(BRAZIL)COPACABANA/CLP-11.089/MARIZA/A SUAVE MARIZA/
このマリーザは1933年生まれで'50年初め頃からシンガーとしてデビューしたようです。ブラジルでもジャズ・テイストを持ったシンガーとして評価されていたようです。本アルバムの録音以前にも、ジョアン・ジルベルトのアルバムその他に参加していたようですが、冠アルバムとしては本アルバムが彼女のファースト・アルバムで1959年の録音です。デビュー当初はMARIZAと名乗っていたのですが, 後にMARISA GATA MANSAと名乗るようになりました。このアルバムは以前にどこかで見た記憶があるのですが、それがよく思い出せません。猫と一緒のジャケが印象に残るアルバムです。猫と一緒のジャケというとDOT盤/JENNIE SMITH/JENNIEが頭に浮かんでくるのですが、今それ以外は思いつきませんが、まだ他にも有るんでしょうね。アルバムのタイトルであるA SUAVEはソフト(或いはSWEETという意味も含まれるのではと思います)という意味のようです。ジャケットの彼女の表情を拝見するとソフトというよりも溌剌というか俊敏そうな印象を受け猫によく似ていると思えるのですが如何でしょうか? このコパカバーナというレーベルは我々にすぐブラジルを連想させるネーミングで判りやすいですね。本アルバムの収録についてですがほとんどがサンバ・カンソンとなっています。A-1のNana Meu Nenémはピアノのみをバックに静かに歌われますがどこか引きつけられるものがあるのですが、しばらく聴いていると彼女の発声の美しさに魅かれるのじゃないかと感じました。僕がメロディーを気に入っているA-3のVocê Não Sabe Amarや続くTempo ao Tempoはややアップテンポなんですが哀愁を感じさせ歌詞が判らなくても叙情的な内容を歌っていると想像できるようです。B-1の Olhe o Tempo Passandoでは彼女の高域でのボーカルの魅力に気がつかされます。再びピアノのみをバックに歌うB-5のBarquinho de Papelもじっくりと歌われていましB-6の Se Houver Vocêも聴いていると切なさが伝わってきます。ジャズとは違うボーカル・アルバムの内容になってしまいましたが、時には趣を変えて叙情的サンバの世界に耳を傾けてみられてはいかがでしょうか。本アルバムもジャケットと聴いた印象がちょいと違うアルバムでした。
パーソナル:Chaim Lewak(piano)/Irany Pinto, Damiao Guimaraes, Paschoalino Perrota, Andrea Ribeiro, Jorge Faini, Raymundo Loyola, Antonio Piersanti, Marcello Pompeu, Edmundo Bisaggio,Adolfo,Chimanovitch,Paulo,Soerbraum,Henrique,Morelembaum(violin)/Cesar Viola, Marcos Nisenson, Guido Cantelli(violas)/Eldo Peracchi, Edmundo Oliani, Guerra Vicente/(cellos)/Netinho, Emilio(sax alto)/Aurino, Jayme Ribeiro(sax tenor)/Orpheu(sax baritone)/Formiga(piston)/Nelsinho(trombone)/Jorge Marinho(bass)/Duduca(drums)/Waltel Branco, Freitas, Araujo(guitar)/Hans(oboe)/Copinha(flute)/Xuca-Xuca(vibraphone)/Geraldo, Pedro, Julio(percussion)
収録曲/A面/1, Nana Meu Neném/2, A Noite do Meu Bem/3, Você Não Sabe Amar/4, Tempo ao Tempo/5, Amar Em Segredo/6, Se Eu Tiver/B面/1, Olhe o Tempo Passando/2, Deixe Que Ela Se Vá/3, Pela Rua/4, Favela/5, Barquinho de Papel/6, Se Houver Você/
このマリーザは1933年生まれで'50年初め頃からシンガーとしてデビューしたようです。ブラジルでもジャズ・テイストを持ったシンガーとして評価されていたようです。本アルバムの録音以前にも、ジョアン・ジルベルトのアルバムその他に参加していたようですが、冠アルバムとしては本アルバムが彼女のファースト・アルバムで1959年の録音です。デビュー当初はMARIZAと名乗っていたのですが, 後にMARISA GATA MANSAと名乗るようになりました。このアルバムは以前にどこかで見た記憶があるのですが、それがよく思い出せません。猫と一緒のジャケが印象に残るアルバムです。猫と一緒のジャケというとDOT盤/JENNIE SMITH/JENNIEが頭に浮かんでくるのですが、今それ以外は思いつきませんが、まだ他にも有るんでしょうね。アルバムのタイトルであるA SUAVEはソフト(或いはSWEETという意味も含まれるのではと思います)という意味のようです。ジャケットの彼女の表情を拝見するとソフトというよりも溌剌というか俊敏そうな印象を受け猫によく似ていると思えるのですが如何でしょうか? このコパカバーナというレーベルは我々にすぐブラジルを連想させるネーミングで判りやすいですね。本アルバムの収録についてですがほとんどがサンバ・カンソンとなっています。A-1のNana Meu Nenémはピアノのみをバックに静かに歌われますがどこか引きつけられるものがあるのですが、しばらく聴いていると彼女の発声の美しさに魅かれるのじゃないかと感じました。僕がメロディーを気に入っているA-3のVocê Não Sabe Amarや続くTempo ao Tempoはややアップテンポなんですが哀愁を感じさせ歌詞が判らなくても叙情的な内容を歌っていると想像できるようです。B-1の Olhe o Tempo Passandoでは彼女の高域でのボーカルの魅力に気がつかされます。再びピアノのみをバックに歌うB-5のBarquinho de Papelもじっくりと歌われていましB-6の Se Houver Vocêも聴いていると切なさが伝わってきます。ジャズとは違うボーカル・アルバムの内容になってしまいましたが、時には趣を変えて叙情的サンバの世界に耳を傾けてみられてはいかがでしょうか。本アルバムもジャケットと聴いた印象がちょいと違うアルバムでした。
パーソナル:Chaim Lewak(piano)/Irany Pinto, Damiao Guimaraes, Paschoalino Perrota, Andrea Ribeiro, Jorge Faini, Raymundo Loyola, Antonio Piersanti, Marcello Pompeu, Edmundo Bisaggio,Adolfo,Chimanovitch,Paulo,Soerbraum,Henrique,Morelembaum(violin)/Cesar Viola, Marcos Nisenson, Guido Cantelli(violas)/Eldo Peracchi, Edmundo Oliani, Guerra Vicente/(cellos)/Netinho, Emilio(sax alto)/Aurino, Jayme Ribeiro(sax tenor)/Orpheu(sax baritone)/Formiga(piston)/Nelsinho(trombone)/Jorge Marinho(bass)/Duduca(drums)/Waltel Branco, Freitas, Araujo(guitar)/Hans(oboe)/Copinha(flute)/Xuca-Xuca(vibraphone)/Geraldo, Pedro, Julio(percussion)
収録曲/A面/1, Nana Meu Neném/2, A Noite do Meu Bem/3, Você Não Sabe Amar/4, Tempo ao Tempo/5, Amar Em Segredo/6, Se Eu Tiver/B面/1, Olhe o Tempo Passando/2, Deixe Que Ela Se Vá/3, Pela Rua/4, Favela/5, Barquinho de Papel/6, Se Houver Você/