ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

ビクター犬

2006年03月04日 | 世間話
ターンテーブルの隣で耳を傾けているビクター犬です。最近購入しました。彼の首の傾き具合がなんとも言えず好きです。できればミニチュアの蓄音機もどこかで手に入れて傍らへ置いてみたいです。

Blue NoteとVillage Vangard

2006年03月04日 | ライブ
数年前にNYで行ったブルーノートとヴィレッジバンガードのテーブル上にあるチャージパンフレット等です。地下鉄に乗ってブルーノートへ行き、当日はダイアナ・シューアを聴きました。翌日はヴィレッジバンガードでジャッキー・テラソンを聴きました。ブルーノートには日本では行った事がありません、箱が大き過ぎると感じているからです、喰わず嫌いかもしれませんが。NYのブルーノートはさほど大きな空間ではありません。ですから演奏者と聴衆の距離がありません。演奏者と聴衆が一体となれる空間が望ましいと思っていますのでNYブルーノートは程よい大きさでした。テーブルチャージは演奏者によって変わります。ダイアン・シューアは30ドルでした。彼女は盲目でも明るく楽しい女性でした。聴いている我々に元気を与えてくれたような気がしました。30ドルのチャージ料、日本のライブと比べると全く廉価です。さすが本場ということでしょう。ヴィレッジバンガードは細い階段を下りて地下へ降りると入り口になっています。部屋が変形三角形のようなつくりになっています。この空間は落ち着きませんし座る場所によっては演奏が楽しめない場合もありそうです。ジャキー・テラソンは少し暗かったです。沈んだ演奏もいいものですが(例えばビル・エバンスのマイ・フーリッシュハートなど)沈み放しでは気分も滅入ります。この時は明るい曲も暗く沈んで演奏していました。これが彼の持ち味なのでしょうか。ややがっかりの一晩でした。ヴィレッジバンガード周辺は同性愛の方々の交流場が多いところらしいです。その気のない人は気をつけませう。

パワーアンプ

2006年03月04日 | オーディオ
無銘の特注真空管パワーアンプです。電気の事は全くわかりません私ですが出てきた音に対する自分の好みはわかります。このアンプを見て出所が判る人は私の先輩諸氏です。一応15セット程度が作られたと聞いていますが、これからも製作されるかどうかは不明です。製作者は聴く音楽や音の好みをリスニングして音の調合をして手渡してくれます。その音に満足すれば代価を支払うことになります。満足するまで調整してくれます。このアンプを使う前は以前のプログでも書き込みしましたが、マッキントッシュMC2255を使っていました。その後に使ったウエスギUTY-5SのKT88ゴールドライオン仕様の音が素晴らしかったのでソリッドアンプから真空管アンプへ鞍替えしました。真空管は聞くところによると信号の伝達速度が速いので音にもたつきがなくスッキリとした音が出てきます。でもまだCDと比べればアナログLPの方が音が自然で温か味もありCD再生には不満がありました。それがこのアンプを使用してみるとCDの音質が格段に上がりデジタルのギザギザ感がなくなりました。アナログに極めて近く録音によってはアナログLPよりいい音がするのには正直困惑もし嬉しくも思っています。このアンプの写真を見て即座に氏素性がお見通しの方がいらっしゃいましたら何卒内々にお願い致します。ただこのアンプは音を追求してぎりぎりまで追い込んでいる為にかなり気は使います。いろんな他の電気関係に影響を受けやすい面もあります。安全率を多めに見込めば音が犠牲になりますが、不特定多数に販売されるブランド機器はそういう点で安全率を高めている為に音が甘くなっていると考えています(暴論ご容赦下さい)

Chris Connor

2006年03月04日 | 女性ボーカルC
BETHLEHEM盤でChris Connorの“This Is Chris”1955年録音。
クリス・コナーです。ミズーリ大学出身で大学時代から歌い始めたらしいです。クラリネットも習得したとボーカル本には載っています。ボブ・ブルックマイヤーのコンボに参加した後に自分の楽団の女性歌手にはだいたい手を出すスタン・ケントン楽団入りして人気を名声を確立しました。スタン・ケントンも彼女には手を出さなかったのかな(?)彼女の歌はシャウトせず音楽性を重んじた歌唱スタイルです。彼女の他のアルバム“ポートレイト”などの彼女の写真を見ると育ちの良いお嬢さんといった印象を受けます。
ただこのアルバムは購入はしたのですが傷が少し多く音楽を楽しむのには少し苦しいです。盤を確認するという基本動作を怠った自分のミスと諦めていますが(恥)

パーソナルは、Chris Connor(vo), Herbie Mann(flu), J.J.Johnson, Kai Winding(tb), Ralph Sharon(p), Joe Puma(g), Milt Hinton(b), Osie Johnson(ds)
収録曲
A面
1, Blame It On My Mouth
2, It's All Right With Me
3, Someone To Watch Over Me
4, Trouble Is A Man
5, All This And Heaven Too
B面
1, The Thrill Is Gone
2, I Concentrate On You
3, All Dressed Up With A Broken Heart
4, From This Moment On
5, Ridin' High