ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

たらの芽パスタ

2012-04-25 | 食べること。



今年は例年より遅れがちだったたらの芽。
急に暖かくなったので、主人が慌てて採りに出かけます。
昨日は東へ、今日は北へ。
おかげで、たらの芽三昧の日々。

子どもたちがいた頃は、大皿にいっぱいたらの芽の天ぷらを
つくりましたが、今はさすがに食べきれません。
それに、さすがにこの年で毎日揚げ物もねえ・・・

で、今回は主人の要望にこたえてパスタにしてみました。
たらの芽はさっと茹でて、ガーリックやベーコンと炒め、
最後にバターと醤油を少し。
生パスタを使ったので、もっちりしたパスタに味がからんで
我ながらなかなかの出来ばえでした


桜が咲いて、たらの芽食べて、春を実感。
次はそろそろ筍かな~








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桜と黒ビールと

2012-04-16 | 日々のこと。
この週末は主人が留守で、めずらしくひとりでした。
自営業で、毎日三食つくらなければならない私にとって、
これはめったにない主婦の休日です。
夕食の時間を気にせず、自由に過ごせる貴重な1日

週末に夕食を一緒に食べる義母には、おいなりさんを持って行ってお茶を濁す・・・

ちょうど近くの土手の桜が見ごろなので、夕方お花見ウォーキングへ。
一週間前はまだ蕾だったのに、ここ数日の暖かさで一気に咲きました。





この桜並木の横に病院があります。
父が入院していた病院です。
4階の病室は見晴らしがよくて、毎日窓の外を眺めていました。
そこからは私のウォーキングコースの土手もよく見え、
春になったらここから満開の桜が見えるよ、と父に言っていたものです。

そのときはベッドを起こしても、窓から見えるのは降りしきる雪ばかり。
あと一ヶ月もしたら・・・と桜が咲くのを楽しみにしていたのに、
その桜を見ることなく父は亡くなりました。

それ以来、この土手を歩くたび父のいたその病室を探してしまいます。
今もあの病室の窓から、誰かが満開の桜を見ているのかな・・・


ウォーキングの後の楽しみといえばこれ↓





昨年この発泡酒が出たとき、数量限定とあってかあまり見かけず、
主人があちこちの酒屋さん・コンビニを探し回っていました。
近辺に出回ってたのは、ほとんどウチで買い占めていたかも。
それくらい美味しかったのですよ。

3月からまた発売されたいうので、生協に載っていたのをとりあえず購入。
主人がケース買いすると言っていたのに、なんとどこにも見当たらない!?
この値段で、本物と変わらないこの美味しさ。
やはり、品薄なのかな。
もっと買っておけばよかった~

コメント (5)
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七王国の玉座

2012-04-09 | 読むこと。

       『七王国の玉座 上』
      ジョージ・R・R・マーティン



       『七王国の玉座 下』



長らく本のレビューをお休みしておりました。
前回が2010年10月の『孤鷹の天』ですから・・・1年半ぶり!?

昨年は本を読むこと自体ができず、なんとか読んだとしても、
それを文章にまとめることができず・・・

が、ようやくブログに書きたい!と思える作品に出会いました。
それが『氷と炎の歌』の第一部『七王国の玉座』です。
jesterさんのブログで知り、気になっていたところ
図書館で見つけてようやく読み始めました。

ところが、最初のうちはなかなかすんなり進まなくて。
とにかく壮大な物語で、登場人物がやたら多いのです。
それに、何人かの視点で描かれているので、それを把握するのに
多少手間取ったり。
(私はノートに関係図をメモしました
こう書くと、なんか読みにくそうと思われるかもしれませんが、
とんでもない。
登場人物はとても魅力的だし、ストーリーは壮大で読み応えたっぷり。
はらはら、どきどきしながら、この世界に引き込まれていきます。


舞台は夏と冬が不規則に訪れる世界。
七王国の玉座をめぐる覇権争いの中で、登場人物たちが
-大人も子どもも-否応なく陰謀の渦に巻き込まれていきます。

物語が登場人物の中の何人かの視点で描かれていて、
同時進行で進んでいきます。
その視点となるのは、
“王の手”となったスターク家のエダード公、その妻ケイトリン。
その子どもたちのブラン、サンサ、アリア、そして私生児ジョン。
スターク家に対する立場にあるラニスター家のティリオン。
そして、滅ぼされた古代ターガリエン家の最後のひとりであるデナーリス。

これでわかるように、大人だけでなく小さな子どもたちや、
あるいは敵対する勢力の視点からも描かれ、それがこの物語を
一層奥行きの深いものにしています。
また、これほどたくさんの登場人物でありながら、それぞれが
見事に描けているのですよね。
なので、多少名前を覚えられなくても、あ~この人ね、って
ちゃんとわかります(笑)
それくらい、それぞれ個性的なのですよ。
たぶん、読者にはお気に入りの人物も出てくるはず。

異世界の話ではありますが、ファンタジーというよりも
まるで歴史小説を読んでいるよう。
なので、本物の歴史がそうであったように、スターク家の子どもたちにも
容赦なく過酷で残酷な運命が待ち受けています。

その玉座をめぐる戦いが起きている最中にも、南の海の向こうでは
デナーリスがドラゴンの卵を孵らせるし、北の壁の向こうでも
不気味な異形人が動き出しています。

戦いの行方は?
子どもたちの運命は?
あ~、この先どうなるの~!?
というところでこの巻が終わります。

本当は全巻一気読みしたいところ、読み出すと他のことに
手が回らなくなるので、時間をおいて借りることにしました。
あれこれ、しなきゃいけないことはいっぱいあるし~


アメリカではドラマ化され、すごい人気だとか。
日本でも放映されないかな~

コメント (2)
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春の嵐

2012-04-03 | 介護<親たちのこと>
昨夜は、風が強くてなかなか眠れなかった。
今日は春の嵐。
強風が吹き荒れ、午後には雷が鳴ってどしゃ降りになる。


父の一周忌の後、わりと平穏に過ごしていた母。
(保険証がない、家の鍵がない、ということはあったけれど)
しかし、そろそろ雲行きが怪しくなってきた。
こちらも春の嵐?

今日、ケアマネさんから電話があった。
母が羽毛布団の打ち直しを頼んだらしく、今朝ヘルパーさんが
いるときに業者からお礼(?)の電話がかかってきたというのだ。
しかも、なんと26万!?

すぐに電話するもののつながらない。
こんな天気に買い物でも出かけたのかと気にしながら、
姉たちにメールを打つ。
神戸の姉からは、あまり責めないよう、返信があったけれど・・・

午後、電話に出た母は待ち構えていたように、
自分は騙されていない、向こうはこの羽毛布団は上等だと
わかっているから、打ち直しにそれくらいかかるのだ、と言う。
母の通帳を預かっている私は、そんなことにお金を出せないと言うと
「私のお金や」と怒り出す。
心配して言っているのに、こっちもだんだん腹が立って電話を切った。

もう
本当に何でこんなことになるのだろう。


以前、義父母にも同じようなことがあった。
自然食品などを扱うある大手の店の人がよく出入りしていて、
主人と私は気をつけるよう言っていたのに、知らない間に
高額の布団や浄水器を買っていたのだ。
しかも、本人たちは身体にいいものだと信じて、疑う様子もなかった。
義父が亡くなった後も、義母が11万のコルセットを買ったことがあったが、
そのときは私が気づいてすぐに主人から店側に返却。
11万は戻ってきた。

それだけではない。
置き薬を置くついでに高い健康食品を買わす者もいる。
義母の家は我が家と2軒しか離れていないので、
そういう車が止まっているのに気づいたら、すぐ
主人か私が行って断るようにしている。


しかし、実家の母はそういうわけにはいかない。
今回は、たまたまヘルパーさんがいるときに業者から電話が
かかってきたから発覚したけれど、そうでなければ
母が言うまで全く気がつかなかっただろう。

今ならクーリングオフが間に合うと思うが、問題は
母が騙されたと思っていず、解約する気がないこと

同じようなことが数年前にもあった。
その時は、何十万もする指輪。
もちろん、母はまだ認知症ではなかったが、宝石好きの母は
ローンでそれを購入。
それを持ってきたのは、以前私の着物を何枚か誂えたお店の人だった。
その人は電話できちんと対応してくれたけれど、その指輪が本当に
それだけの価値があるのか、結局私にはわからなかった。

そういえば、先日もわけのわからないサプリメントと1000円の
振込用紙が置いてあったっけ。
勧誘の電話があっても、「けっこうです」ではなく、はっきり
「いりません」と言うように注意したのに。
こんなことが続くようなら、成年後見人制度とか
考えなければいけなくなるのだろうか。
というよりも、もうひとり暮らし自体が無理なんじゃないだろうか・・・



どうやらこちらの嵐は過ぎ去ったようで、明るい日ざしが差してきた。
でも、実家の嵐は当分おさまりそうにないかも・・・


コメント (8)
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