伊CETRA EPD46/HELEN MERRILL/JAZZ IN ITALY N.8/7inch
このCETRA盤のJAZZ IN ITALYシリーズは最初にN.4のFATIMA ROBINを渋谷JAROで入手したのが最初。お店へ行き始めて数回目だったかにEP盤の中に混じって置かれていたのを入手したのが最初で持ち帰って聴くと録音が非常に良い盤だなぁと感じた。と同時にスリーブのデザインもさすがイタリアで白黒基調に真っ赤なアクセントとお洒落な感覚が気に入っている。当時からN.8のHELEN MERRILLも求めていたが全く入手までに至らなかったEPだった。一度も見かけたことすらない年が続いたのだ。N.4のFATIMA ROBINを入手してからこのN.8を入手するまでに少なくとも5年以上はかかったと思う。それからここに掲載のHELEN MERRILLは実は2枚目なのだ。つまりどの廃盤店でもネットでも縁もなく出会いもない中で、ある日海外から入手できたのが最初の1枚目。しかしその入手したものはスリーブの状態が良くなくどうしようかと随分と悩んだが入手欲には勝てなかった。しばらくは聴いていたもののやはりスリーブ状態に我慢できなかった。縁というのは不思議なもので一度入手するとまた出会いが続くことになる。という流れで海外オークションで2枚目を入手した。それでやっと納得できる所に落ち着いた。今更だがこの経験以降は状態の良くないジャケや盤には二度と手を出さなくなった。結局追い銭が要って高くつくという事になるからだ。もはや新たに購入する余力はないが本EPがもしスリーブも盤もピカピカという状態で東京の廃盤専門店の壁に飾られている場合はいったいいくらの値がついているんだろうかと余計な事を考えてしまう。それからFATIMA ROBINにしてもHELEN MERRILLにしてもこういう発売枚数が少量のEP盤はもうコレクターの棚に収まってしまい世に出てくる事がますます少なくなるのだろうか?それともコレクターが年老いてもう聴けなくなった時には家族が売りに出すのだろうか?僕の友人は自分が聴けなくなっても手放すな蔵に納めておいてくれと奥さんに伝えてあると言っていた。僕はどうしたいのだろうかまだ考えも決まっていない。
パーソナル;HELEN MERRILL (vo), GIANNI BASSO (ts), DINO PIANO (tb), RENATO SELLANI (p), GIORGIO AZZOLINI (b), FRANCO TONANI (ds)
(収録曲)A1. EVERYTHINGS HAPPENS TO ME /A2.THE MORE I SEE YOU /B1. I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN
さて彼女がイタリア滞在中に録音された本盤、当然のように彼女のボーカルのバックを受け持つのは当時のイタリアを代表する面々だがそれぞれのメンバーについて僕は詳しくない。本盤のHELEN MERRILLのボーカルだが収録順にEVERYTHINGS HAPPENS TO MEから聴き始めるのが絶対のお薦め。というのは本曲は彼女がまず歌い始めてからバックがついてくるのだが、その彼女の静かな歌い出しとボーカルには聴いた瞬間に鳥肌物というか秒殺されるんじゃないかと思う言いようの無い魅力が濃縮されている。そのボーカルを活かしきるバックの演奏も見事。EVERYTHINGS HAPPENS TO ME とTHE MORE I SEE YOUで彼女のボーカルをじっくりと味わって、I'VE GOT YOU UNDER MY SKINではそれに加えてバックの演奏を更に楽しむ事ができる。録音も良くEP盤とはおもえないほどの輪郭くっきりの再生音でたとえ音量を上げてもいささかの崩れもない。なお本EP盤の収録曲を収めたCDもあり僕も以前に入手したが再生音はアナログ盤と比べられない。
追記)あくまで僕の所見ですが本ドーナツ盤は一般的ドーナツ盤より中心部のホール径が気持ち大きい(0.5ミリちょい大)ので、手持ちのドーナツ用アダプターではやや径が不足の場合もある。この点に無頓着だと中心がブレて再生に悪影響があると思う。僕は大昔から使っているアルミのアダプターと7年前に買ったアダプターと2個あって新しい方が気持ち径が大きい。この二つあればどのドーナツ盤に対してもどちらかが適切に合うので助かっている。大昔から使っているからすり減ったなどという事はないと思うが、なぜ径が幾分でも違うのかは不思議に思う。
このCETRA盤のJAZZ IN ITALYシリーズは最初にN.4のFATIMA ROBINを渋谷JAROで入手したのが最初。お店へ行き始めて数回目だったかにEP盤の中に混じって置かれていたのを入手したのが最初で持ち帰って聴くと録音が非常に良い盤だなぁと感じた。と同時にスリーブのデザインもさすがイタリアで白黒基調に真っ赤なアクセントとお洒落な感覚が気に入っている。当時からN.8のHELEN MERRILLも求めていたが全く入手までに至らなかったEPだった。一度も見かけたことすらない年が続いたのだ。N.4のFATIMA ROBINを入手してからこのN.8を入手するまでに少なくとも5年以上はかかったと思う。それからここに掲載のHELEN MERRILLは実は2枚目なのだ。つまりどの廃盤店でもネットでも縁もなく出会いもない中で、ある日海外から入手できたのが最初の1枚目。しかしその入手したものはスリーブの状態が良くなくどうしようかと随分と悩んだが入手欲には勝てなかった。しばらくは聴いていたもののやはりスリーブ状態に我慢できなかった。縁というのは不思議なもので一度入手するとまた出会いが続くことになる。という流れで海外オークションで2枚目を入手した。それでやっと納得できる所に落ち着いた。今更だがこの経験以降は状態の良くないジャケや盤には二度と手を出さなくなった。結局追い銭が要って高くつくという事になるからだ。もはや新たに購入する余力はないが本EPがもしスリーブも盤もピカピカという状態で東京の廃盤専門店の壁に飾られている場合はいったいいくらの値がついているんだろうかと余計な事を考えてしまう。それからFATIMA ROBINにしてもHELEN MERRILLにしてもこういう発売枚数が少量のEP盤はもうコレクターの棚に収まってしまい世に出てくる事がますます少なくなるのだろうか?それともコレクターが年老いてもう聴けなくなった時には家族が売りに出すのだろうか?僕の友人は自分が聴けなくなっても手放すな蔵に納めておいてくれと奥さんに伝えてあると言っていた。僕はどうしたいのだろうかまだ考えも決まっていない。
パーソナル;HELEN MERRILL (vo), GIANNI BASSO (ts), DINO PIANO (tb), RENATO SELLANI (p), GIORGIO AZZOLINI (b), FRANCO TONANI (ds)
(収録曲)A1. EVERYTHINGS HAPPENS TO ME /A2.THE MORE I SEE YOU /B1. I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN
さて彼女がイタリア滞在中に録音された本盤、当然のように彼女のボーカルのバックを受け持つのは当時のイタリアを代表する面々だがそれぞれのメンバーについて僕は詳しくない。本盤のHELEN MERRILLのボーカルだが収録順にEVERYTHINGS HAPPENS TO MEから聴き始めるのが絶対のお薦め。というのは本曲は彼女がまず歌い始めてからバックがついてくるのだが、その彼女の静かな歌い出しとボーカルには聴いた瞬間に鳥肌物というか秒殺されるんじゃないかと思う言いようの無い魅力が濃縮されている。そのボーカルを活かしきるバックの演奏も見事。EVERYTHINGS HAPPENS TO ME とTHE MORE I SEE YOUで彼女のボーカルをじっくりと味わって、I'VE GOT YOU UNDER MY SKINではそれに加えてバックの演奏を更に楽しむ事ができる。録音も良くEP盤とはおもえないほどの輪郭くっきりの再生音でたとえ音量を上げてもいささかの崩れもない。なお本EP盤の収録曲を収めたCDもあり僕も以前に入手したが再生音はアナログ盤と比べられない。
追記)あくまで僕の所見ですが本ドーナツ盤は一般的ドーナツ盤より中心部のホール径が気持ち大きい(0.5ミリちょい大)ので、手持ちのドーナツ用アダプターではやや径が不足の場合もある。この点に無頓着だと中心がブレて再生に悪影響があると思う。僕は大昔から使っているアルミのアダプターと7年前に買ったアダプターと2個あって新しい方が気持ち径が大きい。この二つあればどのドーナツ盤に対してもどちらかが適切に合うので助かっている。大昔から使っているからすり減ったなどという事はないと思うが、なぜ径が幾分でも違うのかは不思議に思う。