ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Anita Bryant

2006年03月21日 | 女性ボーカルB
CARLTON盤で“In My Little Corner Of The World”がアルバム名です。このアニタ ブライアントはこのアルバムが発売された当時1962年に21歳という事でしたが、ミス オクラホマ出身準ミス アメリカでもありました。で当時はコニー フランシスと並ぶ人気女性シンガーでした。このアルバムの演奏はリューダグラス楽団となっておりバリハイ、ダニーボーイ、ルート66,アイラブパリ等世界の都市名が入った題名の曲を唄っています。声はビブラートをあまり効かせずややパンチを効かせて唄っています。アルバムの写真が小さいので判りにくいと思いますがアルバムの曲紹介がアニタの前に散らかっている旅行パンフレットに曲名が書かれているという事に気がつくと、その凝り方に思わずニヤリとさせられます。

収録曲は、IN MY LITTLE CORNER OF THE WORLD/MOON OVER MIAMI/I LOVE PARIS/(Get Your Kicks) ON ROUTE 66/AUTUMN IN NEW YORK/BALI HA'I/ARRIVERDERCI ROMA/GRANADA/DANNY BOY/HAWAIIAN WEDDING SONG/FOGGY DAY IN LONDON TOWN/CANADIAN SUNSET/ARRIVERDERCI ROMA となっています。

King Sisters

2006年03月21日 | 女性ボーカルS
全く知らないのでアルバム見て書こうと思ったのですが写真を撮った後でどこの棚に入れたか分からなくなり少しの間探したのですが未だ出てきません。見つけ次第再掲載します。ジャズ喫茶のレコード係みたいに抜く手も見せずというには程遠い私の整理現場でした。申し訳ないです。

レコードが出て来ました。探していると見つからず他のアルバムを探していると見つかるという不思議な世界です。
まだ目で管理している内はそんなに大量のレコードがないという事でしょう。今月号のステレオサウンドのレコード演奏家訪問の記事でLPとCD合わせて2万枚という方がいらっしゃって整理の為に整理室を作り、全てを棚に収納してパソコンにすべて場所を登録して検索できるようにしているという記事がありました。その熱意と購買力に脱帽です。

さて本アルバムはCAPITAL盤でTHE KING SISITERSの“IMAGINATION”です。この4姉妹はLOUISE KING, ALYCE KING, YVONNE KING, MARILYN KINGの4人という事です。クラブやTV出演及びショーに出ていたという以外はアルバムに記載がありません。とても少ない情報しか記載でできませんでした。

笠井紀美子

2006年03月21日 | 女性ボーカルK
MIYOSHIのナンシー梅木に続く日本女性歌手です。実を言うと日本女性のボーカル盤は梅木とこの笠井紀美子の2枚しかもっておりません。まだそこまで手が回らない状態です。このアルバムはCBSソニー盤で1972年録音です。ロックグループのテンイヤーズアフターのアルビン リーを老けさせたようなギルエバンスのアレンジが気になって購入したアルバムです。アルバム名は“SATIN DOLL”でDAY BY DAY, BYE BYE BLACKBIRD, SATIN DOLLが収録されています。笠井紀美子の事はよくしりませんがアルバムのライナーノーツ瀬川昌久氏によると笠井紀美子はマル ウオルドロンとも協演したとあります。このアルバムはギルエバンスらしく細部にまで綿密に練り上げられた演出というか編曲に細かいなアと思うのです。BYE BYE BLACKBIRDなどは軽いタッチで唄われています。このあたりは日本人女性歌手の持ち味というか限界でしょうか。

Jerri Winters

2006年03月21日 | 女性ボーカルW,Y,Z
PARKER盤の“Winters Again”ジェリー ウインターズです。Mundell Loweのアレンジによるオーケストラ伴奏です。1962年の録音。ドラムにエデイ コスタの名前がありますがその他のメンバーは私は知らない名前です。彼女もケントン楽団の出身で声はやや太く豊かなハスキーボイスと言えるのでしょう。bethlehem盤の“Somebody loves me”というアルバムが欲しいのですが、あまり見かける事がありません。

Oscar Peterson

2006年03月21日 | ジャズ全般
オスカー ピーターソンの“My Fair Lady ”VERVE盤で、アルバムの写真の女性に引かれて購入したといういつものパターンです。1958年録音で、ピーターソントリオのメンバーはベースがレイ ブラウン、ドラムがジーン ギャメージとなっています。アルバムのタイトルどおり映画のマイフェアーレデイーの音楽が演奏されています。表紙はこのアルバムが好きですが正直言うとMy Fair Ladyはシェリーマンのcontemporary盤のそれの方が好みではあります。しかしこのピーターソンのMy Fair Ladyも原曲の味をジャズ的な愉しさで表現されていてこれもいい出来なのではないかと思います。こっちもいいかな。聴いているとどっちもいいですね。すみません優柔不断な感想でした。