ARS/G-426/ANITA O'DAY/ANITA SINGS FOR OSCAR/
ブログの更新が今月は特にできませんでした。出張が多くて自宅にいる日も少なかったです。やっぱり自宅それも古本屋のような匂いのする自室にいると落ち着きますね(笑)。ここに居座ってレコードを聴く事ができなくなると僕はどうやってストレス解消するんでしょうね、あまり考えた事がないんですが, 今晩はふとそんな事を考えてしまいました。以前は嫁さんもテーブルクロスをより部屋に合うものを見繕って買って来てくれたり、花を飾ってくれたりしていましたが自室が段々とレコードで占領され始めるとついに見放されたようで, 全く気をつかってくれなくなりました(残念)。
今晩のアルバムはアニタ・オディの一枚ですが、ANITA SINGS THE MOSTと言えば数ある彼女のアルバムの中でも傑出して聴き応えのあるアルバムだと評価されているようですし、僕もこのアルバムはお気に入りシンガーのアニタのアルバムの中でも大変気に入っています。このアルバムはよく知られていますし今さら僕ごとき下戸が内容を説明するとお叱りを受けそうですが、そこをあえて。TENDERLYやSTELLA BY STARLIGHT等のスタンダードな曲が収録されていますが、レコード全体を通して聴いてもいささかもダレる事なく次から次へと聴かせてくれるのがまずアニタは凄いと思い、またオスカー・ピーターソン等のバックの洒落た演奏も素敵で楽しいし小気味よいです。いずれにせよアニタの名盤である事は認められた一枚でしょう。
冒頭のアルバム写真というより小冊子ですが、ARS盤に入っている4ぺージの小冊子です。ARSはAMERICAN RECORDING SOCIETYの略ですが、僕はあまり知らないのですがARSのレーベルの下にはMANUFACTURED IN U.S.A. FOR HOME USE ONLYと印刷されているのですが、これはこのレーベルがVerve傍系会社の通信販売用レーベルであったとも聞きました。どなたか詳しくご存知の方がいらっしゃればご教授願いたいと思います。それでこのARS盤とVERVE盤のどちらが先に発売されたかという事ですが、実際はARS盤が先に製造されたのですがVERVE本体からクレームが入りしばらく販売を見合わせてVERVE盤が出た後にARS盤が出されたというように思っています(と言っても自分で調べたわけではなく友人やレコード店主等に聞いた話ですが)。しかしながらそういう経緯を考えるとこのARS盤の方がより初期という事になります。という事を考えながらVERVE盤とARS盤を見比べているとどちらが音が良いのかより陰影が深いのかより心に響くのかなどという些細な事が気になるわけです。両方を聴き比べて見ましたがどちらも録音が良く(当たり前ですが)メリハリのあるジャズを聴かせてくれます。でどうなんだ? 僕のタコ耳で聴いた場合に音の違いはあるのか?と言う事ですが、残念ながら明確な違いはありません、強いて言えばARS盤は音がクッキリしているがやや硬いように思え、VERVE盤は音がややまろやかで角がとれた音のような気がします。僕の好みではVERVE盤の方が音がまとまって総合点が高いように思えました。がこれも時間を置いて聴き比べた場合には違いは感じられない範囲です。そんな程度の違いでしかないと思います。どちらで聴いてもアニタのボーカルを十二分に楽しむことが出来るでしょう。
↑ARS盤のレーベル
↑ARS盤ではジャケットはなくやや厚手のビニール袋に内袋と共に入れられている状態です
↑ VEREVE/MGV-8259/ANITA SINGS THE MOST(トランペット・レーベル/黒にシルバーのロゴ)のアルバム
パーソナル:ANITA O'DAY(vo), OSCAR PETERSON(p), HERB ELLIS(g), RAY BROWN(b), JOHN POOLE(ds), MILT HOLLAND(ds)
収録曲 A面/ 1. 'S Wonderful/They Can't Take That Away from Me/ 2. Tenderly/ 3. Old Devil Moon/4. Love Me or Leave Me/ 5. We'll Be Together Again/ B面 /1, Stella by Starlight/ 2,Taking a Chance on Love/3,Them There Eyes/4, I've Got the World on a String/5, You Turned the Tables on Me/ 6, Bewitched, Bothered and Bewildered/
ブログの更新が今月は特にできませんでした。出張が多くて自宅にいる日も少なかったです。やっぱり自宅それも古本屋のような匂いのする自室にいると落ち着きますね(笑)。ここに居座ってレコードを聴く事ができなくなると僕はどうやってストレス解消するんでしょうね、あまり考えた事がないんですが, 今晩はふとそんな事を考えてしまいました。以前は嫁さんもテーブルクロスをより部屋に合うものを見繕って買って来てくれたり、花を飾ってくれたりしていましたが自室が段々とレコードで占領され始めるとついに見放されたようで, 全く気をつかってくれなくなりました(残念)。
今晩のアルバムはアニタ・オディの一枚ですが、ANITA SINGS THE MOSTと言えば数ある彼女のアルバムの中でも傑出して聴き応えのあるアルバムだと評価されているようですし、僕もこのアルバムはお気に入りシンガーのアニタのアルバムの中でも大変気に入っています。このアルバムはよく知られていますし今さら僕ごとき下戸が内容を説明するとお叱りを受けそうですが、そこをあえて。TENDERLYやSTELLA BY STARLIGHT等のスタンダードな曲が収録されていますが、レコード全体を通して聴いてもいささかもダレる事なく次から次へと聴かせてくれるのがまずアニタは凄いと思い、またオスカー・ピーターソン等のバックの洒落た演奏も素敵で楽しいし小気味よいです。いずれにせよアニタの名盤である事は認められた一枚でしょう。
冒頭のアルバム写真というより小冊子ですが、ARS盤に入っている4ぺージの小冊子です。ARSはAMERICAN RECORDING SOCIETYの略ですが、僕はあまり知らないのですがARSのレーベルの下にはMANUFACTURED IN U.S.A. FOR HOME USE ONLYと印刷されているのですが、これはこのレーベルがVerve傍系会社の通信販売用レーベルであったとも聞きました。どなたか詳しくご存知の方がいらっしゃればご教授願いたいと思います。それでこのARS盤とVERVE盤のどちらが先に発売されたかという事ですが、実際はARS盤が先に製造されたのですがVERVE本体からクレームが入りしばらく販売を見合わせてVERVE盤が出た後にARS盤が出されたというように思っています(と言っても自分で調べたわけではなく友人やレコード店主等に聞いた話ですが)。しかしながらそういう経緯を考えるとこのARS盤の方がより初期という事になります。という事を考えながらVERVE盤とARS盤を見比べているとどちらが音が良いのかより陰影が深いのかより心に響くのかなどという些細な事が気になるわけです。両方を聴き比べて見ましたがどちらも録音が良く(当たり前ですが)メリハリのあるジャズを聴かせてくれます。でどうなんだ? 僕のタコ耳で聴いた場合に音の違いはあるのか?と言う事ですが、残念ながら明確な違いはありません、強いて言えばARS盤は音がクッキリしているがやや硬いように思え、VERVE盤は音がややまろやかで角がとれた音のような気がします。僕の好みではVERVE盤の方が音がまとまって総合点が高いように思えました。がこれも時間を置いて聴き比べた場合には違いは感じられない範囲です。そんな程度の違いでしかないと思います。どちらで聴いてもアニタのボーカルを十二分に楽しむことが出来るでしょう。
↑ARS盤のレーベル
↑ARS盤ではジャケットはなくやや厚手のビニール袋に内袋と共に入れられている状態です
↑ VEREVE/MGV-8259/ANITA SINGS THE MOST(トランペット・レーベル/黒にシルバーのロゴ)のアルバム
パーソナル:ANITA O'DAY(vo), OSCAR PETERSON(p), HERB ELLIS(g), RAY BROWN(b), JOHN POOLE(ds), MILT HOLLAND(ds)
収録曲 A面/ 1. 'S Wonderful/They Can't Take That Away from Me/ 2. Tenderly/ 3. Old Devil Moon/4. Love Me or Leave Me/ 5. We'll Be Together Again/ B面 /1, Stella by Starlight/ 2,Taking a Chance on Love/3,Them There Eyes/4, I've Got the World on a String/5, You Turned the Tables on Me/ 6, Bewitched, Bothered and Bewildered/