さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

ヴァンパイアと、マンゴーかき氷。

2006年08月03日 23時48分55秒 | デザート
タイトル適当ですいません。
画像は、中央区銀座「銀座コージーコーナー」で、マンゴーかき氷。

先日、40代目前の普通体型ゲイの知り合いに誘われ、
日比谷・帝国劇場で公演中のミュージカル
「ダンス・オブ・ヴァンパイア」を観て来ました。

ミュージカルって、全然見たことがなかったのですが、
去年、やはり同じ友人に、
「エリザベート」というミュージカルを見に行き、
オーケストラピットにオーケストラとバンドによる演奏、そして歌、
豪華な衣装、照明、舞台装置と、悲恋をテーマにしたストーリー。
オカマ受けする要素が全て詰まっていて、
とても感動して帰ってきたのですが、
今回は、その第二弾。

今回もよかったなあ。
客席一杯に舞台を広げ、とてもダイナミックな動きに、
とても妖艶できらびやかな照明の演出、
そしてヴァンパイアの衣装に、山口祐一郎と市村正親の歌と、
圧倒された感じです。
A席8000円で、
休憩を含めた約3時間30分のレジャーの代金としては
とても高いのですが、実際に足を運ぶと、
そのくらい出さないと、これほどのものは見れないのかなと、
納得だったりするのです。

そんなわけで、
帰りは、有楽町まで戻り、コージーコーナーのカフェで、
マンゴーかき氷です。
ここ数年でのマンゴーブームも、かなり定着しましたね。
コンビニでもマンゴープリンやケーキが並んでいますね。

パフェとかき氷のほかに、ケーキを食べ、
男2人が銀座のカフェで、スウィーツを4つならべ、
沖縄の旅行の話題で盛り上がっている姿。

「別にいいじゃないのよー♪」という折り合いは、
はるか昔につけているけれど、ひとまわりしてまた再び、
やはり冷静に見て、奇妙な感じがしたのは、
歳をとったからでしょうか(謎)。

んー、どうなんだ?

「静岡おでん」なんて言い方は許しません

2006年08月03日 09時39分33秒 | 食べ物の話
というわけで、画像は静岡市葵区馬場町「おがわ」のおでん。
浅間神社へ向かう参道沿いにある店です。

どーでもいい話なのですが、
確かに、田舎者の自分も上京したての頃、
「○○区」という「区」の名前のアドレスに住むことに憧れましたよ。
そして「03」の市外局番の電話番号を持つことも憧れましたよ。

自分は、静岡市生まれではありませんが、
生活の場として「静岡市」で18年過ごしていて、
なーんかね、
「葵区」だの「駿河区」だの「清水区」だの、
どこか浮ついている感じが否めないんだよなあ。
「政令市」という制度もよくわかってないので申し訳ないけれどさ。
さらに「政令市にふさわしい街の玄関を」みたいな感じで、
静岡駅前の大規模整備事業なんてやっているのですが、
そんなスローガン自体が、「ふさわしくない」ような「ふさわしい」ような。

そして、「静岡駅に新幹線『のぞみ』を停車させよう!」
みたいな運動とかも、「のぞみ」が静岡なんかに停車したら、
「のぞみ」じゃないだろ!っていうのが、俺の感想なんだけれど、
1時間に1本の「ひかり」と2本の「こだま」の停車に
「プライドが許せない」だけのように見えます。

そんな前振りで、本題なのですが、
ここ数年、町おこしとして、静岡ならではの、おでんの作り方を、
「静岡おでん」と名づけて、全国に広めようとする動きがあるのですね。
おでん鍋に、牛スジやじゃがいも、こんにゃく、たまご、
ちくわ、なると、黒はんべんなどの練り製品を串にさして入れ、
画像のように、真っ黒くなるまで、くたくたに煮て、
鰹節や青海苔を粉末にした粉をかけて食べるのですが、
ポイントは、こうしたおでんが、
昔ながらの駄菓子屋で売られていたこと。

昔よくお世話になった店は、
駄菓子におでんに、のりまきやいなりずしに、
かき氷などの甘味も一緒にある店でした。
ただ、こうした店も、今では少ないとか。

自分としては、これが「おでん」であって、
他の「おでん」が違うのです。
わざわざ「静岡おでん」なんて自分達でとってつけたように
違いを際立たせるとは!違うのは名古屋であり、関東です。

まあ、でもね、
政令市ごっこをするよりも、静岡空港を作ったりするよりも、
ぜーんぜんまともな動きだと思うので、まあいいでしょう。


調味料は一切使わず、醤油だけで煮こんだ、このおでん。
練り製品から、牛スジから、充分に旨味が出て、素材に染みこんでます。
手間はかかってないけれど、時間がかかるだろうなあ。
でも、素朴でうまいです。