ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

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朝日ソノラマ

2008年04月24日 | 菅野邦彦
朝日ソノラマ/CAR & JAZZ/昭和36年9月15日発行/350円

今日の紹介は菅野邦彦の極く初期の録音と思われるアルバムです。というかソノシートです。こういうソノシートに菅野が録音を残していたのは最近知りました。MIXI内に菅野のコミュニティーがあり、その中に最近のインタビューというリンクが貼ってあり、それはFM小田原のブログなのですが、そこに菅野インタビューが載せられていて実に面白い興味深いインタビュー内容です。そこでは菅野の音楽についてのインタープレイの考えなどが述べられていますし、石原信太郎や裕次郎の話も出てきます。菅野が太陽族だったとは“さすがにやってんじゃん”というばかりです。そのインタビューで朝日ソノラマの話が出てくるのですが、お兄さんの菅野沖彦氏が朝日ソノラマですでに仕事をしていたという話もありました。それで朝日ソノラマの菅野邦彦が演奏しているのを探すと2枚見つかり入手しました。一枚はジャズとは関係なく灼熱の太陽という副題は日本のソウル・ツイストここに登場というものですが、これはソノラマが熱で傷んで聴けない状態でした。今日紹介するソノラマはヤフオクで入手したもので、これはきちんと再生され, しかも思ったより音がまともだったので少し以外でした。もっとひどい音かもと想像していたのですが聴けるんですねぇ、これが。
ソノラマってこんな感じの薄いペラペラの円盤状のビニール・シートといった方が判りやすいと思いますが、僕も子供の頃はこれで赤胴鈴之助などを聴いていた記憶がかすかにあるのですが、あまりはっきりとは覚えていません。このソノラマはちょうど7inch盤の大きさのが4枚あり片面だけの再生ですから7inch盤2枚分に相当するわけです。収録曲は/ AUTUMN IN SERENADE/ AUTUMN LEAVES/ SUMMER TIME/ YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO ME/がシート1とシート2の収録曲で菅野がピアノを弾いています。他のメンバーはなんと渡辺貞夫(as),, 宮沢昭(ts), 仲野彰(tp), 三保敬太郎とソノラマ・ジャズ・オールスターズ、SUMMER TIMEで近野るり子(vo), YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO MEでは後藤芳子(vo)が歌っています。その他の曲は八城一夫カルテットの演奏です。収録内容は今の感覚で聴くと少し聴きやすいジャズといったアレンジがなされ, そこに時代を感じます。AUTUMN IN SERENADEでは菅野ソロが聴けますが、この収録内容は彼の今を思わせるプレイで嬉しくなりました。期待したAUTUMN LEAVESではミュートしたトランペットが主役で菅野はバックに回っています。SUMMER TIMEと YOU'D BE SOでは菅野の出番がタップリとありどちらの曲も楽しめました。ただ渡辺貞夫はほとんど前に出てきませんでした。このソノラマ盤思ったより楽しめるのですが円周は今のビニールと違ってかなり半径に違いがある為に針を乗せる時に注意しないと外れてしまう事がありそうです。下段にこのソノラマのCARの方の写真の一部を載せておきます。当時からジャズと車はカッコよかったんでしょうね。当時の350円は今のいくらぐらいに相当するんでしょうか?
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菅野邦彦

2008年02月28日 | 菅野邦彦
NADJA/PA-6021/菅野邦彦/LIVE!/1973

今日、菅野の“ライブ!”CDが届いたので早速聴いています。このアルバムはライナーノートにも書かれているとおり菅野の大きな仲間(ただのファンではなく)である中山信一郎氏のプロデュースによって企画された九州での各地のライブをとりまとめたアルバムです。ちなみに中山氏はお元気でいらっしゃるのでしょうか? 僕の再生装置では今回のCDもLPを凌駕するような再生音ではありませんでした(CDの音が良くないという意味ではありません)。僕の干しタコ耳にはLPの方が少し柔らかく耳当たりが良く、CDは元気が良く迫力があるのですがやや硬い音という印象でした。このアルバムは各地のクラブでのライブのそれも菅野が乗りまくっている曲だけを抽出して編集したアルバムとなっています。ですからどの曲を聴いても、皆さんがご存知のとおり菅野が乗った時の誰にもとめられない、聴き手は息つく間もない演奏で満ちています。最初のMENICA MOCAから全開でノリノリです、この曲もお気に入りですが。もし叶うならば未発表の曲をうまく取り混ぜて2枚か3枚のコンプリートCDとして再発売して欲しいと思います。菅野は最初から乗りまくるわけではないのですが、ノル前のいわば助走中のような彼の演奏も聴かせて欲しい僕です。このアルバムに収録されている演奏はすべて菅野のライブで経験する乗った時の菅野の演奏が聴けるのですが、僕は2番目に録音時間が長いSUMMER TIME(12分23秒)が一番好きでしょうか? 甲乙つけるのも僕にとっては難しいです。WAVE(14分13秒)も大好きなんですが菅野が乗り過ぎた為かどうか途中からテンポがかなり速くなるんですが、菅野さん凄い速すぎ置いてかないでという感じですが 実際のライブ会場にいれば聴き手もノリまくりでしょうね。続くFOR ONCE IN MY LIFEが本アルバムでの一番のお気に入りです、この軽快感とドライブ感はいつ聴いてもスカッと気分爽快にさせてくれます。最後に収録されているBLUESは菅野がライブでまず演奏する曲ですが、いままで聴いたなかでは最上の演奏のように思えます。聴衆も手拍子せずにはいられなかったのでしょう。“ブラック・オルフェ”でも最後のON A CLEAR DAYで聴衆が手拍子していますが、分かるような気がします。お気に入りがたくさん有るのですがアルバム全部がお気に入りという事にさせてください。
今回、発売となった菅野邦彦CDシリーズの一枚。↑
パーソナル:菅野邦彦(p), 本田英造(b), 高田光比古(ds), 小川庸一(conga)
収録曲
A面 1,MENICA MOCA 2,WAVE 3,SWEET AND LOVELY
B面 1,SUMMER TIME 2,FOR ONCE IN MY LIFE 3,BLUES
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菅野邦彦

2008年02月21日 | 菅野邦彦
菅野邦彦のCDが再発売されます。今回の目玉は“ブラック・オルフェ”でしょう。他にも“ライブ!”“オーパ・ブラジル”“酒とバラの日々”“菅野邦彦ソロ”“フォー・ウィングス”“ライブ・ライフ”が2月27日発売との事です。ブラック・オルフェのCDは以前に信じられない高値でオークションで競り落とされた商品ですが、再発売されるのは嬉しい限りです。僕は“ライブ!”のCDを予約しました。このアルバムはレコードは所有しているのですが前半の録音があまりよくありません。今回CDになってそういう部分がデジタル処理されて少しは良くなっているのではないかという期待もあり聴いてみようと思った次第です。菅野ファンの皆さん、また菅野を聴いた事がない方がいらっしゃいれば全部とは言いませんが “ブラック・オルフェ”か“ライブ!”を一度聴いてみていただきたいと思います。
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菅野邦彦 三部作!?

2007年04月23日 | 菅野邦彦
AUDIO LAB/KOHNOSUKE SAIJOH MEETS KUNIHIKO SUGANO/INCARNATION

久しぶりの菅野邦彦です。僕は菅野の録音されたものでは“MUSIC”, “LOVE IS A MANY SPLENDORED THING“と“ENERYTHINGS HAPPENS TO ME”並びに“ON A CLEAR DAY”が好きで今でも順番によく聴きますが、今日の紹介は録音日が同じというアルバムです。ライナーノートによると当初は西条孝之助とのセッションを録音し、その後岡崎広志とのセッションを録音して一枚のアルバムとする予定だったとあります。が菅野の出来があまりにも良く(こういうと菅野氏に申し訳ないような表現ですが、菅野さんゴメンナサイ)カットをするのもあまりに惜しい演奏だったので, それぞれを独立させて一枚は西条とのセッション盤として、もう一枚は岡崎とのセッション盤として売り出す事にしたとノートにはあります。乗りまくった菅野は今度は自分のアルバムを作ると演奏を続けでき上がったのがEVERYTHINGS HAPPENS TO MEという訳です。したがってここに紹介する2枚のアルバムは気持ちよくリラックスして乗りまくった菅野の演奏が聴けるアルバムで, いわばスガチン乗りまくり三部作とも言える内容となっています。本アルバムでは西条のテナーサックスもいいんですね。よく歌う西条孝之介のあたたかい音色と聴き応えのあるフレーズも特色しています。

パーソナルは、西条孝之介(ts), 岡崎広志(as), 菅野邦彦(p), 小川庸一(cong), 宮沢昭一(dr), 鈴木憲(b), 青島信幸(b)
収録曲
A面
1, I CLOSE MY EYES
2, LOVER MAN
B面
1, BLUES IN F
2, BALLAD MEDLEY


AUDIO LAB/HIROSHI OKAZAKI MEETS KUNIHIKO SUGANO/EXTENSTION

パーソナルは、岡崎広志(as), 菅野邦彦(p), 小川庸一(cong), 宮沢昭一(dr), 鈴木憲(b), 青島信幸(b)
収録曲
A面
1, IT CLOUD HAPPEN TO YOU
2, MY FUNNY VALENTINE
B面
1, MIDNIGHT SUN WILL NEVER SET
2, BLUES
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BLUE CITY

2007年02月06日 | 菅野邦彦
TBM(THREE BLIND MICE)盤でSUZUKI OSAO QUARTETの“BLUE CITY”1974年録音・レコード重量120g

昨日から仕事の関係で中国へ来ています。天安門事件があった1989年から中国へ出入りしていますが、2月にこんな暖かい気候の中国は初めてです。現地のニュースでは160数年振りの暖かい気温だそうで、将来が空恐ろしく感じられます。眠っていた未知の病原菌が活動を始めてSARSや鳥インフルエンザ以上の難敵が続々と出現しそうです。外出すると頭が痛くなりほどの寒さが懐かしい中国の冬となっています。

久し振りの菅野のアルバムです。このTHREE BLIND MICEからは菅野が演奏するアルバムが4枚出されています。菅野のリーダーアルバムとしては“LOVE IS A MANY SPLENDORED THING”だけですが、サブリーダーとしては本アルバム以外に“TOUCH”と“BLOW UP”そして本アルバム“BLUE CITY”があるのは皆さんもよくご存知だと思います。BLOW UPは少し以前ですが続編とも言うべきBLOW UP2が発売されました。このアルバムでは菅野のピアノプレイがお目当ての私ですが渡辺香津美が参加しているのが目を引きます。ライナーノートは懐かしいいソノてルヲ氏(1999年に逝去)によるものです。学生の頃に自由が丘の5-SPOTは彼の経営で、中原街道沿いの綱島にも支店があったと思いますが、綱島店はさほどせずに手放したようです。本題に戻ってA-1のBODY AND SOULは鈴木のベースから始まります。A-2の45th STREET-at 8th avenueは鈴木の作曲ですが, いソノ氏のノートによると鈴木はアートブレイキーとジャズメッセンジャーズの一員としてニューヨークに半年住んでいたのですが、45th STREET-at 8th avenueはその時のアートブレイキーのアパートの住所だそうで鈴木はそこに寄宿していたのです。45thといえばタイムズスクエアに近いわけで当時は猥雑な場所だったと思いますが(いソノ氏もポルノ映画館が3件並んでいる近くの高級アパートだったと書いています)そういう印象を曲にしたのでしょうか。このアルバムで一番好きなのはB-3 PLAY FIDDLE PLAYですが鈴木のベースとハミングで始まるのですが各プレイヤーに出番があり聴き物だと思います。このTBMというレーベルはどの盤も当時としては非常に録音が良かったと思いますし、今でも色あせてはおりません。
若々しい彼らの演奏時のスナップ写真を転写して載せておきます。↓

パーソナルは, 菅野邦彦(p),渡辺香津美(g), 鈴木勲(b), 井野信義(b), 小原哲次郎(ds)

収録曲
A面
1, BODY AND SOUL
2, 45th STREET-at 8th avenue
B面
1, PLAY FIDDLE PLAY
2, BLUE CITY
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菅野邦彦

2006年09月15日 | 菅野邦彦
私家盤で菅野邦彦の“THE PARTY”1976年録音
副題としてSUGACHIN & OSAMU DUO LIVE IN ASHIKAGA となっています。

このアルバムは菅野邦彦と河上修の足利ライブを収録した私家盤です。菅野のアルバムの中では、私にとって一番入手に苦労しました。数年前に某通販ショップでこのアルバムを見つけメールして販売を依頼したのですが、そのショップでは価格を明示していませんでした。私は価格を明示していない鮨屋とかレコード店は客を見て値段をつけるぞという意思表示の表れと考えていますので、そういう所へ出入りする事はないのですが、このアルバムはどうしても欲しかったので話を持ちかけました。聞けば2枚所有していて1枚を譲ってもいいというので価格を訊ねると先方はいくらで買いますかとこちらを値踏みする様子でした。いくらで買うか逆に聞かれ、先に口を開かねば話が先に進まないと考えたので数千円の値段を申し入れすると、先方は桁が違いますと言ってそれから相手にしてくれなくなりました(hahaha)。その後にいろんなお店やネットで探したのですが見つかりませんでした。仕方なく最初のコンタクトから一年後ぐらいに先の通販ショップに再び譲ってくれとメールしたのです、その際は価格は先方の以前の希望を考慮して私にとっては高額で提示しました。そうするとそれで売るというのですが、アルバムを確認してから再度連絡くれると言うので連絡を待っていたのですが、半月が経過しても連絡がなく再び連絡すると“探すのに難儀しています”という返答でした。これは売る気はないなと判断して、その通販ショップでの購入は泣く泣く諦めました。結局そのお店とは縁が無かったのだと思います。入手できる時は簡単に手にする事ができるものですが最初のボタンを掛け違えると、事は上手く運ばない事を改めて知らされました。その後にふとしたネット上での通販のページに売り物があり値段も明記していたので入手ができました。できる時はいともスムーズに事が進むものだと思い、またあまりに簡単に入手できた事に再び感じ入ったことを思い出します。

このアルバムは先に記述しましたが私家盤となっており,このアルバムのアートワークもしているKOBAYASHI MICHIO氏と数人が中心となってアルバム化されたもののようです。菅野はこのアルバムの後に海外へ行ってしまい、しばらく音信不通になっていましました。1970年代頃はスイングジャーナルの人気投票のピアノ部門でも上位を占めていたのですが、音沙汰がなくなると次第に人気投票の対象からは忘れられたプレイヤーの一人のようになり、今でも悔しく思います。菅野は帰国後も自分を宣伝することもなく、友人からホームページを作れ出来ないなら作ってやると何人もの友人から勧められたのですが、自分のホームページを作ることもなかったので、ネット検索しても情報が全くない期間が長く続きました。最近になってやっと情報が見つかるようになりましたが嬉しいことです。

本アルバムは、私家盤とはいえ録音も悪くなく立派な仕上がり内容のアルバムとなっています。レーベルのデザインはグリーン地に菅野のサインが印刷されたものです。収録曲は4曲だけでA面1がBLUES,2がMY FOOLISH HEART,B面1がI CAN'T GET STARTED, 2がON THE TRAILとなっています。A-1のBLUESは例によって菅野独特の前振りから曲が始まります。A面はこのBLUESの演奏収録が大部分を占めA-2は時間が短いですが、菅野のソロでしっとりと聴けます。B-1のI CAN'T GET STARTEDは今も菅野がライブでよく演奏する曲で、菅野は前半はメロディアスでゆっくりとロマンチックに奏でながらも河上修のベースがそれに寄り添います、後半はアップテンポとなり菅野は足を踏みならしながら菅野節を炸裂させています。このB-1が菅野ファンには一番のお薦めではと思います。B-2のON THE TRAILはthree blind miceのTOUCHにも収録されている曲で、菅野はここでも実に軽快に気持ち良く聴かせてくれます。もしどこかで本アルバムを見かけたら迷わず入手されて後悔はしないと思います。万が一、手放す時も待っている買手はかなりいると思われます(笑)
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菅野邦彦

2006年05月23日 | 菅野邦彦
今年は雨が多いですね。注文していたラックが届き新しく設置をやり変えようと思っているのですが、こう雨降りが続くとラックを組む気にはなれず次の日曜日にはと計画しているのですが、どうなるでしょうか。ラックの組み替えとそれの目的でもあったスピーカーの位置変更。ついでにリビングルームでの第二オーディオ装置設置計画(大袈裟ですがこれもラックに納めないとどうにもなりません)も進めたいのですが。まあ、やる時は一気にやってしまわないと途中で気を抜くともう体力と気力が続かないという事になりそうですから、天気であれば実行あるのみです。

久し振りの菅野邦彦です。このアルバムは1974年飯野ホールでのライブ録音ですが、北村英治(as,cl), 須永ひろし(dr), 菊池秀行(as), 中牟礼貞則(g), といった多彩な面々との共演となっています。A面の最初は菅野のソロで始まっていますが少し固い感じがしますが徐々にほぐれてノリがよくなってきます。B面での各共演者との演奏ではいい意味での菅野らしさならではの楽しさが味わえます。なおアルバム写真の撮影は、菅野のアルバムではほぼそうなのですが、彼の実弟の菅野克彦の撮影によるものです。

A面
1, FANTASY(菅野邦彦ソロ)
2, MISTY(菅野邦彦カルテット)

B面
1, THESE FOOLISH THINGS(菅野邦彦トリオ+北村英治、須永ひろし)
2, SATIN DOLL(同上)
3, BYE BYE BLACKBIRD(菅野邦彦カルテット+菊池秀行、北村英治、中牟礼貞則)
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菅野邦彦

2006年05月06日 | 菅野邦彦
NADJAレーベルでトリオから販売された菅野邦彦の“OPA BRASIL”1978年販売です。これは菅野邦彦の自主制作盤とも言えるもので、'76年12月に「菅野邦彦“ソロ”」を録音した後に年が明けて菅野はブラジルへ行き、約2年間をブラジルを主として過ごし'78年9月にこの録音テープを持って一時帰国したのです。 その時に録音テープだけでなく菅野はブラジルでUFOを目撃したらしくそれを撮影して11PMに出演して公開したらしいです。私はその時の11PMは見ていませんが、真剣and真面目な表情してUFO目撃の話をする菅野を想像するとなぜか笑ってしまうのです。このアルバムには菅野が録音した波の音とか雑踏のざわめき音も挿入されています。収録曲の中でMidnight Sun Never Setはライブでもよく聴く曲です。U.F.O.はその目撃経験を曲にしたものでしょうが、こういう茶目っ気というか子供のような部分が顔を出すのが菅野らしいと思います。私はそういう菅野の人柄の良さも好きであります。

収録曲は
A面が
1,Midnight Sun Never Set
2,Minha Saudade
3,Diane
4,Samba Medley
B面が
1,Brasil
2,Ballad
3,Mood Island
4,Yes,It's For Me
5,U.F.O.
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菅野邦彦

2006年05月02日 | 菅野邦彦
菅野の101番目のファンの私としては時々は菅野のアルバムを掲載しないという訳にはいきませんので、今日の紹介は菅野邦彦のPADOLE WHEELレーベルで1980年に録音されキングレコードから販売された“SINCERELY YOURS”です。このアルバムは鈴木勲とのDUOとなっています。DUOと言えば菅野と河上修の足利ライブのDUOアルバムがあるのですが、これは持っておりません(どこかで巡り合える事を今も祈っております)。本アルバムの写真もどこで撮影されたのか知りませんが武蔵野の木立に立つ二人で少し寒そうですが二人の服装が今見てもかっこいい(?)と思います。特に鈴木勲の赤パンは最高にクールでしょう。収録は1980年1月28日にキングレコードスタジオで行われたとありますからその前後にアルバム用の写真撮りが行われたのでしょう。

収録曲は
side1
1,Mean To Me
 前振りは菅野の力強いピアノで始まり、それから鈴木がブンブンと鳴らしています。ご機嫌なノリです
2,The Midnight Sun Will Never Set
 菅野の持ち味が充分に発揮されている1曲、メロデイの美しさに引き込まれます
3,Moon River 
これも菅野独特の前振りから入っていきます、原曲の美しいメロデイを歯切れ良いテンポに乗せての演奏

side2
1,Autumn In New York    
鈴木勲のベースがまずメロデイを奏でて始まります。彼のベースも聴き物です
2,I'm Getting Sentimental Over You
 やや早いテンポで軽快に演奏されています、これがライブだと両手の指が38本かな?ぐらいには見えると思います
3,The Very Thought Of You   
 独特の菅野節が感じられる1曲です、旋律の美しさが際立ちます
4,Goodbye        
 鈴木のベースに菅野が合わせます。ゆったりとした演奏ですが、二人ともよく歌うもんだと思います
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菅野邦彦

2006年04月14日 | 菅野邦彦
菅野邦彦の初ソロアルバムです。TRIO盤で“菅野邦彦/ソロ”となっています。録音は1976年でこの年から菅野はブラジルを主として海外へ行ってしまいました。1978年に一時帰国したようですが、またすぐ海外へ出てしまいました。おそらくこの頃が菅野にとって一番悩み多き時期だったのでしょうか。彼のプライベートの事はそっとしておきたいと思います。本アルバムは彼が日本を脱出する直前に録音されたもののようです。彼にしては暗い調子の演奏が多く、後に発売された菅野のソロアルバムであるポートレイト等とは調子が異なるように思えます。出だしのMY ONE AND ONLY LOVEなどはしっとりとして心に秘めた想いを弾いているというように思えます。昔に東京ヒルトンホテルのラウンジで弾いていた感じはこんなのかなと思わせるアルバムと思います。カクテルピアノだと言う人もいるようです。今の菅野とは少し違い自分を抑えたような弾き方に思えるのです。今の菅野はいろんな束縛や人の噂も全く意に介さず自分を本当に自由に表現できていると思っています。菅野のピアノライブを聴いた人は菅野の演奏開始の時の前振りの音で菅野と判ると思いますが、本アルバムでもB面最後のメドレーでの前振りや曲と曲のつなぎでの演奏に菅野を感じる人も多いのでは思います。やはり独特の味があります。

収録されている曲目はA面が、1,MY ONE AND ONLY LOVE/2,MOOD/3,DEAR OLD STOCKHOLM/4,SPRING/5,YOU ARE TOO BEAUTIFULL B面が、1,WHO CAN I TURN TO/2,I GET'S A KICK OUT OF YOU/3,DREAMING OF HOME AND MOTHER/4,MEDLEY--WHERE THE BOYS ARE- ALL THE THINGS YOU ARE- SECRET LOVE となっています。
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菅野邦彦

2006年04月05日 | 菅野邦彦
AUDIO LAB盤で“EVERYTHINGS HAPPENS TO ME”です。KUNIHIKO SUGANO TRIO+1となっています。録音は1975年で、メンバーは菅野邦彦/ピアノ、小川庸一/コンガ、宮沢しょういち/ドラムス、鈴木健/ベースです。このアルバムはもともとは岡崎広志、西条孝之介と菅野とのそれぞれの共演アルバムを製作する予定だったらしいですが、録音当日に西条との録音を終えてから岡崎との共演という手順になっていたらしいのですが、その日の菅野のノリが素晴らしく予定の録音を済ませた後も菅野は自分達のトリオのアルバムを作るんだと言い出し、次は何を決めようかと演奏しまくったという事です。結局、その結果は西条孝之介のインカーネイションとなり岡崎広志のエクステンションとなり、菅野は予定になかったのですが、演奏がすばらしかった為に一枚のアルバムを追加して本アルバムとなりました。確かにこのアルバムの菅野はご機嫌でプレーしています。是非聴いていただきたい一枚です。

収録曲はA面 が1,ON A GREEN DOLPHIN STREET 2,GOOD MORNING HEARTACHE 3,ALONE TOGETHER B面が1,GONE WITH THE WIND 2,EVERY THINGS HAPPENS TO ME 3,MISTY となっています。もし初めてこのアルバムを聴かれる方がいらっしゃれば、A面の1曲目のON A GREEN DOLPHIN STREETの出だしの鍵盤から出る音の力強さに驚かれると思いますし、そのメロデイアスな楽音に菅野を再認識していただけるのではないかと思います。
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菅野邦彦

2006年04月04日 | 菅野邦彦
最近は菅野のアルバムの中ではこのアルバムを一番よく聴きます。菅野が充実して菅野らしさがよく出ているアルバムだと思っています。AUDIO LAB盤で“MUSIC”副題がThe World of Kunihiko Suganoとなっています。メンバーは菅野/ピアノ、鈴木勲/チェロ、本田英造/ベース、清水閏/ドラムス、小川庸一/コンガとなっており録音は実兄の菅野沖彦です。1973年録音です。
収録曲はA面が1,AUTUMN LEAVES 2,LIKE IS IT 3,SO IN LOVE B面が1,ALONE TOGETHER 2.BLUES FOR KELLY 3,MY FOOLISH HEART です。このアルバムの中ではLIKE IS ITやSO IN LOVE、ALONE TOGETHERが特にお気に入りです。そのメロデイーの美しさと強弱のあるリズム感は何度聴いても惚れ直します。
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菅野邦彦

2006年04月04日 | 菅野邦彦
菅野のデビューアルバムの“FINGER POPPING”コロンビア盤です。このアルバムはKUNIHIKO SUGANO TRIOの演奏となっておりメンバーは菅野と池田芳夫/ベース、山崎弘/ドラムスです。アルバムの写真の求道者のような表情の菅野の顔写真も今となっては懐かしさを感じさせます。菅野は1936年11月13日生まれですから今年は70の大台に乗るわけですが、今でもピアノ演奏が好きで好きで堪らない様子です。現在は静岡の下田に住み、ひと月に一度は東京でライブを行い地方でもライブも行っています。が表に出る事が嫌いな性格が災いしてジャズ雑誌での人気投票では全く名前も出なくなったのが悔しいのですが、菅野もそういう人気ランクを気にもしておらず知っているファンだけに囲まれて和気あいあいと楽しそうに演奏しているのを見るとこれでいいのかもと思うところです。

このアルバムの収録曲は
A面1FINGER POPPING 2 FOR CARL 3 PORKA DOTS AND MOONBEAMS 4 BARBADOS
B面 1BLUES FOR JIRO 2 I CAN'T GET STARTED 3 BYE BYE BLACKBIRD

このアルバムの中ではFOR CARLの旋律の美しさが好きですし、BLUES FOR JIROもブルース好きの菅野の良さが出ていると思います。 I CAN'T GET STARTED のセンシテイブでリリカルなタッチも聴き物です。BYE BYE BLACKBIRDは菅野の歌心と多彩なテクニックが堪能できると思います。
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菅野邦彦

2006年03月08日 | 菅野邦彦
このアルバムは菅野邦彦のファン中心として私家盤的に頒布されたアルバムのようです。アルバムのタイトルは“Mr Heartache”裏面に通し番号55が打ってありファンクラブ会長か誰かの印が押してあります。別の菅野のアルバムでのイソノてるお氏の解説ではこういう類のアルバムは100枚程度しかプレスされずファンクラブ会員専用に渡される為、あまり市場に出回ることはなく残念だと述べていましたが、たまたま中古レコード店のDMに売りで掲載されていて、ソレッと電話して入手したアルバムです。それで私は菅野の101番目のファンと自称しているわけです。Audiolaboからで録音は実兄の菅野沖彦氏です。SATIN DOLLやGOOD MORNINNG MR HEARTACHEその他が収録されています。また使用ピアノはベーゼンドルファーです。
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菅野邦彦演奏中

2006年03月01日 | 菅野邦彦
我が愛するスガチンのライブ写真です。彼のライブを堪能した人も多いかと思います。彼のライブは出来不出来があり興が乗ると延々と素晴らしい演奏を続けるのです。今までで一番長いライブは恵比寿のサンマリノでした。午後8時から翌1時半までピアノを弾きっ放しでした。ベースの小泉さんやコンガの小川さんもかなりバテていましたが菅野は弾きまくったのです。そういう時の菅野はまさに神がかっていて素晴らしい演奏が聴けるのです。ただ菅野はもちろん胸に秘めたプライドはあると思いますが目立つ事が嫌いスポットライト浴びるのは嫌というガラス細工のような精神構造ですから現在表立った活動はあまりしておりません。菅野の101番目のファンの私としてはそれが口惜しいのですが、年に数回ですが菅野の演奏が聴けるのを楽しみにしています。
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