ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

そろそろ冬ごもり

2012-11-28 | 食べること。
この年になると寒い冬は苦手ですが、「冬ごもり」という言葉の響きは
どこか暖かくほっこりした感じで好きです。

来るべき冬のためにせっせと保存食をつくって冬に備える・・・
とまではいきませんが、お天気の悪くなるこの時期、
台所にこもってごそごそしていることが多くなってきました。


今年は義姉から柿をたくさん送ってきました。
毎日せっせと食べて、最後は柿ペーストに。






           ↓







美山へ行ったとき手に入れたのがこれ。
カリンと、このあたりではめずらしいハヤトウリです。
早速ハヤトウリは簡単な醤油漬けに、カリンはカリン酒に。
カリンは硬くて包丁で切るのはけっこう大変だけど、
あたりにとてもいい香りが漂います。






           ↓







カリン酒は我が家では貴重品なので、風邪をひいたときのお楽しみ
喉が痛いのを口実に、ビールのかわりにいただきます(笑)


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美山かやぶきの里

2012-11-26 | 日々のこと。
11月に入ると、こちらでは時雨の日が多くなります。
朝から真っ青な青空、ということがだんだん少なくなって
心までどんより曇りがちに・・・

そんな中、連休の最終日は朝からまぶしい青空!
久しぶりの晴れに、本当は掃除やら片付けやら、
しないといけないことはたくさんあるのだけれど・・・
最近義母の調子もいいし、紅葉も今が見頃ということで
主人と美山のほうへ出かけてきました。

お天気がいいので、青空を背景にくっきりと色づいた山々は
どこを眺めても絵になる風景です。
途中大野ダムではすでに見頃は過ぎていましたが、このもみじだけが
目の覚めるような鮮やかさでした。









目指すは美山のかやぶきの里。
美山町は京都府のほぼ中央部にあり、京都市内からでも1時間、
日本海側の私の住む町からも1時間ちょっとで行ける
周囲を山々に囲まれた自然豊かなところです。

車で山道をくねくねと行くと、だんだん山が迫ってきます。
私の住む町でも車で10分も走れば田園風景がひろがり、
山のふもとにたどり着きますが、ここでは山の深さが違う。

少し視界が開けたと思うと、そこが美山かやぶきの里です。





驚いたのは、この小さな集落には不似合いな駐車場の大きさと
止まっている車の多さ!
京都に近いこともあって、観光客は多いようです。
そうですよね~
目の前には、日本の原風景ともいえるこんな懐かしい風景が
ひろがっているのですから。





もともと美山町は林業や農業で栄えた町ですが、昔ながらの茅葺きの民家が
多く残るこの地区は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、
観光が大きな産業になっているようです。





実際、古い茅葺きの民家がきちんと手入れされていて、
観光地といっても住民の方が普通に暮らしておられます。
また民族資料館があって、こちらで茅葺きの家の内部や
当時の生活の様子をうかがうことができます。
屋根裏に上ると太い梁や茅葺き屋根の裏側も間近に見ることができるし、
実際使われた生活用品の展示もしてあるので、なかなか興味深いです。

美山町は他にも見所はあるのだけれど、あまりゆっくりもできません。
行きたかったお店はーばりすとくらぶ美山へ寄って、ハンドクリームと
ハーブティーを買って帰途につきました。



以前から主人とは白川郷へ行きたいね~と言っていますが、
年老いた親がいるとなかなか実現できそうにありません。
来年は銀婚式なんだけどなあ・・・
結婚20周年のときの沖縄行きも、結局立ち消えになってしまったし

でも、実家の母のことを思うと、今ではこうやって半日でも二人で
出かけられるだけでありがたい、と思えるようになりました。

この空の青さや赤や黄に色づいた山々を、いつまでも忘れないでおこう




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古いスクラップブックから

2012-11-21 | 日々のこと。
ここ1ヶ月ほどブログを更新できずにいました。
ふと、最近のブログは自分の思ってた方向となんか違うよなあ・・・と
疑問を感じていたからです。
書きたいことが書けず、お茶を濁している感じ?

本のレビューも書きたいけれど、なかなか書くことに集中できないし、
途中まで書いてそのままになってる記事もいくつか。
絵も描けず、源氏の覚書は2年以上ほったらかし
これじゃあブログを続ける意味ないよね、としばらく悶々としていたのですが。


先日、片付けものをしていてこんなものを見つけてしまいました。











なんと、学生~独身時代に見た映画や美術展のチケットを貼ったスクラップブック。
えっ、私ってこんなめんどくさいことしていたの!?
と、当の本人がびっくり(笑)

見づらいですが、映画では「インディ・ジョーンズ」や「愛と哀しみの果て」から
人形劇「曽根崎心中」なんていうのもあります。
美術展では洋画、日本画、陶器、染織・・・辻村ジュサブローの人形展までありますねー

さらに驚いたことには、まだ貼ってないチケットまでごっそりと出てきたこと。
主人からは「そんなもの残してたら、あとで子どもたちが困るで~」と
あきれられていますが・・・

でもね、こういうの見ていると、当時の自分の一生懸命さというか、
そういう思いがひしひしと伝わってくるわけですよ。
その頃の私の目標というのは、恥ずかしながら
「美しいものがわかる人になりたい」ということでした。
なので、あちこちの美術館をめぐり、話題の映画を観、
その記録を残しておこうとしていたのでしょうね。
よいと思われるものを自分の目で見たい、刺激を受けたい、
何かを吸収して自分の糧にしたい、常にそう思っていましたから。

その頃の自分から「何やってんの!」と活を入れられた感じかな
そういう意味では、他人にはガラクタのように見える自分の書いた絵や
雑文も同じこと。
愛着があるというだけでなく、当時の自分を思い出し励みになりますよね。
・・・ということは、いつかこのブログが役に立つ日があるかも?

そう思うことにして、今またパソコンに向かっています。
書くこと、考えることは、ぼけ防止にもなりそうだし。
(そう、書くことがめんどくさい、なんて思い始めたら要注意!)
TwitterやFacebookなどいろいろある中、やっぱり私はブログかな、
とも思っているので、もうしばらくネットの住人でいることにしよう。


気がついたらブログを開設して9月でもう7年が経っていました。
その間、私を取り巻く状況も変化し、子どもたちは巣立ち、親は年老いて・・・
そう思うと、書きたい内容が変わっていくのも当然の成り行きなのでしょう。
こんな調子ですが、よろしかったらこれからも時々おつき合いくださいませ





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