ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

東京にて 〈花嫁の母は大忙し!〉

2023-05-15 | 日々のこと。





東京2日目。
この日は次女の結婚式でした。
早起きして向かった先は表参道にある教会。

ロビーにはふたりの写真と一緒に、私が描いたウェルカムボードも飾ってありました。
さすがに恥ずかしい・・・









ところで。
子どもの結婚式って、親はどーんと座ってたらいいだけ、と思いませんか?
私の場合、娘は昨年の秋に籍を入れ、すでにもう結婚生活をおくっているし、
今さら泣くこともなく、美味しいお料理とワインを堪能できてラッキーくらいに
思っていたのです。

その雲行きが怪しくなったのは、数か月前にウェルカムボードを頼まれてから。
それだけでもプレッシャーなのに、手作りのメニュー表や席札用にとペン画のイラストを、
おまけに新婦への手紙まで頼まれ・・・
イラストは全部で20枚ほど描いたでしょうか。
数十年ぶりのペン画で思うように描けず、描いてはボツ、描いてはボツ。
おかげで肩こりと不眠に悩まされました
落書き程度の絵でいい、と言われ居直って描いたのがこれ↓








その後、次々と絵柄のリクエストをされてしまいましたが、まあ気に入ってもらえたのかな?

当日にも母親の役目はいっぱいありました。
式の直前家族だけが控室に呼ばれ、ウェディングドレスを着た娘と初めてのご対面。
そこで母親が行うのがベールダウン。
(教会でみんなの前で行うこともあります)
今回こういう儀式を初めて知ったのですが、これは母親が手伝う最後の身支度ということで
さすがに胸いっぱいでウルウルしてしまいますよね。
その思いを引きずったまま・・・
教会では娘が父親とバージンロードを歩き、父親から新郎へと引き継がれ、
そして結婚の誓い。
最後に新婦へ母親からの手紙を(自分で)読むわけです。
まさか、自分の書いた文章を読んで泣いてしまうなんてねえ・・・

私はここで大きなお役目終了ということでやれやれだったのですが、
主人は娘からの手紙のあとに最後の挨拶という大役があったので、
いつものうように飲んで酔うこともできず、ちょっとかわいそうでした(笑)

式場では、式の前後や合間に初めて会う新郎側の親族や娘の友達への挨拶、
スタッフさんへのお礼などの声かけと、あっちうろうろ、こっちうろうろ。
さすがに今のご時世、ビール瓶を持ってついで回るみたいなことはしませんが、
結局最後まで慌ただしく動き回っておりました。

せっかくヘアセットしてもらった髪型がいつものくせ毛に戻り、
美味しかったお料理も何を食べたのか記憶になく、
思うように写真も撮れず・・・、どっと疲れた1日となりました。

それでも、和やかな雰囲気の結婚式で本当によかったなーと思います。
結婚をしてもしなくても、
式を挙げても挙げなくても、
娘がパートナーと相談して決めることですが、
今回こういう形で“花嫁の母”という経験をさせてもらえたことは、
私にとっても貴重でいい思い出となりました。
そして、遠くまでわざわざ来てくれた親族や、わけもわからずオロオロしてる私たちに
とても親切に対応してくださったスタッフの方々にも感謝です。

素敵な一日をありがとう









せっかく東京に来たので、翌日「ハリー・ポッターと呪いの子」を観に行くという長女を残し、
後ろ髪を引かれる思いで主人と私は東京を後にしました。
このGW、結婚式の次に義父の十七回忌が控えていたのです。
それでも・・・、ハリポタの舞台を私も観たかったー




コメント (2)
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東京にて 〈ゴーリー展とペルー料理〉

2023-05-14 | 日々のこと。
GWに主人、長女と3人で東京へ行ってきました。
いろいろと規制が緩和されたこともあって、覚悟はしていましたが
まあ、どこもかしこも人、人、人!
ホテルが渋谷のど真ん中だったこともあり、もう人波に酔いそう・・・

しかし。
それにもめげず、ホテルにチェックインしたあとまず出かけたのが松濤美術館、
「エドワード・ゴーリーを巡る旅」展。













緻密な線画で、なんとも不思議な世界観の絵本を描いたゴーリー。
好き嫌いがわかれそうですが、長女と私はこの独特の雰囲気に魅了されたクチです。
東京行きを計画中、長女がこの原画展を教えてくれ楽しみにしていました。

絵本と同じくらいのサイズの意外に小さな原画で、そこに細かく丁寧な線描で描かれた絵からは
カリカリというペンの音が聞こえてきそう。
建築家白井 晟一が設計した美術館の建物もユニークでした。









その後、次女と待ち合わせしたペルー料理の店ベポカへ。









久しぶりに4人揃っての外食。
せっかく東京まで来たのだから、めずらしい料理を食べたいという私のわがままで
最近人気だというペルー料理を選びました。

南米の料理ということで、こってりしてちょっとしつこいかな?という予想に反して
すごく洗練されててお洒落!
ペルーのお酒のピスコも、ワインもすごく美味しかった~














もっとゆっくり飲みたかったけれど、翌朝が早いのでこの日は早めにお開き。残念!

それにしても、このお店にたどり着くために突っ切った竹下通りは
地元の神社のお祭りで屋台が出たときの参道並みの人混み(←ってどんなんやねん・笑)
まあ、竹下通りに来たのも何十年ぶりなんですが、外国人が多くてちょっとびっくりでした。



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