東京は、大雪になりましたね。
年末年始、仕事が続いて1月に入って最初の週末に、やっと正月休みらしい休みを3日間もらったのですが、
最終日になって、高熱が出て、その後、病院に行ったら、インフルエンザに感染してしていたことがわかりました。
3日間普通に休んで休み明けに、また風邪で休みますと言うわけにいかず、一日だけ無理を押して出勤し、
職場で風邪アピールをしっかりしてから、ふたたび3日間の静養。
14日の成人の日絡みの三連休も合わせ、結局6日間の冬休みとなりました。
最後にインフルエンザになったのは記憶になく、久しぶりにやってしまった感じです。
熱でうなされて寝られないほどで、熱が下がってきても、身体のだるさや食欲が回復するのには、
さらに2日間ほどかかり、なかなか手ごわい感じでした。
体力が戻るまでは大人しく部屋にいたので、テレビを良く見ていたのですが、
14日が成人の日ということもあって、
朝の情報番組で「あなたが大人になったと感じることは?」というお題で、
街頭インタビューのVTRが流れていました。
VTRを受けて、ドラマの告知に来ていた20代の若いタレントさんが、
「自分は雪が降ってもはしゃいだり喜ばなくなった」と話していたのを聞いて、
そうそう、自分も滅多に雪の降らない静岡から東京に上京したての頃、
雪が降ると、もうそれはそれは、すごく嬉しかったのに、
今は雪が降ると、とても厄介に感じるなあと、昔を懐かしく感じていたのですが、
大雪が降った昨日は、そんな大人気分も、まっさきに吹っ飛ぶ勢いで、
刻々と屋根や道路に雪が白く積もっていく様子や、緩い坂道が登れず難儀している車の様子を眺めたり、
先週買って昨日届くはずのソファが届けられないと連絡があった後は、しっかり着こんで出かける支度をして、
特に用事もなにのに、ザクザクと雪の上を歩いて、雪の感触が消える前に、
その風景と感触をそっと焼きつけていました。
仕事の日の降雪と、休みの日の降雪では、やはり全然違って、
休みの日に雪が降るのが久しぶりだったのかもしれないのと、
仕事の日に降るのとは全然違い、休みの日の雪は気楽なのでしょう。
それ以上に、やはり、雪景色好きなんだよなあ。
自分は多分、歳とっても、心のどこかできっと、雪が降るのをちょっと期待してしまうでしょう。
大人になったら、雪が降ってもはしゃいじゃだめかな。
だめならば、ずっと子供のままで、いさせてもらいましょうかね。