ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

束の間の自由、かな

2014-09-27 | 日々のこと。



久しぶりに週末はひとりです。
義母は最近月イチで利用しているショートステイへ。
主人は手術後初となるマラソン大会参加のため、泊りで出かけました。

毎年このマラソン大会(といっても山を走るそうですが)には、義姉や時には
義姉のご主人も一緒に参加し、夜はマラソン仲間で飲んで騒ぐのも楽しみらしい。
それで、翌日100キロ走るというのだから、タフというか、凡人の私には信じられません・・・
まあ、さすがに主人はブランクがあるので距離を短くするようですが。

で、姉・弟で仲良く一緒に遊びに行ってる間、毎回義母を嫁である私がみていたわけですよ。
季節の変わり目であるこの時期、義母は体調を崩すことが多かったので、
何度も様子を見に行ったり、おかゆをこさえて持って行ったりと、
これでもけっこう気をつかってたんですよね。
今年は義母と同居しているわけだけれども(おまけに義母の体調も良好)、
たまには私もゆっくり骨休めさせてもらってもばちは当たるまいと、
主人の留守に合わせて義母のショートステイを利用したわけです。

ということで、久しぶりのひとり。
ああ、束の間の自由・・・

義母も主人も留守で何がウレシイって、時間を気にしなくてもいいこと!
買物に行っても遅くなったと慌てて帰ってこなくてもいいし、夕食の支度を気にせず
ウォーキングに出かけられる。
特に義母と同居してからというもの、ずっと時間を気にしてばかりいたので
この解放感はもう言葉にできません。


じゃあ、何しよう。
えーと・・・
本も読みたいし、最近始めた水彩画も描きたい。
アルバムの整理は手つかずだし、料理のレシピもまとめたい。
そろそろ球根も植えなきゃいけないし、ああ、何よりも片付けしなきゃ。

メモにはやりたいこと、やらなくてはいけないことが、ずらり並んではいるのですが・・・
とりあえず、あれやらなくちゃ、これやらなくちゃ、というのは横においといて。
今夜はの~んびり過ごすことにしよう(笑)



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これって詐欺!?

2014-09-23 | 日々のこと。
涼しくなってきたので、家の片付けを再開しました。
そこで頭を悩ませるのが古い洋服の処分です。
流行遅れでもう着ないけど、捨てるのはもったいない。
そう思って長年捨てきれずにいた服の山が、あっちの押入れ、
こっちの段ボール箱、と山積みに・・・

そんなある日、1本の電話がありました。
「京都の○○にあるリサイクルショップなのですが、
 今古い服の買取りにそちらを回っているんですけど・・・」

こういう電話はたいていお断りしています。
でも、このときは〝古い服のリサイクル″という言葉に引っかかり、
つい話を聞いてしまったんです。
女の子の一生懸命な感じにも好感が持てて。

で、あれよあれよという間に、
「5分後○○という者がお電話さしあげます」
と言って切れました。

即座にネットでそのお店を検索しましたが、見当たりません。
ネットであれこれ調べているうちに、その○○という人から電話があり、
取りに来る日時とお店の電話番号を言って切れました。
その間も、ずっと私の頭の中では警戒音が鳴り響いています。

これって、怪しくない?
何かの詐欺?でも、何が目的?

・・・でもね、断りきれなかったんですよ。
お金は払ってもらわなくてもいいから、古着を引き取ってくれるだけで
こちらとしてはとても助かる、と思い込んでしまってたんですよね。

その後も気になって調べていたら・・・はい、出てきましたよ~
同じような手口が。

リサイクルショップで、どんな古い服でもいいから買い取りたい。
古い電話帳を見て、順番にかけている。
感じのいい女の子の電話から、くだけた感じの男性にかわる。
などなど、全く同じではありませんか!

で、そんな古い服を買い取ってどうすんのかいな、と思っていたら、
目当ては金やプラチナなのだそうです。
強引に家の中に入り込み、貴金属の買取りを迫るのですって!
いや~、コワイ、コワイ
(といっても、くっちゃ寝宅はそんな貴金属とは縁がありませんが)

どうしたもんかと主人に相談し、結局断りの電話を入れました。
(電話番号は、向こうがわざわざフリーダイヤルの番号を教えてくれていたのですが、
 それはそれでかけても大丈夫か不安で・・・)


それにしても、次から次へと新しい犯行の手口は出てくるものです。
詐欺というと送金目的だとばかり思っていましたが、こんな場合もあるのですね。
騙されるのは高齢者ばかりとは限りません。
こちらの都合のいいオイシイ話がそう簡単にころがってるわけない、と
自分に言い聞かせて常に気をつけていないと。

とりあえず、勧誘電話には要注意!


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思わず買ってしまったけれど・・・

2014-09-16 | 日々のこと。
今日、郵便局でこんなん見つけてしまいました↓





ハリー・ポッターの切手です。
娘たちに送ろうと、思わず

「ハリー・ポッターの切手、出てるんですね。
 これ、ください」

と言うと、局員さんも

「そうなんです。私も思わず買ったんですよ~
 ・・・ちょっと高いんですけど。 2000円です」

えーっ、切手シートって820円じゃないの!?

「ポストカードがついてて、うちは子どもに全部とられちゃいました・笑
 よかったですね。これ、最後の1セットなんですよ」


「・・・


ちゃんと説明を聞くべきでした。
我が家には亡くなった義父の集めてた古い切手シートがたくさんあって、
もったいないからと5円や10円切手をせっせと使っているというのに
でも、最後のひとつということは、買ってる人がたくさんいるのですねー


USJでウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターがオープンして、
この夏関西では何かと話題のハリー・ポッターでしたが、やはり商魂たくましい

まだまだ混んでそうだし、私も今すぐいける状況ではないけれど、
いつか娘たちと行けるといいなあ。
とりあえず、せっせとお手紙を書くことにしましょう。




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京都 バルテュス展へ

2014-09-07 | 日々のこと。
義母と同居して初めての夏。
8月は猛暑ではなかったものの、じっとりと蒸し暑い日が続き
湿度の苦手な私には身体にこたえる夏でした。
少し動いただけで滴る汗、そのくせ冷えがひどくてエアコンや扇風機の風ですら
痛くなる腕や足首、体調のせいかぼろぼろになった爪、それに新たに加わった
腕や手の痺れ。
こんなとき、年やなあ・・・とため息が出てしまいます

そんな私に比べて30歳も年上の義母は、認知機能こそ落ちているものの、食欲もあり
去年と打って変わって体調も良く元気なこと。
(こんなことなら、まだ同居しなくてもすんだのに・・・とブツブツ)
家の中や庭を動き回り、こちらはそのたびに物音や気配にぴりぴり。
それでも、ちょっと目を離した隙に「あ~、やられた~」ということが、何度あったことか。
そんなこんなで、疲れてブログからも遠ざかっておりました。


9月に入り暑さもちょっと落ち着いて、そろそろ動きださねば!と思って行ってきたのが、
延ばし延ばしになっていたバルテュス展
このまま見なければ悔いが残ると、義母のことは主人に任せ、思い切って京都へ出かけました。



夏の日差しが戻ってはきましたが、例年の京都の残暑を思えばたいしたことありません。
久しぶりに歩く岡崎界隈。
京都市美術館を訪れるのは何年ぶりだろう・・・
自然と気持ちもほぐれて心が軽くなっていきます。

会期もあとわずかということで予想した通り、平日の午前中にも関わらず
会場はたくさんの人で賑わっていました。
バルテュスって日本でそんなに人気のある画家でしたっけ。
まあ、テレビ番組で特集もやってたし、あれを見たら彼の作品に興味を持ってしまうだろうなあ。
かくいう私もそのひとりだけれど



まずなんといっても目を引くのが「夢見るテレーズ」。





バルテュスはこういったきわどいポーズをした少女を描くので、当時は賛否両論。
あれこれ批判され誤解されたようですが、それもしかたのないことでしょう。
(実際、年の離れた若い女性と暮らしたり、結婚したりしているし)
でも、そういうことを百も承知で私がこの絵を見て思ったのは

・・・上手い。

よく取り上げられ目にしていたせいか、少女のポーズ云々よりも1枚の絵画として
すんなり入っていけました。
いやらしさは全く感じず、少女の肌の艶やかさや、陰影のある色づかい、構図、
それに少女の表情がなんともいえなくて、ただただ上手いなあと感心するばかり。

この絵で私が好きなのは色づかいです。
赤茶けた室内、緑色のクッション、少女の赤いスカートと靴。
どれも落ち着いた色合いで、その中で際立っているのがブラウスと下着の白。
今回バルテュスの絵を見て一番印象に残ったのは、この「白」の使い方だったかも。
でも、もし何も知らずに初めてこの絵を見たら、やっぱりまず少女のポーズに目がいって
衝撃を受けたでしょうけど。 

こんなふうにバルテュスが描く少女は、どれも挑発的で衝撃的。
それに絵は寓意的で、何を意味しているのかいろいろ勘ぐりたくもなります。
そのせいか、見ていて落ち着かない気分になってしまうんですよね。
でもそんな絵ばかりではなく、私は「白い部屋着の少女」、「横顔のコレット」など、
普通の(?)少女の人物画や、風景画から醸し出される静けさにとても惹かれました。








実は私、30年前に開催されたバルテュス展も見に行ったのです。
その頃はバルテュスが誰かも知らないで、ただ危うい少女の絵というものに惹かれて
見に行きました。
(当時は、アンティックドールのような少女のイラストに興味があって)
なので、単純にバルテュス=エロティックな少女のイメージしかなかったけれど、
今回再び彼の作品を見て感じたのは、この宗教画のような静謐さでした。

ざっとひと回りして、期待してたよりも作品が少なかったような・・・
他にもいくつか見たい作品があったのに、なかったのはとても残念。



最後は少し急ぎ足で見た後、美術館を後にして北山へ。
先週バルテュス展を見ていた長女とは、ランチを一緒に食べようと約束していたのです。
向かった先はイン・ザ・グリーン
植物園の北口のすぐ隣にできたお店です。

こちらも平日なのにテラスまでいっぱい。
窯で焼いたピザが美味しかった~






食後は久しぶりの北山をぶらついて、マールブランシュ京都北山本店でスイーツ。
北山本店限定のやぎミルクのシェーブルチーズスペシャルと黒豆ときなこのケーキを食べました。
飲み物は長女のリクエストでフルーツティー。
紅茶ではなくて、イチゴ、リンゴ、桃、レモンなどの果物がたっぷり入ったお茶です。
ちょっとびっくり。






それにしても、長女と出かけるとなぜか食べてばかりのような気がする・・・(笑)




ほんの短い主婦の夏休みではありましたが、見に行けてよかった~
でも、今回は体力の衰えを痛感。
帰り、本屋さんに寄って帰ろうと思ってたのに、荷物の重さにめげてあきらめてしまった・・・
お出かけ用の大きなバッグに、何でもかんでも(ペットボトルのお茶に日傘、カーディガン、
長女から借りた村上春樹の単行本などなど・・・)入れて持ち歩くのは考えものだなあ。
秋には身体を鍛えなければ!



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