さくらおばさんの ひとりごと

日々の想いを綴ります。

絵本 『ここが 家だ』

2006-11-09 | 
          

 10月8日付でご紹介したベン・シャーンの絵本です。

 先日のイベントは、第五福竜丸展示館のすぐそばでありましたから、参加したついでにこの本を購入するつもりでした。
 ところが、一日中持ち場から離れられなくて、買うのをあきらめました。

 「詩人会議」でもこの本を扱っていること知り、Mさんにおねがいして、きのう会議の折に持ってきてもらいました。
 なんと、文を書いたアーサー・ビナードさんの肉筆サイン入りです!

          

 最も印象的なのは、やはり、二人の男の人が空を見上げている絵です。

          

 ふぶきのような白いものを見上げているのです。
 なん時間もふりそそいだそうです。

 ビナードさんのことば一つ一つが、胸に刺さります。

     医者は かれを たすけようとし
     久保山さんは 生きようとした。

     「久保山さんのことを わすれない」と
     ひとびとは いった。
     けれど わすれるのを じっと
     まっている ひとたちもいる。


 アメリカの中間選挙で、ブッシュ与党が大敗北です。



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2 コメント

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こんばんは (きよッチ)
2006-11-09 17:53:10
夢の島で行われたイベントに、私は3日に参加しました。
お天気に恵まれ、野外で聞くコンサートは気持ちよかったです。
今日は韓国の映画「トンマッコルへようこそ」を、観てきました。
殺し合いの映画は好まないのですが、お勧めの内容です。
トンマッコルへたどり着いた敵同士の兵士が、村人に温かく迎えられるなかで、助け合い仲良くすることに気づいていく。
飲んで歌って踊って楽しんでいるある晩、「人生ってこうでなくちゃぁ」と、言うアメリカ兵の言葉が「そうよ・そうよ!」と、私を納得させました。

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いきちがい (さくらおばさん)
2006-11-10 20:21:13
私は2日に行きましたので、きよッチさんと行き違いになってしまいましたね。ざんねん!

きよッチさん、いい映画を観られたのですね。ほんとうに、どうしてこうも人を殺す映画やドラマが多いんだろう!と情けなくなります。

私は先月「旅の贈りもの」を、今月は「虹の天使」をみました。
こういう映画がもっと日常的に、みんなに観てもらえたらなぁ、と思います。
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