日本COLUMBIA JPS-5058/美空ひばり/HIBARI sings JAZZ SONGS/ (これは以前のものに加筆した記事です)
コロンビアオリジナル盤の美空ひばりだ。本当はコロンビアではなく正確にはコロムビアと同社では今でも呼称している。そのコロンビア、多摩川下流の六郷橋の下手の川崎市港町に工場があった。その工場の屋上に設置された巨大な音符入りのネオンサインが夜には大変に目立った。残念だったが平成になって川崎工場は外資系に売却されそのネオンサインも撤去された。そのコロンビアの専属歌手でもあった美空ひばりだが彼女が亡くなってからコロンビアも大黒柱を失ったかのように元気をなくしたように思える。
美空ひばりがまだ若かった頃、祖母が“美空はほんまに歌が上手いのぉ~”とテレビで歌う美空を見ては感心していたが、小中学生の頃の僕に歌謡曲の良さは理解できず美空のどこがえんじゃろう、歌う表情も自慢げにしてからにと思っていたし、当時は美空よりポップシンガーであるコニー・フランスのカラーに口紅や可愛いベイビーやルイ・アームストロングのペットとボーカルの方がよほど良かったわけです。美空ひばりもいいなぁと思い始めたのは彼女が大病から回復なって再度歌い始めた頃かな、愛燦燦や川の流れのようにを聴いた頃だから彼女に対しては奥手の僕だった。それ以降に江利チエミや美空のレコードを探したがレコードは見かけなかったのでCDを買って聴いていた。その1枚が一番下に記事にしたCDだった。
本アルバムの再発盤が発売になった時は早速大阪の店に予約注文した。欲しかったオリジナルというべき本アルバムを最初に見たのは新宿の廃盤店で新品同様のピカピカだったが値段も相当に高かったし他にもっと入手欲をそそるレコードがあったのでその時は購入をあきらめた。それから数年は美空のORIGアルバムを見ることはなかったが今から3年ぐらい前に東京のレコード店で見かけて入手した1枚。値段も最初に見た時よりかなり安かったように思う。
オリジナルと再発盤の音がかなり違う事がオリジナルを入手して聴いてから初めて分かった。オリジナルは中域がしっかりしていて土台がある再生音で聴ける。美空の歌声も本来の骨太さで聴けるのだ。それに比べると再発盤は中域が抜けて歌音にも芯が感じられないような物足りない再生音になっている。再発盤とCDの音はあまり変わらない。どちらも美空のボーカルだけが浮き出てバックの演奏が妙に奥に引っ込んで遠慮がちに聴こえる。
こちらのジャケ写真が再発盤のであるがジャケ写真が再発らしい複写独特の鮮明さがないものとなっている。美空の顔もハレーションを起こしたような状態でドレスの色や鮮明さも違う。両開きのジャケットは基本的にオリジナルも再発も同じような作りではあるがオリジナルはペラジャケの両開きである。昔のオリジナルが手安く入手できる状況でないのは承知しているがもし機会があればORIGで聴いてもらえれば美空ひばりの魅力が更に味わえると思う次第です。
↓以下は、以前のCDをアップした時の内容
これはLPではありません。日本コロンビアからのCDでアルバムタイトルは“HIBARI sings JAZZ SONGS”副題がナットキングコールをしのんで 発売日1998年となっています。初版のLPはもっと以前だったのでしょうか?よく知りません。しかし、このCDでの収録が嬉しい事にコロンビアより重量盤LPとして発売されることになりました。予約限定販売で第一回販売日が10月中旬です。それが再発盤にあたるのだろうとは思いますが、美空ひばりのLPが一枚くらいあってもよかろうと申し込みをしています。このCDの録音は伴奏が原信夫とシャープス アンド フラッツ及びコロンビア ストリングスですが、ヒバリの歌は彼女の持ち味を生かして歌っているのですが演奏(録音が?)がヒバリに気がねして完全に引いてしまっているのが惜しいアルバムです。多分LPも同じ味付けとは思いますが、多少は味付けを変えて発売してくれるかなという淡い期待もあるのですが如何なるでしょうか。それから美空ひばりの英語発音は悪くないですよ。青江三奈は発音はあまり良い出来とは思いませんでしたが。このアルバムの中ではkuirenは“ペーパームーン”が一番好きです。録音は1965年のようです。
収録曲/1, スターダスト/2, ラヴ/3. 魅惑のワルツ/4, 歩いて帰ろう/5, トゥ・ヤング/6, ペイパー・ムーン/7, 恋人よ我に帰れ/8, プリテンド/9, 月光価千金/10, 慕情/11, ロンリー・ワン/12, 夕日に赤い帆
下記の2つのリンクも参考になります。興味のある方はどうぞ!
岩浪洋三氏による美空ひばりの感想
↓訪問と同時に彼女の“スターダスト”が聴けます。
美空ひばりの公式サイト
コロンビアオリジナル盤の美空ひばりだ。本当はコロンビアではなく正確にはコロムビアと同社では今でも呼称している。そのコロンビア、多摩川下流の六郷橋の下手の川崎市港町に工場があった。その工場の屋上に設置された巨大な音符入りのネオンサインが夜には大変に目立った。残念だったが平成になって川崎工場は外資系に売却されそのネオンサインも撤去された。そのコロンビアの専属歌手でもあった美空ひばりだが彼女が亡くなってからコロンビアも大黒柱を失ったかのように元気をなくしたように思える。
美空ひばりがまだ若かった頃、祖母が“美空はほんまに歌が上手いのぉ~”とテレビで歌う美空を見ては感心していたが、小中学生の頃の僕に歌謡曲の良さは理解できず美空のどこがえんじゃろう、歌う表情も自慢げにしてからにと思っていたし、当時は美空よりポップシンガーであるコニー・フランスのカラーに口紅や可愛いベイビーやルイ・アームストロングのペットとボーカルの方がよほど良かったわけです。美空ひばりもいいなぁと思い始めたのは彼女が大病から回復なって再度歌い始めた頃かな、愛燦燦や川の流れのようにを聴いた頃だから彼女に対しては奥手の僕だった。それ以降に江利チエミや美空のレコードを探したがレコードは見かけなかったのでCDを買って聴いていた。その1枚が一番下に記事にしたCDだった。
本アルバムの再発盤が発売になった時は早速大阪の店に予約注文した。欲しかったオリジナルというべき本アルバムを最初に見たのは新宿の廃盤店で新品同様のピカピカだったが値段も相当に高かったし他にもっと入手欲をそそるレコードがあったのでその時は購入をあきらめた。それから数年は美空のORIGアルバムを見ることはなかったが今から3年ぐらい前に東京のレコード店で見かけて入手した1枚。値段も最初に見た時よりかなり安かったように思う。
オリジナルと再発盤の音がかなり違う事がオリジナルを入手して聴いてから初めて分かった。オリジナルは中域がしっかりしていて土台がある再生音で聴ける。美空の歌声も本来の骨太さで聴けるのだ。それに比べると再発盤は中域が抜けて歌音にも芯が感じられないような物足りない再生音になっている。再発盤とCDの音はあまり変わらない。どちらも美空のボーカルだけが浮き出てバックの演奏が妙に奥に引っ込んで遠慮がちに聴こえる。
こちらのジャケ写真が再発盤のであるがジャケ写真が再発らしい複写独特の鮮明さがないものとなっている。美空の顔もハレーションを起こしたような状態でドレスの色や鮮明さも違う。両開きのジャケットは基本的にオリジナルも再発も同じような作りではあるがオリジナルはペラジャケの両開きである。昔のオリジナルが手安く入手できる状況でないのは承知しているがもし機会があればORIGで聴いてもらえれば美空ひばりの魅力が更に味わえると思う次第です。
↓以下は、以前のCDをアップした時の内容
これはLPではありません。日本コロンビアからのCDでアルバムタイトルは“HIBARI sings JAZZ SONGS”副題がナットキングコールをしのんで 発売日1998年となっています。初版のLPはもっと以前だったのでしょうか?よく知りません。しかし、このCDでの収録が嬉しい事にコロンビアより重量盤LPとして発売されることになりました。予約限定販売で第一回販売日が10月中旬です。それが再発盤にあたるのだろうとは思いますが、美空ひばりのLPが一枚くらいあってもよかろうと申し込みをしています。このCDの録音は伴奏が原信夫とシャープス アンド フラッツ及びコロンビア ストリングスですが、ヒバリの歌は彼女の持ち味を生かして歌っているのですが演奏(録音が?)がヒバリに気がねして完全に引いてしまっているのが惜しいアルバムです。多分LPも同じ味付けとは思いますが、多少は味付けを変えて発売してくれるかなという淡い期待もあるのですが如何なるでしょうか。それから美空ひばりの英語発音は悪くないですよ。青江三奈は発音はあまり良い出来とは思いませんでしたが。このアルバムの中ではkuirenは“ペーパームーン”が一番好きです。録音は1965年のようです。
収録曲/1, スターダスト/2, ラヴ/3. 魅惑のワルツ/4, 歩いて帰ろう/5, トゥ・ヤング/6, ペイパー・ムーン/7, 恋人よ我に帰れ/8, プリテンド/9, 月光価千金/10, 慕情/11, ロンリー・ワン/12, 夕日に赤い帆
下記の2つのリンクも参考になります。興味のある方はどうぞ!
岩浪洋三氏による美空ひばりの感想
↓訪問と同時に彼女の“スターダスト”が聴けます。
美空ひばりの公式サイト
すごく欲しい(>_<)
実はSquarismというJazzコーラスグループで、お祭りマンボを練習中なのです。今週末の発表会、10月・11月のイベントでも歌う予定です。
ペーパームーンやスターダスト、是非HIBARIバージョンで聴いてみたいです。家に帰ったらまずスターダスト聴いてみよ~っと
わ~い
失礼しました
4人組のJazzコーラスグループでイベント等に出ることがあるのですが、一曲だけ日本語の曲がレパートリーに入っています。
ひばりさんのお祭りマンボです
ペーパームーン気になりますっ
帰ってから早速スターダストも聴いてみます!
ありがとうございます~
このCDですがAMAZONで検索したところ、今のところまだ販売しているようです。
一聴に値する内容だと思います。よろしければ是非お聴き下さいませ。
いいなあ~~~
ひばりさんは ジャズやオペラを歌っても
超一流でしたね
もっと長く生きて
色々な曲を歌ってほしかったなあしみじみです
美空ひばりの公式サイト
先ほどはじめて訪問しました
“スターダスト”が訪問時流れる曲として
選ばれたのですね
とても嬉しく思いました
またサイトの情報など ブログで紹介して
頂けるといいなあ よろしくお願いします
これからも三流親父のkuirenをよろしくお願いしますだ!
どうもうまいうまいと言われていますが私のたこな耳にはひばりの歌って訴えてきません。このくらい簡単に歌えるのよって感じ(偏見です)で聴いててつらいのです。
この盤はある意味きわもの企画かと思ってましたが皆さんの評価がいいですよね。食わず嫌いは損だと思いますのでちょっと聴いてみようかなと考えています。
初めまして、コメントありがとうございます。
僕も昔(学生時代)は美空ひばり、あまり好きじゃありませんでした。
得意顔して歌っているような表情に思えて敬遠していました。
時々聴くようになったのは最近の事です。
一度聴いてみて下さいませ。また出来れば感想をお聞かせ下さい。
一番歌詞日本語、二番歌詞英語ってのが多いですがやはり英語の歌ってるときの雰囲気最高です。どんな音楽でも吸収するんだなぁ、天才はすごいなぁと思いました。
A列車で行こう 愛のタンゴ が特によかったですね A列車のスキャット聴いて ぶっ飛び ました。ひばりさん偏見持っててごめんなさい。