ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

春の嵐

2012-04-03 | 介護<親たちのこと>
昨夜は、風が強くてなかなか眠れなかった。
今日は春の嵐。
強風が吹き荒れ、午後には雷が鳴ってどしゃ降りになる。


父の一周忌の後、わりと平穏に過ごしていた母。
(保険証がない、家の鍵がない、ということはあったけれど)
しかし、そろそろ雲行きが怪しくなってきた。
こちらも春の嵐?

今日、ケアマネさんから電話があった。
母が羽毛布団の打ち直しを頼んだらしく、今朝ヘルパーさんが
いるときに業者からお礼(?)の電話がかかってきたというのだ。
しかも、なんと26万!?

すぐに電話するもののつながらない。
こんな天気に買い物でも出かけたのかと気にしながら、
姉たちにメールを打つ。
神戸の姉からは、あまり責めないよう、返信があったけれど・・・

午後、電話に出た母は待ち構えていたように、
自分は騙されていない、向こうはこの羽毛布団は上等だと
わかっているから、打ち直しにそれくらいかかるのだ、と言う。
母の通帳を預かっている私は、そんなことにお金を出せないと言うと
「私のお金や」と怒り出す。
心配して言っているのに、こっちもだんだん腹が立って電話を切った。

もう
本当に何でこんなことになるのだろう。


以前、義父母にも同じようなことがあった。
自然食品などを扱うある大手の店の人がよく出入りしていて、
主人と私は気をつけるよう言っていたのに、知らない間に
高額の布団や浄水器を買っていたのだ。
しかも、本人たちは身体にいいものだと信じて、疑う様子もなかった。
義父が亡くなった後も、義母が11万のコルセットを買ったことがあったが、
そのときは私が気づいてすぐに主人から店側に返却。
11万は戻ってきた。

それだけではない。
置き薬を置くついでに高い健康食品を買わす者もいる。
義母の家は我が家と2軒しか離れていないので、
そういう車が止まっているのに気づいたら、すぐ
主人か私が行って断るようにしている。


しかし、実家の母はそういうわけにはいかない。
今回は、たまたまヘルパーさんがいるときに業者から電話が
かかってきたから発覚したけれど、そうでなければ
母が言うまで全く気がつかなかっただろう。

今ならクーリングオフが間に合うと思うが、問題は
母が騙されたと思っていず、解約する気がないこと

同じようなことが数年前にもあった。
その時は、何十万もする指輪。
もちろん、母はまだ認知症ではなかったが、宝石好きの母は
ローンでそれを購入。
それを持ってきたのは、以前私の着物を何枚か誂えたお店の人だった。
その人は電話できちんと対応してくれたけれど、その指輪が本当に
それだけの価値があるのか、結局私にはわからなかった。

そういえば、先日もわけのわからないサプリメントと1000円の
振込用紙が置いてあったっけ。
勧誘の電話があっても、「けっこうです」ではなく、はっきり
「いりません」と言うように注意したのに。
こんなことが続くようなら、成年後見人制度とか
考えなければいけなくなるのだろうか。
というよりも、もうひとり暮らし自体が無理なんじゃないだろうか・・・



どうやらこちらの嵐は過ぎ去ったようで、明るい日ざしが差してきた。
でも、実家の嵐は当分おさまりそうにないかも・・・


コメント (8)
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