ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

ちょっとフクザツ・・・オレンジジャム

2009-05-29 | 食べること。



我が家では、野菜や果物を買うとき、なるだけ国産のものを
買うようにしています。
特に柑橘系はほとんど国産。
レモンも生協で国産のものしか買わないし、
オレンジもたまに国産の清見オレンジを買うくらいで、
アメリカ産は買いません。

しかし。
いただき物となると、なかなかそうはいきません。

ひとつやふたつなら食べますが、
袋に入った6個のアメリカ産オレンジ。
ポストハーベストとか気になるし、どうしよう・・・

しかも、ちょうどその頃、とれたての苺を
あちこちからたくさんもらったのです。
真っ赤に熟した甘~い苺
そりゃあ、こちらから食べますよね。

おまけに、この時期我が家では生協で「河内晩柑」を
買っています。
この河内晩柑、和製グレープフルーツと言われるように、
ジューシーで、酸っぱくなくて、次女と私はだ~い好き。
で、たまたまそのときはまとめ買いしていたのです。

つまり。
毎日、果物には不自由してなくて(というより、食べきれずにいて)、
アメリカ産のオレンジには誰も見向きもしない。
・・・というか、見て見ぬふり?

先日主人に指摘され、さすがに何とかしなければ、
と悩んでジャムをつくることにしました。
皮は入れず、袋から中身だけ取り出して(これが大変!)
つくったので、マーマレードではなくオレンジジャムです。
オレンジ自体が甘いので、砂糖は控えめ。
仕上げにホワイトキュラソーを少したらして出来上がり。

今朝、早速トーストにつけて食べてみました。
ジャムとしては美味しいのですが、
皮を剥いてジャムにしたからといって、
農薬はどうなるのかやはり気になります。
う~ん、フクザツ・・・。
せっかくつくったけれど、毎日食べるのは
・・・やめておいた方がいいですね。


↑のオレンジジャム向こうに写っているのが、
熊本産の河内晩柑。
ノーワックスだと皮をピールにしたり、
マーマレードにしても美味しいです。

でも、家族は柑橘系の苦味が好きではないようで、
手づくりのゆずジャムもマーマレードも
結局食べるのは私ひとり。

ひとり占めできてウレシイような、
食べてもらえずサミシイような。
こちらも、ちょっとフクザツ・・・。
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ブリジンガー 炎に誓う絆

2009-05-22 | 読むこと。

    『ブリジンガー 炎に誓う絆 上』
     クリストファー・パオリーニ




    『ブリジンガー 炎に誓う絆 下』


ドラゴンライダー第2巻『エルデスト』を読んで早3年。
ようやく待望の第3巻『ブリジンガー』を手にしました!
が・・・
3年も経つと、ほとんど内容を忘れてしまっていました

本を読んでるとき、頭の中で文章がうまく映像になってくれると、
あとは登場人物が物語に沿って動いてくれるのですらすら読めます。
でも、これ、誰だっけ?とか、この地名はどこ?と、
途中でひっかかると、顔はのっぺらぼうで動きはぎくしゃく(笑)

まあ、最初はそんな感じでしたが、もともとこのシリーズは
読みやすいし、イメージしやすいので慣れると一気です。

なんといっても、2巻ではエラゴンと旅の友人だったマータグが兄弟だった、
ということが判明し、しかも最後でお互い敵対して戦うのです。
また、恋人のカトリーナを奪われた従兄弟のローランも、
村人と共に故郷を離れヴァーデン軍に加わりました。

エラゴンはマータグに勝てるのか。
ローランはカトリーナは奪い返せるのか。
そして、一体どんな結末を迎えるのか。
3巻が出るのが待ち遠しかったわけですよ。

エラゴンとローランがカトリーナを救出するところから
始まったこの3巻。
深い絆で結ばれたドラゴンのサフィラと離れ、
ファーザン・ドゥアーへ旅立つエラゴン。
そこではドワーフの新しい王が選ばれます。

その後再びサフィラと共にエルフの国に立ち寄り、
師オロミスから自分の父親を教えられ、また、
ガルバトリックスやドラゴンの謎を知ります。
そして、ようやく新しい剣<ブリジンガー>を
手に入れることができます。

こうして、ガルバトリックス率いる帝国軍と対決するために
必要なことが、着々と整っていくわけです。

一方で、従兄弟ローランの活躍も目立ちます。
カトリーナを愛し、部下思いで、そのため上司に逆らって
ムチ打ちの罰を与えられた彼。
けっこうおいしい役どころかも(笑)

そんなローランに比べたら、まだ幼い感じのするエラゴンですが、
エルフのアーリアとの恋の行方も気になるところ。


内容的には、どうしても『指輪物語』の二番煎じ、という感が
拭えないのですが、長編だけあって話も深く複雑になっていき、
登場人物も魅力的で、とにかくおもしろいです。

エラゴンの使う魔法が「杖をふるだけで魔法がかかる」的なものではなく、
魔法を使うにはエネルギーを必要とし、簡単に魔法が使えない、
というのも設定としておもしろいと思います。
(魔法で簡単に決着がついたらがっかり、ですからね)

エルフ、ドラゴン、ドワーフ、アーガルなど、
さまざまな種族が出てきますが、
敵対してきたそれらの種族をひとつにするのがいかに困難か。
それをできなければ、帝国軍には勝てない。
そのあたりが、この3巻ではうまく描かれていて、
より物語に厚みを出しているようです。


それにしても3巻で終わる予定だったこの作品。
結局、結末は4巻に持ち越されることに。
さて、どんな結末をむかえるのでしょうか。

出版されるのは、また何年か先になるのでしょうね。
今回は、忘れないようしっかりメモを取っておきました。
・・・そのメモ、忘れないようにしなくちゃ

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昔ながらの

2009-05-14 | 食べること。



母の日に、パン好きの私のために、次女が
パンをどっさり買ってきてくれました。

連休がレースでほとんどつぶれた次女。
久しぶりの日曜だというのに、朝練→模試→午後練。
一応受験生なので、練習の合間に模試です(笑)

夕方練習が終わって、帰りにパン屋さんに寄ったそうです。
美味しそうなパンを何種類か選んでレジへ持って行き、
財布をみたら・・・足りない・・・

「お金が足りないので、ひとつ返します」と言うと、
お店のおじさんがなんとおまけにしてくださったそうです。
本人は「あー、恥ずかしかった~」と言っていましたが、
(お腹をすかした)部活帰りの娘をかわいそうに思われたのでしょうか。
本当にありがとうございました。

そのとき、もうひとつおまけに頂いたのが
袋に入った食パンの耳。

食パンの耳といえば、油で揚げて砂糖で
まぶしたものが昔ながらのおやつですよね。
せっかく頂いたので、久しぶりに作ってみました。

今回はきなこも加えて、きなこ揚げパンに。
おつまみ用に、塩コショウと粉チーズをまぶしたのも
つくってみました。

夕方でお腹が空いていたし、揚げたては美味しくて、
ビールを飲みながら、つい、ぱくぱく。
・・・気がついたときは、すでにお腹いっぱい。

あ~、薄着の季節だというのに、
またカロリーオーバーになってしまいました~(笑)
コメント (2)
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彼方へ

2009-05-12 | 日々のこと。
ここ数ヶ月の間に、友人のお父さんやお母さんが次々と亡くなられました。
いつの間にか、そういう年齢になってしまったのですね・・・。

お寺の住職で、友達の間でも人気者だったおじちゃん。
お寺の奥さんらしく、落ち着いておっとりした感じのおばちゃん。
喫茶店のマスターで、蝶ネクタイをきりっとしめて
かっこよかったおじちゃん。

もうずいぶん長い間会ってなくて、
うちの親のように年相応に老けてしまわれていたでしょうが、
私の中では、今でもそのときの姿がそのまま残っています。

昨日のお葬式で、蝶ネクタイ姿のおじちゃんを見たら
その頃がよみがえって涙が止まらなくなりました。

いらいらしたり、文句を言ってばかりいる私を違って、
最後までおじちゃんの世話をきちんとしていた友達には頭が下がります。


親は年老いていくもの。
そして、いつかは自分も同じ道をたどるもの。

そうわかってはいても、毎日のことだからいらいらは募るし、
心の棘はそう簡単に抜けてくれません。


実家の親の方は揃って元気でいる(だろう)のをいいことに、
つい不精になってあまり顔も見せに行かないし、
子どもの頃から反抗的だった私は親孝行らしいこともしていません。

子どもっていうのは、いつも自分や家族のことで精一杯で、
離れて住む親のことは後回しになってしまうものなのでしょうか。
逆に、いまだに親から心配されて(ときどき鬱陶しくもあるけれど・苦笑)
いい年して不甲斐ないですよね。


順番から行くと、悲しいけれどいつかは親を見送らねばならない身。
いえ、その前に延々と世話をする日が続くことになるかもしれません。
せめて気持ちの準備と、
後で悔いの残らないような日々にしたいものです。
コメント (7)
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新緑の候

2009-05-08 | 日々のこと。
義父の三回忌、長女の帰省、次女のレース、と
あわただしく連休が終わりました。

ETCが搭載されていない我が家のパジェロ。
何の恩恵を受けることなく、近場をうろうろ。
長女の希望で、久しぶりに親子三人で海へ行って焼肉を食べたり、
竹の子掘りに行ったり(笑)

この連休は山道を走ることが多かったのですが、
木々の緑が鮮やかで目に沁みるようでした。
ところどころ彩りを添えているのは満開の藤の花。
こんなにあちこちで咲いているのに、
この年になるまで気がつかなかったなんて。
今まで、どこを見ていたのでしょうねえ(笑)


唯一遠出をしたのは次女のレースの応援でした。
去年から連休はレースで過ぎていく次女。
今回はまさかの予選落ちであわてましたが、敗者復活戦で1位通過。
準決勝でも勝ち進み決勝へ。
決勝に残ったら応援に行くと約束していたので、
主人と長女を送りがてら琵琶湖までドライブ。

残念ながら思うような結果が出せず、
気落ちしている次女です↓





去年より順位を上げたので充分だと思うのですけど、
本人にしてみれば悔しかったようです。
次のレースでがんばれ!!


大津から比叡山を越えて京都に入り、長女を送り届けたあと、
久しぶりに周山街道を通って帰ることにしました。
以前はよくこちらの道を通り、途中カモノセキャビンという
ログハウスの喫茶店へ寄ったものです。
杉に囲まれた山の中の道を、まだやってるかなあ、と
きょろきょろしながら走っていると、ありました、ありました。
携帯電話も使えない山の中、昔と同じたたずまいです→(*)


美味しいコーヒーで一服し、あとは一路我が家へ。
今日は長距離ドライブで疲れたお父さん。
途中道に迷いながらも、なんとか帰り道を見つけ、
やれやれと車の少ない田舎道をすいすい走っていたら、
思わぬアクシデントが待ち受けていたのでした。

あ”ー!!・・・やばい・・・

そのときすでに遅し。
はい、目の前におまわりさんが・・・。

お父さんの定額給付金は、こうしてすっかりで消えてしまったのでした~
コメント (2)
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