ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

夢へ。

2008-03-31 | 日々のこと。
明日は長女の引っ越しです。

18年間過ごしたこの家を巣立っていく長女。
親として、さまざまな思いが胸をよぎり、
言っておきたいことも山ほどあります。

けれど。

最後の夜には、この絵本を手渡すだけにしましょう。
あとは、夢に向かってがんばりなさい、と。




       『作 家』 
     M.B.ゴフスタイン


ほんとは違う絵本を贈るつもりでいたのですが、
あれこれ迷ったあげく、この絵本に決めました。


小学生のときから「ものを書く人になりたい」と
言い続けていた長女。

書きたいことはたくさんあるのに書く時間がない、
と嘆きながらも、こつこつ書き続けてきた長女。

それは進路を決めるときになっても揺らぐことなく、
私も「そんな簡単になれるものではないよ」という言葉を
ぐっと飲み込んでいました。

書くことが好きなら、物書きになれなくても
ずっと書き続ければいいじゃない、と思って。

いつかは自分の限界を知る日が来るかもしれないけれど、
あきらめることはいつでもできる。

それよりも、好きなことを見つけたのだから、
その思いをずっと持ち続けていることのほうが大切なような気がして。

そんな母の思いを込めて贈ろうと思います。


 *****


というわけで。

引っ越しを口実に、私も数日京都に滞在します。
あ~、私まで学生気分に戻ってしまいそう~(気持ちだけは

引っ越しの後片づけに、
あれこれ買い物もしなくちゃいけないけれど、
夕方のんびり鴨川の土手を散歩したり、
素敵なお店を見つけたりできたらいいな。

今からすご~く楽しみです。

家に残る主人と次女(それに何かと世話をやきたがる義母)
の生活が心配ではあるけれど、
あとは3人になんとかやってもらうことにして。

最近、自分自身に閉塞感があったので、
これを機にリフレッシュしてきますね~

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春の選抜

2008-03-24 | 日々のこと。



「春の選抜」というと、これまで高校野球のことだとばかり思っていました。
新聞も高校野球の記事ばかり(我が家はM新聞だし)。

けれど、高校野球の華やかさはなくても、
この春全国各地でいろんなスポーツの全国選抜大会が開催され、
高校生たちが頑張っています。

そして、私たちも次女の応援に
はるばる静岡県の天竜川まで行ってきました。

行く前にネットで調べると、会場の天竜ボート場は
山の中でバスも通っていない交通の便の悪いところ。

これは無理かな~、とあきらめかけていたら、
なんと主人も一緒に行くとのこと。

これは何か下心があるに違いないと思いつつ、
知らない土地で一緒に行ってもらえたら心強いし、
荷物持ちにもなってもらえるし、ということで
夫婦では10年ぶり(!?)のお出かけとなりました。

特急、新幹線、私鉄、バス、シャトルバスと乗り継ぎ
6時間ほどかかってやっと会場に到着。

前日までの強風と大雨が心配でしたが、
試合当日はもう春を思わせるような明るい日差し。
川面がきらきら輝いています。

ここ天竜ボート場は、毎年春の選抜大会の会場になっているところ。

日本の河川で2000mの直線コースを確保するのは難しいらしいのですが、
ここでは2000mのコースがとられています。

実際バスから、まっすぐすとーんと伸びたコースをゴール側から見たときは、
なんともいえない高揚感と感動をおぼえました。

あ~、とうとう、ここまで来たんだ・・・。


第1日目は予選。

レース前のリギングをしているところです。



あら、わざとらしく眺めているのは見覚えのある背中


予選では上位3位までしか準決勝にあがれません。
4位以下は敗者復活戦へ。

次女の組は強豪2校がいて、3位入賞は微妙なところ。
そして・・・。




残念ながら、だんだん引き離されて4位でした。


敗者復活戦は翌日の午前中だったので、
浜松で泊まった私たちはまた見に行くことができました。

準決勝は午後だから、2回応援に来られただけでラッキー、
くらいにしか思っていなかったのですが、この敗者復活戦で1位!
準決勝に残れたのです

フットワークの軽い主人は、デジカメ持って、
スタート地点の写真を撮り、ゴール地点で待つという力のいれよう。
おかげで喜ぶみんなの写真が撮れました。

私たちはそのレースを見て会場を後にしましたが、
浜松で次女から嬉しいメールを受け取りました。

なんと、準決勝でもなんとか勝ち残り、
翌日の決勝に出るというのです

優勝を決める決勝ではなく、順位を決める決勝でしたが、
それにしてもよくここまで頑張ったものです。

私たちも、遠くまで応援に来た甲斐があったよ~

決勝では、さすがに強豪相手。
ついていくだけで精一杯だったようです。

それでも頑張って悔いのないレースができたし、
何より、とてもいい経験になったと思います。

よく頑張ったね。ご苦労さん


ところで、主人の下心とは・・・。

私が春の選抜をネットで調べてるとき、
主人はせっせと違うことを調べていました。

なになに・・・、今度のレースの宿泊所?
奥熊野100kmマラソンに出るんだって~ 

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春眠

2008-03-17 | 日々のこと。
ついこの間まで真冬のように着込んでたのに、
先週あたりからすっかり暖かくなりました。

洗濯物はからりと乾き、
お布団を干すと日なたの匂いがします。

プランターのクリスマスローズも咲きました。






しかし、その気持ちよさとはうらはらに鼻がぐずぐず・・・

まだそれほどひどくはありませんが花粉症です。

不精して病院へ行かず、
市販の花粉症の薬を飲んみると、これがまた眠いんです。

それでなくてもぽかぽかと眠気を誘う季節。
寝つきがわるくて悩んでいたのがうそみたいに、
もう、眠くて、眠くて・・・。

そのせいか、次女の朝練が始まった日に
なんと寝過ごしてしまった私

それからは花粉症の薬を飲むのをやめていたのに、
きのうはくしゃみが出だしたので
しかたなく薬を飲んだら・・・また寝坊。

今朝は長女が卒業旅行でUSJへ行く日。
ぎゃ~、大変と飛び起きたら、
さっさと自分でトーストと目玉焼きこさえて
すでに食べ終わっていました。

あらら・・・

普段は私が起こさないと起きないのに、
こういうときだけしっかりしているようです。
・・・というか、寝坊の前科のある母親を
信じてなかったと言うべきでしょうか(苦笑)

長女は大阪で一泊して明日帰ってきますが、
入れ替わりに次女があさって選抜大会に向けて出発します。

そして週末には私たちも次女の応援に浜松へ

忙しい一週間の始まりです。
眠いなんて言ってられないんだけどなあ・・・ 


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かささぎ

2008-03-07 | 日々のこと。
先日のNHKの番組「SONGS」はさだまさしさんでした。

さださんというと、好き嫌いが別れるかもしれませんが、
私は高校から学生時代にかけて彼の歌が好きでした。

当時の好みが、細身で眼鏡(あるいはサングラス)
だったせいもありますけど。
(それに髭でもはやしていたら完璧 笑)

なんと言っても、彼の短編小説のような
詩の世界に魅かれていました。

いつからか彼の音楽からすっかり遠ざかっていましたが、
久しぶりに聴くと心にしっとり響きます。

若いころ、45才の自分に向けて曲を書いていたというさださん。
今は、そのころの自分に返事を書かなければ、
と思っているそうです。

そんな歌のひとつが「かささぎ」。


生きることはすれ違うことだと解っていたけれど
夢の多くは叶わないものだと気づいていたけれど
海を韓紅花に染めて
沈む夕陽見つめ泣いた懐かしいあの日
星空にはかささぎが精一杯羽をひろげ
織り姫と彦星の海峡に橋を架けた
あの日あの橋を渡れたなら
あなたの場所へ辿り着けただろうか
憧れて 憧れて 憧れたあなたを想いながら
諦めて 諦めた 時の流れに


もう若くはない今だから書ける詩かもしれません。
そして、もう若くはない今だから、
こういう歌を聴くとせつなくなるのかもしれませんね(笑)


我が家では、最近子どもたちが好きなBUMP OF CHICKENや
RADWIMPSの曲がよく流れ、
車の中ではおとーさんお気に入りのケツメイシが流れ。

最近の曲もいいとは思うのだけれど、
そのまま素通りしてしまうのは私の年のせいかしらん・・・

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卒業。

2008-03-04 | 日々のこと。
先日、長女の高校の卒業式がありました。

初めて幼稚園へ通う日、私から離れて
泣きながらお迎えの先生に手を引かれて行ったのが、
ついこの間のことのようなのに。

たまたま式でお隣に居合わせたのが、
幼稚園の年少さんで同じ組の方だったので、
お互い顔を見合わせて、「早かったねえ・・・」



ちょうど2才違いの子どもたちの子育ては、
いつ終わるともわからないトンネルのようなもので、
この慌ただしさがずっと続くものとばかり思っていました。

いつも足もとには小さな子どもがいて、
子どもの歩幅に合わせて歩き、
いつになったら自分の歩幅で歩けるのだろうと、
そんなことすら思ったこともありました。

それが、いつの間にか、
家族で山歩きをすると私は置いてけぼり。
たった、たった、と登る主人と子どもたちを、
恨めしげに眺めながら喘いでいる私・・・

「お母さん、大丈夫?」と、
子どもに心配されるようになるなんて。

おじいちゃん、おばあちゃんを呼んで一緒に食事をする日、
どっちがお母さんの隣に坐るかで二人けんかをしてたあの頃が、
思えば私の一番幸せな日々だったのかもしれません(笑)


正直言って、まだあれやこれやと忙しく、
感慨にひたる余裕もありません。

卒業式の夜、長女が
「お母さん、毎日お弁当ありがとう」と言うのを
遮ってしまった私。

ちょっと、まだ泣かさないでよ~

すったもんだの末、なんとか引越しの日程が決まり、
電化製品を決めるのさえ1週間近くかかって、
まだまだやらなきゃいけないことが山積みなんだから。


閑をもてあまし、自動車学校へ通い出した長女。
今では、大学入学までに免許がとれるやろか~
時間がない~と、焦りまくっています。

私は私で、身辺に予期せぬ出来事があれこれ起きるし


家族4人で過ごせる最後の3月が、
このまま早送りのテープのようにするすると
過ぎていってしまいそうです。

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