ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

久しぶりに晴れて、あさが来た

2016-01-23 | 日々のこと。




先日の寒波では大した雪は降りませんでしたが、ここんとこずーっと雨や霙が降ったり
どんよりしたお天気。
おまけに日中も1~3度とかなり寒い。
こんな日が続くと、だんだん気が滅入ってきます。
まあ日本海側に住んでいるので、この時期はしかたがないのですが・・・

週末はまた大寒波がやってくると大々的に報じられているので覚悟していたら、
なんと今朝は久しぶりの青空!
義母がデイサービスに行ってる今がチャンスと、ウォーキングに出かけました。
ここ数日、寒さで家にこもっていたら、夜に熟睡できないんですよね。
それでなくても最近夜中によく目が覚めるのに。
ウォーキングして夕飯にワインでも飲めば、はい、こてんと眠れます(笑)


お天気は悪い、そろそろ確定申告の準備もしなきゃ、と毎年テンションの下がるこの時期。
今年はちょっと違います。
昨年の秋から、毎日(毎朝)の楽しみができたのです。
それが、NHKの朝ドラ「あさが来た」。
実は私、朝ドラを見るのは生まれて初めて。
何十年もスル―していたのに、たまたま見た予告で興味をそそられ、たまたま天気予報のあと
そのままテレビをつけてたら朝ドラが始まって、見始めたらすっかりファンに。
今では8時にはテレビを見られるよう、朝食の片付けをして、洗濯して、お化粧をすませて・・・
朝の慌ただしいことといったら(笑)

「びっくりぽん」なあささんに元気をもらい、五代さまの優しい笑顔に癒され、
飄々としながらここぞというときにきりっとする新次郎さんにうっとり
また、AKBの主題歌に励まされ、朝ドラならではの一週間ごとの話の展開のうまさに感心し、
心憎い演出や脚本ですっかり感情移入してしまい、時には朝っぱらからうるうると涙ぐんだりしています。

幕末から明治という激動の時代を、庶民の目線でこんなに生き生きと描かれたドラマって
あまり見たことがなかったような。
それだけに、昔の日本の生活が懐かしくもあり、新鮮でもあり、古き良き時代を感じます。
着物を着た人々の所作の美しさ、関西弁の美しさ、商人の心意気、人々の人情等々・・・。


最近民放のテレビドラマを見なくなったのですが、大河ドラマや朝ドラのように
ある程度長いスパンで描かれているものを見ていて感じるのは、演じる俳優さんの底力。
役になりきっているというか、もうその人物でしかありえない、という錯覚に陥ってしまうほどです。
役者なのだから当然なのかもしれないけど、そういうことができるってすごいなあ。


今年、もうひとつの楽しみは「真田丸」。
去年、一昨年と大河ドラマを見れなかったのですが、今年は録画してなんとか見ています。
主役の堺雅人さんは、我が家では長い間「新選組!」の“山南さん”でした。
(そうそう長女が山南さんのこと好きで、PCにその名前をつけてましたっけ)
それが、だんだん他のテレビドラマで人気が出て大ブレークされ、我が家でもいつからか
山南さんと呼ばなくなったなあ・・・

「新選組!」も「真田丸」も、戦いに負けた人たちを描いています。
山南さんの切腹のシーンも、局長の最期のシーンも大泣きした私。
ちょっと心配だけど、それまではたくさん楽しませてもらいましょう。


・・・と書いてるうちに、すっかり雲におおわれて雨が降り出してしまいました。
とりあえず、週末大雪の被害が出ませんように。
いつのも月曜の朝のように、無事「あさが来た」を見れますように!



コメント (4)
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我が家のお正月 2016

2016-01-12 | 日々のこと。
この冬は暖冬ということですが、京都府の北部に住んでいて、お正月がずっと晴れて暖かい
というのは本当にめずらしいことです。
おかげで、何年かぶりの家族そろってのお正月、たくさんの洗濯物もよく乾きました。
こんなことめったにないので、今年はお正月早々縁起がいいかも!?

この暖かさに、アネモネが今にも咲そうです。







さて、年末に帰ってきた娘たち。
今回の手土産はというと・・・二人揃って日本酒!







去年までは美味しいお菓子だったのに。
おまけに、酒の肴にとウニやチーズまで持参。
ちょっとオヤジ化してない?と母は不安・・・
お酒の相手をしてもらえる父親は大喜び。

と言いながら、私は私で赤ワインを買っていたので、年末年始は飲んだくれていた
くっちゃ寝家でした~(笑)


でも、いくら飲んべえでもやはりまだ二十代の娘たち。
元旦があまりによいお天気なので、突然「お母さんの着物着て初詣に行く!」と宣うた(驚)
それからがまあ大変。

昼食後、私の持ってる着物を広げ、あーだの、こーだの、女三人の姦しいこと。
その間、主人と義母はおとなしく箱根駅伝を見ています。
(義母は昔からスポーツ番組は大好きで、相撲やマラソンがあると大助かり)

で、着る着物がやっと決まり、さあ着付け。
長女は着付けを習っていたので自分で着ます。
次女は若いころ着付けを習った私がなんとか着せました(汗)

ところが帯結びになると、あてにしてた長女が「帯の結び方忘れた~」って、そんな・・・
仕方ない、じゃあ、私が・・・と、帯を結ぼうにも???
お太鼓って、どんなんやったっけ?

四苦八苦している間に、せっかく暖かい小春日和だったのにだんだん日が陰っていきます。
どうにも思い出せなくて、切羽詰った挙句着付けの本を探し出して次女の帯結びができ、
長女も思い出して自分で結び終えたのは夕方になってから。
それから賑やかに写真を撮り、風が冷たくなったころようやく3人で初詣へ。
結局、寒かったー







ちなみに、長女(向かって左)が着ているのは、私が着付け教室に通っているときに
初めて自分で買った着物。
当時、色味がくすんでいて大正ロマン風だと気に入ったものです。
そのくすんだ感じを長女も気に入ったのかな~
草履が一足しか見当たらず、急遽ブーツにしたけれど違和感がありませんでした・・・たぶん

次女のは、母に買ってもらった紅花染の紬に、お気に入りのつづれの帯。
若いころ着物に興味があった私は、紬をしゃきっと着こなす女性に憧れていましたが、
絹の着物に比べて紬は生地に張りがあってなかなか上手に着れませんでした。
次女の着付けも難しかった
それでも、明るくしゃきっとした感じが次女によく似合っていました。


たまたまお天気がよくて、たまたま娘たちが着物を着ると言い出して・・・
そのおかげで、長年箪笥の奥に眠っていた私の着物を、娘たちに一枚一枚見せることができました。
その中から自分の好きなのを選んで着てくれて、着物も喜んでいるだろうなあ・・・
もちろん私も、こんな時間を持つことができて娘を持った母親冥利に尽きます。
主人も義母も、(大酒飲み)娘二人の大変身にびっくり。
今年はいつになく華やかなくっちゃ寝家のお正月風景でありました。


ご挨拶が遅くなりましたが、今年もぼちぼち更新していくつもりですので、
よろしくお願い申し上げます♪






コメント (2)
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