ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

ティール・ジョイ

2006年03月15日 | 女性ボーカルJ
Bethlehem盤の“Ted Steel Presents Miss Teal Joy”です。ご面相は中国系らしくきつい表情ですが、歌は旨く硬軟使い分け豊かな表現力に写真とのギャップを感じるほどです。このアルバムが気に入ったのでもう別の“Miss Teal Joy”だったかを買ったのですが本アルバムほどではありませんでした。彼女は作曲家編曲家のテッドスティールに見出されレコードデビューしたのが本アルバムとあります。英語スペイン語はては日本語でまで歌っています。リズミカルな歌唱が魅力でもあります。オーケストラ伴奏でLet's fall in love や Who's sorry nowや枯葉等が収録されています。 

ロレイン・フェザー

2006年03月15日 | 女性ボーカルF
CONCORD盤1978年録音 アルバム名“Sweet Lorraine”です。本名はビリー・ジェーン・リー・ロレイン・フェザーでビリーホリディとペギーリーと母親ジェーンから名づけられたという事です。欲張りな名前を考え名づけたのは彼女の父親でジャズ評論家のレナード・フェザーという事らしいです。彼女の歌は一つ一つの音を正確にたどるような歌い方で真面目なジャズボーカルという印象を受けます。このアルバムはコンボ伴奏でスカイラークとかユーアンドミーが収録されています。

Lucy Ann Polk

2006年03月15日 | 女性ボーカルP,Q
MODE盤で“Lucky Lucy Ann”1957録音

彼女は1928年アイダホ州生まれ。本アルバムは彼女の人気盤の一つです。マーティベイチのコンボでsitting in the sunやtime after time等が収録されています。彼女を子猫のような愛らしさとよく表現されているようです。一見クールな感触だが時に拗ねて甘えるような表情も見せ、あどけなさの裡にもコケットリーが仄かに漂うと本には紹介されています。やっぱり執筆者ともなると表現が豊かですね。また先輩のドリスディを仔犬型と評し庶民的できさくで明朗なのとは対照的だとも言っています。彼女のアルバムはもう一枚KAPP盤にもありますが、そちらは写真が載っていますが、本アルバムはスケッチです。スケッチって上野のお山で描いてもらうのも同じように実物よりは必ず美男美女になるようです。

パーソナルは, Lucy Ann Polk(vo), Marty Paich(p), Dick Noel(tr), Bob Hardaway(ts), Tony Rizzi(g), Buddy Clark(bs), Mel Lewis(ds).

収録曲
A面
1, Sitting in the Sun
2, How About You?
3, I'm Just a Lucky So and So
4, Squeeze Me
5, When the Sun Comes Out
6, Makin' Whoopee
B面
1, Don' cha Go Way Mad
2, Sittin' and A'Rockin'
3, Memphis in June
4, Time After Time
5, Easy Living
6, Looking at You

パトリシア・スコット

2006年03月15日 | 女性ボーカルS
ABC盤で“Once Around The Clock”1959年録音です。アルバムのデザインがジュリーロンドンのアラウンド・ミッドナイトに似ています。 オーケストラ伴奏でJust Once Around The Clock とかMad About THe Boyが収録されています。彼女はCBSの人気ショウ番組「イン・タウン・トゥナイト」に週5日2年務めて人気を定着させたとボーカル本にはあります。ハスキーボイスで大人のオンナの魅力をアピールしています。