとし
久保山さんは 生きようとした。
「久保山さんのことを わすれない」と
ひとびとは いった。
けれど わすれるのを じっと
まっている ひとたちもいる。
アメリカの中間選挙で、ブッシュ与党が大敗北です。
お天気に恵まれ、野外で聞くコンサートは気持ちよかったです。
今日は韓国の映画「トンマッコルへようこそ」を、観てきました。
殺し合いの映画は好まないのですが、お勧めの内容です。
トンマッコルへたどり着いた敵同士の兵士が、村人に温かく迎えられるなかで、助け合い仲良くすることに気づいていく。
飲んで歌って踊って楽しんでいるある晩、「人生ってこうでなくちゃぁ」と、言うアメリカ兵の言葉が「そうよ・そうよ!」と、私を納得させました。
きよッチさん、いい映画を観られたのですね。ほんとうに、どうしてこうも人を殺す映画やドラマが多いんだろう!と情けなくなります。
私は先月「旅の贈りもの」を、今月は「虹の天使」をみました。
こういう映画がもっと日常的に、みんなに観てもらえたらなぁ、と思います。