さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

冷凍ピザって、10回言ってみて。ほら、食べたくなったでしょ。

2010年10月22日 01時10分51秒 | 食べ物の話

えーとですね、インスタント食品と言われるようなカテゴリーは、
自分の子供のころは、手作りのものと比べ、とかく、栄養だとか、味だとか、
いろいろと、悪く言われたものです。

一人暮らしの世帯が増え、また、主婦が忙しい昨今、
今ではそんなことを言う人をあまり知りません。
レンジで温めたり、お湯を入れるだけでできるインスタント食品から、
材料を1~2品用意して、ひと手間加えればちゃんとしたおかずになる商品とか。
スーパーマーケットの棚はそんな感じのものばかりです。

でも、本物を超え、インスタントにしかない、味に、
魅力を感じている人も多いと思います。

自分が、本物とは別物と思える、好きなインスタント食品は、
何回かブログにも書いていますが、インスタント袋焼きそば。

粉ソースをほぐれた麺の上からかけて、混ぜて炒めると、
インスタント麺が吸い残した水分を含んで、
フライパンの上で、煮詰まって、ねちゃねちゃするじゃないですかー
あれはですね、カップ焼きそばでも出せない、独特の食感。
5袋パックで、2回で食べてしまいます。

そして、今日の本題は、冷凍ピザ。
近頃は、何処のレストランでもそこそこ本格的なピザを食べられるし、
デリバリーだって、おいしそうなトッピングがあってバラエティ豊か。
凍ってない、チルドのピザだって、焼くだけで、薄くてパリッと、とても本格的イタリアンピザ風。
最近の子供は、冷凍ピザなんて見向きもしなでしょうが、
僕の子供のころのピザは、これがピザ。ピザの原点なのです。

ちょっと厚めの生地に、トマトソースが塗られ、サラミが6つトッピングしてあり、
ピーマンと、細切りチーズがパラパラとのっているのが、ピザ。
トースターをのぞいても焼きあがりが確認できなくて、
食べたら、焼ムラがあって、アルミホイルにチーズと生地がくっついちゃっても、
反対に、ちょっと冷たくてがっかりしても、それが、ピザ。


どんなにおいしいピザがあっても、冷凍ピザでしか味わえない味が、あるような気が僕にはします。

ただ、最近の冷凍食品、「レンジアップ対応」のものって多いじゃないですか。

「袋は破らず、この面を上にして、そのまま温めてください」
とか
「トレーごとレンジのターンテーブルにおいてください」
とか。


この冷凍ピザも、内袋は破かなくてはいけないのですが、
こんがり焼けるトレーというのがついていて、
破いたらトレーの上にのせて、レンジアップ。
トースターで焼くより、断然早く出来上がります。

でもやはり温めムラができるのと、焦げた感じはイマイチですが、
そこが、冷凍ピザの醍醐味。
もしも、この世の中から冷凍ピザが消えるとしたら、
それは、世界で、何かしら革命に近い出来事が起きる時かもしれません。