ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Cary Simon

2006年03月22日 | 女性ボーカルS
ARISTA盤でCARY SIMONの“MY ROMANCE”です。カーリーサイモンはポピュラーシンガーですが、このアルバムでは珍しくジャズのスタンダードを歌っています。力のある伸び伸びとした声は聴き覚えのあるカーリーサイモンの声です。ただこのアルバムの表の写真はあまり感心できません。サンジェルマンのアートブレーキーじゃあるまいし歯をむき出し過ぎです。裏面の写真の方がよほど趣があると思うのですが如何でしょうか。アレンジはMARTY PAICHです。

Beverly Kenny

2006年03月22日 | 女性ボーカルK
DECCA盤で“ Like Yesterday/Beverly Kenny”です。このアルバムが彼女のアルバムの中では今のところ一番気に入っています。ボーカル本でも彼女の傑作として紹介されています。彼女の声はあまりビブラートもさせずフェイクも加えず技巧を弄さずストレートに歌っているところに新鮮さを感じます。コンボの伴奏というのも良しですが曲によって伴奏者が入れ替わり立ち替わりしています。録音が1950年代となっているところから、このアルバムを作る為に一気に録音したものではなく、記録されていたものを編集してレコード化したのではないでしょうか。このアルバムはお気に入りの1枚です。聴いていると彼女の清楚な歌声に引き込まれます。