今朝も 淋しいニュース

きのうに続いて、今朝も淋しいニュースを目にしました。
Ｊ．Ｄ．サリンジャー氏の訃報です。
というか、えっ、まだ生きてはったんや、という
驚きのほうが大きかったかも。

ベストセラー小説を書いたにもかかわらず、
53歳で隠遁生活に入り、メディアから
遠ざかっていたとは知りませんでした。
だから、すでに亡くなられていたものと思ってたんですね。


実は、大学生のとき、卒論のテーマに選んだのが、
彼の『The Catcher in the Rye』でした。
いつだったか、片付け物をしていたら、英文タイプで打った卒論の原稿を見つけ、
思わず「ぎゃ～！！」と叫びそうになりましたよ（笑）

村上春樹氏訳の『キャッチャー・イン・ザ・ライ』もよかったけれど、
当時、『ライ麦畑でつかまえて』は、私にとって
少なからず影響を与えた、思い出の一冊です。

この年になると、すべてが思い出に繋がっていくのですね（苦笑）


ご冥福をお祈りします。

淋しいニュース

ニュースで、四条河原町阪急がこの秋閉店になると言っていました。
学生時代とその後何年かを京都で過ごした私は、
驚きとともに一抹の淋しさを感じています。

携帯電話もなかったあの頃、友達との待ち合わせ場所というと
阪急デパートの前でした。
一番目立つわかりやすい場所、ということで。
週末の夕方や休日は、待ち合わせの人でごった返していましたよね。

で、「何か、食べよか～」ということになると、
そのままエスカレーターに乗って上の飲食店街へ。
当時めずらしいクレープの専門店もありました。

衣料品はブランド物中心で、とても一人暮らしの私には手が出なかったけれど、
バーゲンで買ったレモンイエローのＶネックのセーター、
私にはめずらしく華やかな色で今でも覚えています。
あの頃の私は、髪はソバージュ、濃い口紅をきりっとひいて、
それなりにがんばってっていたのでしょう。
（今では考えられませんけど・笑）

四条河原町の角には阪急と高島屋があって、
それはずーっと当たり前のことだと思っていました。
でも、時代の流れとともに変わっていくことなのですね。
そういえば、反対側にあったカネボウの店舗も
いつのまにか違うお店に変わっていましたっけ。
本好きの長女が小学生のとき、「ここに住みたい」
と言ってた丸善河原町店も何年か前に無くなりました。

行く度に変わっていく京都の街。
それでも、まさか阪急デパートが無くなってしまうとは。

「ある」のが当たり前だと思っていたものが、
少しずつ、あるいはある日突然失われていく。
そんなふうに思えてしまうのも、自分が年をとったせいなのでしょう。

懐かしい、と感じるものがだんだんふえていくなあ・・・

最後のお弁当

今朝、次女の高校生活最後のお弁当をつくりました。
私にとっても、長女が中学校入学以来８年間つくり続けた
お弁当づくり最後の日。

正直言ってお弁当つくりは苦手で、こればかりは
ブログにアップしたことがありません。
日々、冷凍食品と、前日の夕飯の残りでなんとかしのいできた
というもので、とてもお見せできるようなものではありませんでした。
手づくりのお弁当のブログを見ては、
わ～、すごいなあ、私もがんばろう、とは思うのですが、
朝錬もあって長続きするわけもなく・・・（言い訳）


で、最後のお弁当ですが。
これはがんばらねばいけないかな、とプレッシャーを感じていたのに、
次女のリクエストはなんと「オムライス」。
えっ、そんなんでいいの！？

とは言うものの、これまでお弁当でオムライスを作ったことは・・・１～２回？
それも、苦し紛れに冷凍のチキンライスに卵を巻いただけのものでした

今朝はさすがにライスの方もちゃんとつくりましたよ～
しかし思った以上に時間がかかり、おかずはやはり冷凍食品に・・・
う～ん、もっと豪華なお弁当にするべきだったかなあ。

この写真も（恥ずかしくて）載せるかどうか迷ったのですが、
一応記念としてアップしました。
ケチャップで描いた絵もへんてこになって（笑）、
さすが○ーちゃんのお母さんやわ～、と、
友達の笑いものになってやしないか心配です・・・


「高校生活最後の・・・」というフレーズが、これからふえていきますね。

普段のままで

あわただしく、年末・正月・成人式が過ぎていきました。
今年は長女が年末から成人の日までいたので、
久しぶりの賑やかな４人家族となりました。

しかし、あれやこれやの疲れが出たのか、
年のせいなのか、その後しばらく何もする気になれず・・・
気がつけば、１月も下旬にさしかかっています

皆さまのところにはまだ新年のご挨拶にも伺わず、申し訳ありません
最近ちょっと目の調子が悪く、
仕事以外ではなるだけＰＣの使用を控えています。
具合がよくなったら、ぼちぼち遊びに行きますね。






赤カブの甘酢漬けがいい色につかりました。
隣の器には、畑の大根の葉とじゃこの炒め物。
主人の好物です。
次女が家を出たら、毎日こんな地味な献立になりそう（笑）



年末にお節料理をがんばってつくり、
それを年始めのブログにアップするつもりでしたが、
結局こんな始まりになってしまいました

今年もこんなふうに普段のままで、日々の生活を
綴っていくことになりそうです。
あいかわらずのくっちゃ寝ですが、
（しばらく更新が途絶えがちになりそうですが）
よろしくお付き合いくださいね。