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ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

SHURE V15 type-3

2011年08月11日 | オーディオ
オーディオの近況報告です。長くDENONのDL103でステレオ盤を聴いてきましたが、一関のベイシーでステレオ盤を聴いてから再度SHURE V15type3を聴きたくなり一度手放したカートリッジを買い直しました。また交換針も純正のVN35E、VN35Eの後年のタイプであるVN35MR、日本JICO製のVN35E用針ならびにスイス製pfanstiehl社の4764-DE針も予備として入手して聴き比べしてみました。以下は私の寝惚け耳と機器での聴感比べ報告です。
一番上の写真のが純正のVN35Eの写真で交換針にはSHUREとVN35Eの白文字となります。

二番目の写真、左から順番に純正のVN35MRでSHUREも文字は赤ベースに白文字、VN35MRは白文字となっています。真ん中が国産JICO製の針でSPECIAL TRAKINGの文字がシルバー地に黒文字印刷されたシールが貼られている。右がスイス製交換針で文字は全く無く味気ない交換針となっている。

純正VN35E=聴いた感じは純正のは申し分ない再生音でメリハリがあり力強さに溢れている。ドラムの音は特に迫力ある再生音を聴かせてくれる。純正のVN35Eで聴くインストものはかなり迫力があってベイシーの音に多少は近づいたような気がします。ただし女性ボーカル物には元気がありすぎて僕としては相応しくない。所有の女性ボーカル盤は大部分がモノラル盤なのでまずステレオで聴く事はないのですが念の為に少ないステレオ盤を聴いた。入手価格は未使用であればまず2万円以上はする。現在はまだオーディオ専門店やYオークション等で入手できる。

純正VN35MR=TYPE3より発売年は新しい針でVN35Eが入手難となった頃に代用的に使用されていました。VN35Eと比べると細部の表現はよく再現され遜色ないが、全体的に音がおとなしく上品になる。ハードバップには不向きでむしろクラシック向きではなかろうか。聴いていないがボーカル物には良いかも知れないので試す価値はあるように思える。後日の楽しみとします。この交換針は懇意なショップから2万弱で譲ってもらった品。

国産JICO製交換針=VN35Eに近づけた楕円針。値段は4千円~9千円という価格帯。純正針の3分の1か5分の1という値段だが純正針に近い音がする。あえてケチをつけると各楽器の分離度が多少劣るように思うのと高音が伸びきれないような気がする。が水準には達しているので純正針が入手できなくなれば僕はこの国産交換針を使うだろう。

スイス製交換針=もっとも安く求められる交換針で3千円~4千円で入手できる。再生音は低音から高音までまずまずの再生をしてくれるが、分離能がおとりステレオの各楽器の位置が不安定に感じる時がある。

*追記****
もう一つの交換針を載せるのを忘れていたので追加します。実は素性を良く知らないのですが聞きかじりでは純正?或いは純正に近い?という事で確かな事は僕は知りません。当時の秋葉原で純正として売られていたような気もしますが不確かです。僕がSHUREを使っていた最後にはこの針を使っていたような気もしますが、これが入手難になってVN35MRを使ったが気にいらず、結果としてSHUREから離れていったように思います。上記写真はその交換針を装着したものですが、シルバー地に黒文字でSHUREとSUPER TRACK"PLUS"と表記されたシールが貼られています。先日はYオクで1万3千~5千程度の値で落札されていたように記憶しています。再生音はVN35Eに限りなく近く黙って聴かされれば違いは僕には分かりません。手持ちのは針ガードのガードが斜めに傾いているのが写真でも分かると思いますが針は盤に対して正しく接しています。


パワー管/真空管の使用履歴

2010年05月01日 | オーディオ
上の写真は今現在使っているW.E.の350Bです。写真の物は予備用で比較的年代の新しいものと思われます。他にWE350Bは中古で4本ありますが、その内の2本は多分寿命がそんなに長くはないのではと思えます。使用中の350Bは未使用のものを4本使い始めたのですが、心配していた初期の不具合は発生せずまあ安定期に入っているのではと思います。文末で今まで使ったパワー管の印象を記しますが、あくまで僕の個人的感想ですのでその点はご理解ください。
↑上記の写真がWE350Bの上部の写真です。写真の物は未使用ですので見た目は問題ないはずですが、もし中古を入手される時はカソードやヒーターをチェックして伸びていないようならまず大丈夫と聞きましたが、正直なところ、大丈夫じゃない怪しい350Bを入手して観察した経験がないので、詳しい事が分かりません。上の写真のまん真ん中の白い部分がありますがそれが使い古してくると伸びてきて上にとび出してくるのだと聞きました。
↑WE350Bの前に使用していたESTI 350Bです。原産国の表示がないのですが、LIUZHOUとあるので、これは僕があまり好きでないチャイナ製だと思います。でも再生音はかなり満足がいくものです。
↑ ESTI 350Bのさらに前に使用していたTELEFUNKEN/EL34です。チューブに印刷されているマークは非常にとれやすく指で擦ったら落ちてしまいます。このTELEFUNKENの前に使っていたのが、英国製GOLD LION KT88でした。残念な事に写真が残っていません。このKT88+以前のパワー・アンプごと現在のパワーアンプ購入の際に手放しました。


各真空管の印象

W.E. 350B = 締まった低音でありながら全く不足は感じさせない、中域は圧倒的に押し出しがあって迫力がある。音が溢れ出してくるという感じ。高域は細密にしてリアルに再現される。シンバルの音を聞くだけで楽しめる。豪華&ゴージャスといった感じでしょうか。

中国(?原産がよく分からない)/ESTI 350B = 音にスピード感があって反応が鋭い。ビーム管の特徴だろうか。低域から高域まで不満なく再現されまとまりが良い。これは手元に温存しています。

中国/GD 350B = 中国製のゴールデン・ドラゴン350Bも聴きましたが、活発で元気は良いのですがやや細やかな表現には不足を感じました。全体的に音が荒くなるように思います。構造的に350Bと言えるのかどうか少し怪しい印象もあります。この真空管は手放しました。

独/TELEFUNKEN EL34 = 350Bのビーム管を聴くまではこちらが主流で聴いていました。とにかく品が良く低域から高域まで不足はあまり感じませんでした。もし350B関係がすべて聴けなくなったら、このEL34の再度登場願うつもりです。

英/GEC GOLD LION KT88 = この球を聴いた時から僕は真空管のとりこになりました。僕が最初に聴いた真空管です。石のアンプと比べると反応速度が非常に早く、音の鮮明さに驚いた記憶があります。手放したのをちょっぴり後悔してます。

英/MULLARD 6L6G = まだ所有してませんが、一度は聴いてみようかと思っているパワー管の一つです。気に入らないのはMULLARDのチューブ壁面が黒くて内部構造が見えないところで、楽しみの一つが奪われている事。これがなかったらもう購入しているんじゃないかと思います。


整流管MULLARD/GZ32

2010年04月15日 | オーディオ
久しぶりの更新ですが、今日は僕が使っている真空管の一つを紹介します。

どうも僕もブランドに弱いと言われる日本人の一人なんでしょうが、使用している整流管の英国MULLARD/GZ32です。厶ラード、テレフンケン、ウエスタンと聞くとつい触手を伸ばしたくなってしまう僕です。真空管の中でもTELEFUNKEN/ECC83, WE350Bは別格のお気に入りです。こういった真空管のご紹介は次の機会にゆずるとして、このMULLARD/GZ32もお気に入りの管です。整流管を替えると音がかなり変わってくるのはご存知でしょうが、このGZ32は密度が濃く輪郭をくっきりと感じさせながらも香り高い楽音を聴かせてくれると思っています。最初にこのGZ32を聴いてからは気に入ってしまい。、整流管の寿命が一番短いという事で複数セットを予備に入手しました。MULLARDのロゴ入りののペアーを2組と軍用のペアを3組です。真空管は所詮消耗品ですからあまり高価なモノには僕は手が出せません。特にWEの274Bこいつは巷の相場は1本8万ぐらいでしょうか、高過ぎます(怒ってます、俺にも聴かせて欲しい、手が届くところへ降りて来ておくれ)。そういう恐ろしい値を比べるとこのGZ32はその十分の一ぐらいの価格ですから音質と価格で満足指数は相当に高いです。
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上写真の整流管は同じGZ32ですが重症患者でもう治癒不可能です。肺(ガラス面)が黒ずんでしまっていて雑音が発生。なのですぐ交換しました。このヘタッた真空管はアンプに挿したときからちょっと不安定でした。結局使用時間は約3日ぐらいで使用不可状態になってしまいました。音は出ますが使うのは、とても怖いので使用禁止品として飾り物状態です。
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上写真は軍用品番CV593です。どこで厶ラードと判別できるかというとR71/B7A5のファクトリー番号で判ります。ちなみにこの番号は1967年生産でMULLARDのBLACKBURN工場分という事で間違いはないはずと自信はあまりないですがそう思っています。軍用という事で一般販売品と比べて信頼性が高いという事もあるのかなと思いますが、僕にはその違いは全く感じ取る事はできません。

厶ラードという真空管メーカーは1920年に設立され、1927年には早くもオランダPHILIPS傘下に入りしました。1970年には真空管の生産を中止しています。厶ラードというブランドも1988年に消滅してしまいました。レレレッとちょっと待てよ~、最近ではロシア製の厶ラードEL34が売られていたではないかという事ですが、このロシア製の厶ラードEL34はブランド問題でトラブルがあり直近では輸入はされていないようです。既に入荷済分は売られているようです。ロシア製ですから本家のEL34の音には価格も音質も全く及ばないはずです(オリジナルの厶ラードEL34を揃えて聴いた事はありません)WE350Bも揃えるわい、厶ラードのEL34も揃えるわいという程の財力が僕にはありません。話が脱線しましたがこの真空管の続きは後日という事にさせてください。


針交換すると不思議な事が・・・起こる

2009年06月19日 | オーディオ
今晩はモノラルのDL102の針を交換しました。前回の交換が今年の1月2日ですから半年近く経過した為ですが、それよりも気になった事があったのです。DL102は以前から針と盤面との距離が比較的近く67camperさんが言うところのややシャコ短気味なカートリッジですが、ここ数日ほどそのシャコ短具合がひどくなったので子細に観察してみるとカンチレバーの根元部分、ダンパーっていうんでしょうか、それがへたって極端なシャコ短になっていました。冒頭の写真が新品(左)と極端なシャコ短になり今回交換したカートリッジ(右)の写真です。比べればその違いがお分かりいただけると思うのと同時にここまでなるまでに使っていた僕の無神経ぶりに自分で自分を叱ってやりたいです。

それで針(カートリッジ全体の交換)を交換してから数枚のレコードを聴いたのですが、最初がEMARCY/MG36005/CLIFFORD BROWNで僕が所有しているEMARCY盤の中でブルー・レーベルにシルバーリングのある盤ですが、針交換後はチリ音が格段に少なくなりました。まるでレコードのグレードがワンランク上がったみたいです。さらにもう一つびっくりした嬉しい事がGRAND AWARD盤/LYNN TAYLORを久しぶりに聴いてみると、何と以前に感じられた風邪引きの兆候が感じられないじゃありませんか。これには本当に嬉しいやらびっくりしました。やはり針がくたびれてくるといろんな部分に悪影響が出てくるんですね。

前回交換が1月2日、今日の交換が6月19日で次回交換はもっと早めに10月末ぐらいを想定しているのですが、今回の針はいつまで頑張ってくれるでしょうか。ほぼ毎日2時間から3時間ぐらい聴いてひと月に約23日ぐらいは聴いていますから月58時間とすると半年で348時間ですから、もっと早く換えるべきかもしれませんね。針先の摩耗よりもカンチレバーの根元部分のへたりにもっと注意しておきたいと思います。

最近の部屋の様子

2009年03月20日 | オーディオ
もう変更しませんと思いつつ今までに何度変遷を重ねてきたでしょうか?もうこれで最後とおもいつつまた何かしら不満を感じてシステムを変えてしまうという事は誰にでもある事でしょうが、寄り道しながらも今のシステムとなりそれなりに納得してもう3年が経ちました。今でも不満や迷いは感じません。いろんなお店で有名システムを聴いても変更してみようかなどと本気で考えた事はここ最近ではないです。きっと今のシステムは僕の感度と僕の部屋にうまく合っているんでしょう。システムを薦め色んな助言をいただいたA氏には本当に感謝しています。上の写真が現在の部屋の様子で、下の写真これが3年前の写真です。2006年5月にはまだJBL4343が部屋にあったんですね。上の写真と下の写真を比べると大きく違うのはスピーカーでJBLからALTECになりました。ターンテーブルにSP用アームが増えてアームが3本になりました。それからラックを一段付け足し3段としました。以前は2段+片面1段でした。
レビンソンはラックに収まらないので、どうしてもラックの上に配置する事になります。ターン・テーブルも同じくラックの上に配置する事になります。そういう事情は変ってないのですが、ラックを3段にしたのはいつでもステレオとモノラルとSPを聴けるようにする為でした。レビンソンにはフォノ入力が2つしかないのでレビンソンの入力はもう満杯で、SPの入力をどれにつなごうかと思い、一時は切り替えスイッチを利用しようかとも考えたのですが、折角、独立させてオーディオ用電源として外部からワザワザ引いているのに、切り替えスイッチという抵抗を間に入れるのはどうも気が進みませんでした。それでラックを付け足した事によりアンプがすべて置けるようにしたわけです。ラックは1年前に購入していたもので、種々の理由で伸び伸びとなり組み上げるのが遅くなってしまいました。増えたラックに持てるアンプ類をすべて設置し、SP用はマランツ#7へ繋いでそれから6RA8のシングル・プッシュを通してAXIOM80を鳴らしています。SP盤以外のステレオ盤やモノラル盤はそれぞれのアームからレビンソンを通してプッシュ・プルのモノラル・アンプからALTECという流れになっています。レビンソンのML-1はラックに収まっているだけで今は使用しておらず深い眠りにはいっています。
以前にAXIOM80を中域でALTECを低域でJBLを高域でマルチに鳴らそうかとも考え一度挑戦したのですが、なかなか考えていたような音が出ずに挫折し、中断したままになっています。今のシステムで満足していますからもう挑戦しないかも知れません。考えてみると2006年ぐらいからはレコードもよりオリジナルにこだわって買い求めるようになりました。今後も故障でもしない限り装置には小遣いを費やさずレコードに小遣いを浪費したいと思っています。
↑3年前のシステムの写真です。勿論今のシステムもお金かけずに進化させられるのならば挑戦したいですね。できればスピーカーの真ん中に置いているターン・テーブルやアンプ類を手前の聴く位置の後方壁側にもってきたいのですが、それには部屋の間取りから相当無理しなければならず, キレイに収めるには部屋の改造も必要なので夢のままです。夢もあった方がないよりいいですもんね(笑)

TELEFUNKEN

2008年06月30日 | オーディオ
僕はパワー・アンプは特注のプッシュプル/モノラルを主とし、従として6RA8のシングル/ステレオのパワー・アンプを使っています。その前は上杉のUTY-5Sの15周年モデルの改造版にKT88ゴールドライオン球を使用したパワー・アンプ。その前がマッキントッシュのMC2255。その前がサンスイAU-9500と遡ります。今のパワー・アンプに不満を感じる事はなかったのですが、先日ネットで真空管のいろいろを見ていると僕のプッシュ・プル/モノラル・パワーアンプに使用されているEL34という真空管はかなりのメーカーの品が出されており、それを見るだけで楽しかったのですが、ふと(独)テレフンケンのEL34球が目にとまり、テレフンケンの音の良さ特に雑音の少ない事ではマランツ#7でも定評がありましたので、もし独テレフンケンのEL34球の真正品があるならば、現在使っている松下のEL34球と挿し換えたらもっと素晴らしい音がするんじゃないかと思ったのです。聞いた話ではこのテレフンケン/EL34球は偽物紛いというかテレフンケン球の委託生産をしていた工場が後に横流し始めた品があるんじゃないかとか色んな話を聞いていたので、こればっかりは信用できるショップでお願いせねばと考えて、いつもお世話になっている真空管おやじ殿に在庫がありますかというと有ると言う返答だったので早速送ってもらいました。冒頭の写真左が松下/EL34で右がTELEFUNKEN/EL34です。テレフンケン球は4本必要ですがとりあえず6本送ってもらいました。球の表面のプリントが薄くなっている部分がありますが、間違いなくテレフンケンでしょう(?)。早速取り換えて電源スイッチをいれると問題も発生しないようです。それから約5時間ほどいろんな音楽を聴き続けましたが、松下とは明確な違いがあります。日本の真空管に共通した持ち味かもしれませんが全体にまとまりが良く無難な音を聴かせてくれる松下と比べると、少し危なっかしいところもあるのですが、音の強弱というかメリハリというか躍動感がテレフンケン球の方にどうひいき目に聴いても軍配が上がるように思えます。車で言うとトヨタのまとまりが良くて乗りやすい車に対して、例えば(独)'69年あたりのポルシェ911Sのメンテは結構大変だけど低速で走ってもスポーツ・カーである事が実感できる車との違いに似た感じと表現すればご想像いただけるでしょうか。テレフンケンの駆動するスピーカーから流れる音楽が躍動感があり且つ楽しいのです。もっと早くにテレフンケン球を使う事を思いつけばよかったとも思いましたが、松下のをしばらく聴いたから違いが楽しめたとも思います。これからしばらくはますますレコードを聴く時間が長くなりそうです。
オーディオ関係の内容になったので、このブラシの写真も載せてのせます。この静電気除去ブラシは優れ物で多用しています。もう何年も前に発売されほどなく完売となったこの静電ブラシですが、最近改良版が再発売されたものを入手しました。根元の金属部分に指を接触させてレコード面を軽く掃くと静電気が除去されてゴミチリも掃除できるという仕掛けになっています。自分の指(身体)がアースとなっているわけです。このブラシでレコード面の静電気の90%は除去できるそうですが、完全に除去したければさらに湿気を帯びたクリナー布で表面を拭えば100%除去となります。ただし内袋へ入れる際にポリエチレン袋と接触するとそれだけでかなりの静電気を再び帯電しますので、ほどほどでいいんじゃないかと適当に処理しています。これを使い始めた頃のある晩に嫁さんが僕の部屋にやって来て一緒にレコードを聴いてました。彼女はその内にテーブルの上に置いて有った静電気ブラシに気づき“このブラシ腰があっていいわね、私が使おうかしら”と何とも恐ろしい事にそのブラシで頬をこすり始めました。僕の慌てたこと“ちょちょちょちょっと待ってくれ。それで顔をなでないでおくんなまし”とお願いしましたが、もう少し制止するのが遅かったら化粧の油脂べっとりの化粧ブラシに変身するところでした。もう二度となさいませんようにこの場を借りてお願いいたします。

AXIOM80

2007年12月20日 | オーディオ
先日、AXIOM80のスピーカーを復刻品からオリジナルに替えました、と言うより替えてもらいました。未使用のオリジナルを複数台所有している人がいてその人が1組分を手放したそうで、僕にその話を伝えてもらったのでこの機会を逃してはいつ手にはいるか判らないと思いお願いした次第です。未使用のAXIOM80の音が聴けるとは思っていなかったので、その期待に胸ワクワクでした。スピーカーだけを取り換えに来てくれたのですが、オリジナルのコーン紙のよく動くのには驚きました。フッと息を吹きかけるとオリジナルはグッと動きます。それと比べると復刻品は同じようにしても動きません。このよく動くコーン紙のおかげでよく弾み繊細で密度の高い音が聴けるのでしょうか、僕は理論はよく判りませんがそういう音で鳴り音楽を楽しみ事ができるのは本当に嬉しいです。今の何千万もするようなハイエンド機器も良い音はするのでしょうが、支払う費用と耳にする音楽を比べる事を考えると僕にはそこまでお金をかけなくても充分楽しめるのにと思えます。AXIOM80の写真です↓ ただしこの掲載写真は僕のところのモノではありません。僕のは写真を撮るのを忘れて箱に収まってしまいましたのでNorbert Bayer'sからの無断借り物です。

しかしながらこのスピーカーにその本来の能力を発揮させるのはかなり難しいらしく、まずエンクロージャーを選ぶのとアンプも選ぶ必要があるようです。僕は6RA8のシングル・アンプで鳴らしていますが、その相性には非常に満足しています。オリジナルのAXIOM80の箱の中に説明書が入っていて、その内容の一部にエンクロジャーの図面が3つが掲載されていましたが、実際はその図面どおりのモノを制作しても思うように鳴らないと聞きました。どうも低音がうまく出ないようです。僕のエンクロージャはその図面とは全く違う設計となっています。ともあれ僕のところへ来たAXIOM80のオリジナルですが, 1年後~3年後に馴れてきた頃にはもっと枯れて深みのある音になるのではと楽しみにしています。

今回、いつもオーディオの事でよく話を聞かせてもらう某氏から、これにツイターをつけるとまた別世界の音になるという話を聞いてモノは試しとつけてみました。上に2つ乗っているのがそのツイターですが両方を聴き比べてみて右側のツイターの方が音がやわらかく自然な感じをうけたのでそれを繋いでいます。そのツイターはドーム型ツイターですがメーカー名が分からないという代物ですがドイツ製という事は聞きました。ツイターを付け足した再生音は高域が広がり、不思議なことに低域も以前よりしっかりした印象を受けましたが、その分中域がすこし痩せたように思え、これも一長一短じゃないかと感じます。またツイターを使いこなせてないので結論が出せませんが、抵抗を変えながらいろいろと試してみて納得の音が出ればとの期待感の方が大きい状態です。満足できない時はツイターを外せば済むことですからと気軽に考えるようにしています。

スピーカーを一つ配置する場合の図面→

スピーカーを2つ配置するための図面→

上記の設計図を参考にしてつくられたと思えるユートピア製のエンクロージャーです。キレイな仕上がりのようです。再生音はどうでしょうか、実際に聴いていないので“?”です。


真空管やその他

2007年11月23日 | オーディオ
CDプレイヤーの事
僕もCDを全く聴かないわけではなくレコードでは聴けないアルバムや高値の花のレア盤及び未入手のアルバムを入手できるまでの期間限定としてCDでも聴きます。CDを聴く時に多用させてもらっているのが、写真の機器ですが実はCD専用プレイヤーではありません、DVD/CD兼用プレイヤーなんです。PANASONICのDVD/CDプレイヤーH-1000なんですが、この機器がアナログ的な角のとれたイイ音がするんです。入手したのは中古で実に安い価格だったのですが、発売当初の価格は30万以上したと聞いています。重さが16.6Kgもありずっしりと重いのですが、再生音はデジタルの耳障りなところを感じさせず, かといってベールを被せたようなボヤケタ音でもなく気に入っています。DVD/CDプレイヤーと馬鹿にせず、どこかの中古ショップで見かけた場合は一度聴いてみていただきたい逸品です。何人かのオーディオ先輩にアナログのような血が通ったかのような再生音を出せるCDプレイヤーはないものかと尋ねたところ複数の方からこのH-1000を薦められたので、そう高価でもないしモノは試しと聴いてみた結果は満足できるものでした。PANASONICも時々とんでもない製品を世に出すんですね。

真空管の事
NEC製の6RA8の真空管も予備で入手しました。現代のロシアや中国の真空管は寿命が短いようで毎日2~3時間聴いていると一年持つか持たないかという程度らしく約1000時間前後が寿命らしいです。それに比べると昔の職人さんはいい仕事をしていたんでしょうか(笑)、約4倍から5倍くらい耐久性があると聞きました。毎日3時間使って5年前後は持つという事です。そう言えば6RA8の真空管を使ったパワー・アンプが我が家に来てから既に1年半が経過しましたが、まだまだ真空管は健康そのものです。ですが必ず寿命は来るので, それに備えて4本を入手したわけです。これで僕の干しタコ耳が聴こえなくなるまでは大丈夫かな?もう2本あればまずOKでしょうか。下の写真は左右ともその6RA8の写真ですが、左がLUXMANロゴ入りで右がNECロゴのモノです。LUXMANロゴ入りはNECが依頼を受けてロゴを入れたもので、ロゴ有る無いに関係なくどちらも性能は同じはずです。LUXMANでは1963年発売のプリメイン型真空管アンプのSQ38と少し後にグレードアップされたSQ38Dにこの6RA8が4本使われていました。この6RA8の音色は解像度が非常に高くスピード感もありながら, 音に温かみがあってぞっこん気に入っている管です。出力が12Wか15Wしかないのですが、よく動くウーファを持つGOODMANのAXIM80を駆動するのには充分です。下の写真はその6RA8を使っているパワーアンプです。


SP用準備完了

2007年04月01日 | オーディオ
今日は、SP用の針をカートリッジに装着、また新しいアームをターンテーブルに装着する為に費やしました。夕方に出来上がり自宅へ持って帰ってきたターンテーブルです。一番左が新しく装着したSP用の針をつけたアームでオーディオ・クラフト製のアームです。SP盤はそう頻繁に聴くようには思いませんでしたのでこれでいいかなと思いました。

これから配線を接続してレコードを聴きたいのですが、もうその元気が残っておりません。配線は明日にします。
いま考えているシステムは
DL103STEREO針ーLNP-2L-PA(TUBE)-ALTEC
DL102MONORAL針ーLNP-2L-PA(TUBE)-ALTEC
C-2(SP)-ML-1L-6RA8(TUBE)-AXIM80
の3系統としてカートリッジの差換えなしでいつでも聴けるようにしたいと考えています。
うまく接続できれば良いのですが、よく+-を間違えますし左右も逆に繋ぐ事が多いのもですから。
また報告いたしますが、今日はこれにて失礼します。


ネジ1本に泣く!!

2007年03月28日 | オーディオ
オーディオを長くやっていると皆さん経験がお有りではないでしょうか?小ネジ1本ビス1本がないために音楽が聴けず歯軋りした悔しい思いを。今晩は月曜日の悔しいお話です。

写真のカートリッジはシェルに載っているのがDENONのDL-102のモノラル針です。その隣は同じDENONですがデンオンのC-2というクリスタル針です。クリスタルというは陶器いわゆるセラミック針です。このC-2はSP盤を聴く為に入手しました。届いたのが月曜日だったのです。SP盤は父親の国内SP盤を懐かしのあまり時々聴いていましたが、昔の鉄針で聴かれ摩耗もあり焚き火のそばで聴いているようなパチパチ音が相当したのでSP盤はこんなものと思っていたのです。ところが先日、あるお宅でSP盤を聴かせていただきその音に感動しました。SP盤ですから高域や低域は犠牲になっている部分がありますが、聴かせていただいたSP盤は女性ボーカルでギターのバックというモノでしたから余計に中音域の厚みや力強さや生々しさが際立ちLPとは一線を画した素晴らしさがありました。いまさらSP盤を集めようとは余裕資金もなく時間もないのですが、せめて好きなシンガーのこれという曲ぐらいは入手して聴いてみようと思った次第です。

という事でまず同じカートリッジが使えるというのが好都合だったのでデンオンC-2を入手するように手配しながら、SPレコードも欲しいのがあるかと当たってみました。まずDECCA/エラフィッツジェラルドとCORAL/ジョージアギブス、それにあまり好みではなかったのですが、CAPITOL/ベティーハットンとRCA VICTOR/サニーゲイルも購入しました。極上盤の中から選ぶと, その4枚になったわけです。まだクリス・コナーやジュリー・ロンドン、アニタ・オディー、サラ・ボーン,ドリス・ディーなどのSP盤はせめて一曲でもお気に入りのを入手したいと願っています。

針は到着したので早速付け替えて試聴と思ったのですが、DL102とC-2は形状や大きさもほぼ同じで簡単に付け替え可能と考えていたのですが、留めネジが1ミリか2ミリ短く、その為にしっかりしないという結果になりました。予備のネジもすべて寸法足らずで泣く泣くあきらめました。ネジの少し長いモノを入手すればSP針を装着できるのですが、考えてみるとその都度カートリッジに針を装着し直すのも面倒だし下手すると壊す恐れも有ると考え、今のターンテーブルにもう1本アームをつけ加える事にしました。それは少し先の話になると思います。

それまではとても待てないのでお蔵入りしていたDENONのターンターブルを再活用して33回転モノラル専用にし、78回転があるRP53はSP針を装着した東京サウンドのアームとDL103ステレオ針のアームと併用して使用する。またしばらく休憩していた6RA8真空管とAXIM80をSP盤専用にして聴いてみる計画としました。SP専用針+6RA8+AXIM80でさらに中域重視でボーカルの芯の部分を間近に聴けているという実感があれば(自分がイメージしている音楽が聴けていると思ったら)報告します。
納得できなかったら多分カートリッジを新しく買う事になると思います。それ以上は予算の都合もあるので諦める方向になりそうですが、自分のイメージする音楽に近づきたいという欲望に際限はないので苦しむことになるかも知れません(笑)

新入りの古いスピーカー

2007年01月27日 | オーディオ
今日はこれから電源ケーブルとか配線を整理して見た目をもう少しキレイにしようとしています。アンプの電源も久し振りに落しました。というような事情で音楽を聴けるのは今晩遅くか明日になるでしょう。アルバムを聴きながら記事を書かないと私はうまく記事が書けません。ということで今日はアルバムの記事はお休みです。

代わりの記事は久し振りのオーディオ関係でのスピーカーです。写真のスピーカーは昨年の暮れ近くなって我が家に来た新入りスピーカーです。新入りといってもやはり製造年は古い物です。JBL4343は置き場所もないし残念ですが手放しました。AXIM80を聴くようになって, JBL4343の2231ウーファーがなぜか重く感じられ音が弾まないという不満を持つようになりました。何かそれに変わるような物をと探していたのですが、お世話になっているオーディオ親方から、ならばこれはどうかと薦められたのが写真のシステムです。すぐに即答できずオーディオ先輩に相談したところまず間違いないと進言され入れ替える事にしたのでした。

新しくやって来たスピーカーシステムは、ボックスにALTEC416-8Aのウーファー、ボックスの上に乗っているのがALTEC288Cドライバー(写真では見えません)+ALTEC1505Bホーンとボックス左上に黒くチョコンとあるのがJBL2405ツイターの3WAYという構成のシステムです。ネットワークはでかい1505Bの後ろに隠れて見えません。1505Bは振動板を新しいものに変えオリジナル塗料で再塗装してあります。JBL2405も再塗装して振動板も新しくしています。

このスピーカーシステムの音は低音が締まり軽く鳴ります。この低音の鳴り方はJBLとは少し違うものです。この音の違いはコーン紙とか磁力の違いとかいろいろあるのでしょうが、深い知識があるわけではないのでボロが出ないうちにやめときます。288C+1505Bの中域は以前より音がより豊富で緻密になったように感じます。JBL2405ツイーターは同じなので変わりはないように思えます。実際は低中音とネットワークの関係で違うはずですが。このシステムにしてから音量を少し以前より上げて聴くようになりました。

288C+1505Bの横から見た写真です。→


私のスピーカー遍歴もL26→S143→4343→AXIM80+ALTEC416系となってもう買い替える事もないのではと思います。
と言いながら私のことです。半年先は分かりませんが(笑)

ML-1L

2006年10月28日 | オーディオ
先日、衝動買いというわけでもないのですが、レビンソンのML-1Lを見かけて, このフォノも悪くないという話を聞いていたのでこれも縁と考えて手を伸ばしてしまいました(やはり衝動買いですね)。LNP-2LとML-1Lのフォノを聴き比べてみて、細やかな陰影が映し出されるLNP-2Lに対してML-1Lはそれよりも少し明確で押し出しがあるように思えます(悪く言えば少し粗い感じでしょうか)。ゲインはML-1Lの方がLNP-2Lよりもあるようです、その為かどうかML-1Lの方が押し出しを感じさせて元気がいいです。反対にML-1Lは細かい描写についてはLNP-2Lに一歩譲っているように感じます。私の耳なんて聴き分ける力は大したことないと思っていますので、聴き比べればそう思うだけで、時間をおいて単独でそれぞれを聴けば聴き分けられないかも知れません。という次第でここのとこ、二つを聴いて楽しんでいます。

レビンソンの記事になったので、ついでにモジュールの話です。LNP-2Lはモジュールの予備を確保してあるのですが、ML-1Lはその予備モジュールはありません。ML-1Lのモジュールが壊れた場合にはLNP-2L用のモジュールを代用に使用する事もできるようですが、ゲインが少し落ちるらしいです。という事で両機器の維持の為にも新しいモジュールLD-5の登場を待ちわびているのですが、先日初めてネットで販売しているのを見かけました。見かけた時は既に販売済みでしたが、そろそろ出回ってくる時期かと楽しみにしています。

SPケーブル

2006年09月30日 | オーディオ
最近になって4343のウーファーがなぜかしらボソボソと鳴っているような気がしてきたという話は以前にお伝えしましたが、気になり始めると何らかの策を講じないといつまでもそれが解決しないというのがオーディオ好きの悩みの深いところです、気の持ちようで何とかなればいいのですが、そうは行きません。いろんな方から助言をいただいたり、また助言を求めたりしていたのですが、九州のオーディオ仲間(大先輩ですが、同じオーディオ業者のところで知り合ったオーディオ一筋の方で自宅からオーディオ用にと変遷した結果、自室も音響リスニング室専用へと改造)から先日久し振りに連絡があり、悩みを相談したところ根本的解決にはならないかも知れないが、あまり今のSPケーブルに固執せずケーブルを変えてみたらどうかと言われ、それもそうだと考えるに至り、どのSPケーブルが良いと思うかと尋ねたのですが先輩は私の装置全体を知っている上で、プリにも使われているスーナーのSPケーブルを使ってはどうかと進言されたので、紹介してもらうと以前に4343用スピーカーの台を購入したサウンドトレールがそのスーナーのSPケーブルを加工して4343にも使えるというので早速注文しました。

SPケーブルはすぐに届きましたが、折からの出張もありケーブルを繋いだのが今日になりました。先輩は “まぁ~、これ使ってみた後でいろいろと考えたら”とやさしく諭してくれたわけです。この品番SK-12はスーナーのSPケーブルでケーブルサイズはΦ11mmで線径14GA程度らしいです。詳しいことは分かりませんがかなり太く堅いです。太いケーブルは見た眼からあまり好きではないのですが、この際好みは言っておれません。相談した結果にこのSK-12にしました。また当然でしょうが方向性もあります。注意書きに無理に曲げたり曲げ戻したりするとケーブルが傷む事があるので無理に力を加えないようにとありました。

このSPケーブルを今日の午後2時頃に繋いで聴き始めました。まだエージングが済んでいませんので聴き始めは高域から低域まで音はよく拾うがボケたような音で全体に音が曇っていました。出てくる音の輪郭も明確とはとても言えませんし、音も硬かったです。未エージングのケーブルではこんなものだろうと大きな期待もせず期待を裏切られたという気持ちもなく聴き続けていました。30分後ぐらいに、このケーブルの場合はシンバルの音が良くでるのかな、と言う感じを持ちました。午後4時ぐらいには全体の音が締まってきて音の輪郭がかなりハッキリしてきましたし、空間の広がりを以前のケーブルより感じられるようになりました。

今現在も聴き続けながらこの記事を書いていますが、音の残響というか空間の広がりがさらに感じられるように思いますと同時に音に伸びが感じられます。またベースの弦の存在が感じられるように思います。硬さもとれ円やかになってきました。CDの方が音が良くなったように思えます。アナログレコードはどうかと言うと、実はそこまで試しておりません。決して自慢しているわけではありませんが、ボーカル等は主に中音域が充実していれば聴けますので、後はシンガーの唇や舌の動き、息継ぎや顔がどこを向いているかとかが感じられれば、私にとってそれ以上はありません(今のところの話です、すぐ趣旨替えもありますのでご容赦下さい)ということでボーカルについては今までも文句はありませんでした(いま以上を知らないだけだとも思います)。

少し重い感じがしたJBL4343が軽くしなやかに鳴っているように感じている現在の状態でこのSPケーブルに変えてとりあえず満足しています。2~3日後が楽しみですが、既に今でもかなりエージングが進んでいるんじゃないかと思える状態ですが、これ以上に一皮むけるのであれば私にとっては素晴らしい事で文句はなくmoreハッピーですが、さてどうなりますやら。数万円の出費で音が改善できればプリアンプやパワーアンプを購入する事と比べて圧倒的に安くつきますし、やはりケーブル関係は常に研究しておく必要があると遅まきながら感じた次第です。個人名は挙げませんが、いろいろと助言下さった方々にこの場を借りてお礼申し上げます。大変お世話になり有難うございました。

使用のSPケーブル(SK-12)についての詳しい事は下記のページのケーブル欄をご覧下さい。
http://soundtrail.co.jp/

悩めるオーディオ

2006年09月10日 | オーディオ
最近オーディオに迷いが生じています。

針=最高とは言えないですが、自分の装置には適合している。迷いなし
ケーブル=全く迷いなし
昇圧トランス=全く迷いなし
ターンテーブル=全く迷いなし
トーンアーム=SME3012ですがより古いモデルを見たので欲しくなった やや楽しい迷い有り

プリアンプ=全く迷いなし。ただしLNP-2Lにも寿命があると思うので、注文したレビンソンの後継機(真空管)を待っている楽しみな状態。ただ自分の人生残り時間も知らないのによく待っていられると自分でも思う。
McInToshのC2200もいいかなと思ったのですが、音が良過ぎるというか最近の装置はどれを聴いても同じような音がするのが不満です。よってC2200はボツ。マランツ#7ぐらいでしょうか。

パワーアンプ=6RA8にナノトランス使用で全く不満なし。
スピーカー=AXIOM80全く迷いなし特にボーカルには最適

スピーカー=JBL4343
問題はこのスピーカーです。4wayですが高域から中域までは疑問がないのですが、どうもこの4343のウーファーが気になっています。自分にはボソボソと締まりがないように思えるのです。特にAXIOM80を聴き始めてからそう感じるようになりました。いろいろと尋ね聞いてみたのですが、このJBL4343や4344に共通しているのだがウーファーのコイルの巻き方に特徴があると言う、それはウーファーだけがプラスとマイナス逆になっているのだという話を聞きました。にわかには信じがたい話ではあるが4343や4344のウーファーがこもったような音がするという話はよく聞くわけで、当時のJBLはそういう低音を狙ってウーファーだけはそうしたのだという人もいた。それが本当かどうかは自分には確かめる技術もありませんが、今の自分がJBL4343のウーファーの音が気に入らないのは確かです。昔からウーファーはアルテックやその親のウエスタンが良く、弟分のJBLはスーパーツイーターやホーン型ドライバーがいいとも聞きます。迷い始めると困るなぁ~。

いっそのことアルテックかウエスタンのウーファーの装置にでも換えようかしらと資金もないのにぼんやりと考えています。とりあえず近いうちに某所に素晴らしいスピーカー及びオーディオ装置を持ち誰でも聴きに来いと豪語して、聴きに来た人にショックを与えてそれを喜びとしているとんでもない人がいるので、一度訪問してどの程度のショックを受けるのか体感してこようと考えています。JBL4343をどうするかはそれから考えます。

CDラック

2006年08月14日 | オーディオ
CDラックにもニッチ製品は必要です。以前は写真に写っている柱とCDラックの間に16センチの隙間があり、そこが利用できずにおりました。色々と探していたのですが適当なものが見つからず(適当なものとはサイズと品質)におりましたが、W14.5×H21.5センチのCDラックがあり積み重ねて使用でき、5個重ねれば隣の以前から使用しているCDラックと高さがほぼ同じになるという事で購入しました。現在は空いた空間が埋まりとりあえず落ち着いていますが、LPラックも以前から比べると少し増えた結果、ますます部屋は狭くなってきています。