ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

ブルーベリーが・・・

2006-06-30 | 日々のこと。
我が家では植木鉢でブルーベリーを育てています。
PCで仕事しているおとーさんが、疲れた目にはブルーベリーがいいから、と5~6年前に植えたものです。
小さな苗木から年々大きくなって、ほんの少しでも実が採れたときは大喜び。
手のひらにのせた濃い青紫色の実は、まるで宝石のようでした。
最初は酸っぱいけれど、木で熟したものは甘くて、10つぶほど採っては長女と3人で分け合って食べていました(次女はブルーベリーが苦手なのです)。

来年になったら、もう少したくさん採れるよね、と毎年楽しみにしていました。
来年になったら、来年こそは・・・  

ところが!
このブルーベリーを楽しみにしていたのは、私たちだけではなかったのです

おととしだったでしょうか。
家の前をやたら鳥が鳴いているなあ、とふと気になりました。
我が家はどういうわけか鳥に好かれているようで(?)、2年続けて車庫にメジロがやってきたり、最近では換気扇のダクトに毎年鳥が巣をつくったり(キッチンにいるとレンジフードの奥から、雛の鳴き声が聴こえてきます)。
そういうこともあって鳥とは仲良く共存してた(つもりだった)のに、家の前に飛んできた鳥は実はブルーベリーが目当てだったんだ、とわかったときのショック・・・

そういえば、たくさん花が咲いてたわりに実が少ない・・・と気づいたときはすでに手遅れ。
鳥たちは紫に色づく前についばんでいるようで・・・。
去年も、おととしもやられました。
今年こそはなんとかしなくちゃ!と、とりあえずブルーベリーの前に他の植木を置いたりしていたのですが、その植木で隠れている部分だけ実が残っているんですよね。

ブルーベリーは2本植えていますが、今年の収穫は5~6つぶだけ!?
まだ青い実も残っていますが、色づいていないのに収穫するわけにもいかず、結局いずれ食べられていまうんだろうなあと、もはやあきらめムード。

庭のない我が家では、植木鉢は事務所の入口の横に並べているので、ネットをかけるわけにはいかないし、かといって車庫に入れてしまうとお日さまに当たらなくなるし。
最近は鳥のほうもかしこくなって(?)、鳴き声もたてず、知らない間にこっそり食べていくようです。

自家製のブルーベリージャムやお菓子づくりは、今年も絶望的・・・






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『光の帝国』

2006-06-27 | 読むこと。
恩田陸さんの『光の帝国 常野物語』、ようやく読みました。
この中には10の短編が収められていますが、『蒲公英草紙』『エンド・ゲーム』を読んだあとにシリーズ第一作目のこの作品を読むと、すべて始まりの物語、という印象を受けました。物語のタネ、みたいな。
この時点で、どこまで常野の構想があったのかわかりませんが、物語はひろがりを見せるだろうなあ、という予感を感じさせます。そして実際、この中の『大きな引き出し』は『蒲公英草紙』へ、『オセロ・ゲーム』は『エンド・ゲーム』へと続くわけです。

また、この短編の中でもそれぞれの話に繋がりをもたせ、常野の一族の不思議な力や、その力を持っているが故に起こる、不幸な出来事が少しずつ明かされていきます。

一番印象に残ったのは本の題名にもなった『光の帝国』です。
戦争とはいえ、あまりにも理不尽な、残酷な結末。常野の人々が不思議な力を持っているのにも関わらず、穏やかで、優しくて、ひっそり生きているから、よけいに彼らの運命がせつなくなります。
それでもツル先生の存在と、『光の帝国』の続編ともいうべき『国道を降りて・・・』を読んで、少し救われたような・・・。

『達磨山への道』も、神隠しにあう少女の話のプロローグに予定していたとのことで、こちらもまた常野のシリーズとしていつか読むことができるのかな?
楽しみです。





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「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」

2006-06-26 | 観ること。
土曜日「ロード・オブ・ザ・リング」がテレビで放映されるのをすっかり忘れてて、気がついたらもう8時! しかもこの日は夕飯が遅かったので、それから洗い物してお風呂沸かして、ようやくテレビの前に座ったのでした

「旅の仲間」を観るのは久しぶりです。
数ヶ月前に「王の帰還」が放映され、圧倒的な迫力、素晴らしい見応えを味わったので、ひょっとして今「旅の仲間」を観たら見劣りするんじゃないだろうかと密かに心配したのですが、そんなこと全くありませんでした。
子どもたちも、「旅の仲間」はもういいや、と言っておきながら始まると、あ~、全部観てしまいそう~、だって 

フロドがこの頃はまだ健全だなあ、とか、ガンダルフも普通の(?)魔法使いのおじさんなんだ、とか、観ているほうも感慨深いものがありますね。

躍る小馬亭で、アラゴルンが登場したときはやっぱりどきどき 胡散臭くてなんだコイツって感じですけど、髪を振り乱して戦ってるところはあいかわらず素敵 

今回「旅の仲間」を観て強く印象に残ったのはボロミアでした。
実を言うと、私今までボロミアのことあまり好きじゃなかったんです。子どもたちはボロミアのこと好きなのですが、私はどちらかというと不遇な弟のファラミアが好きというか、本を読んでたときからファラミアの方が印象がよかったのです。
ボロミアって、指輪の誘惑に負けた弱いヤツなんだって思い込んでたところもあって。

ところが、ボロミアが死ぬ寸前にアラゴルンに思いを託す場面を見ていて(何度見ても胸が熱くなる場面です)、この物語の中で彼が一番人間くさい役なんだなあと思ったわけです。もちろん、人間ってアラゴルンと彼しかいないわけですけどね
彼の中に、人間としての優しさや使命感と共に弱さが描いてあるんだ、弱いけれど自分の過ちに気づき正すところに、人間の強さと可能性があるんだ、というようなことを今さらですが感じたのです。

「指輪物語」あるいは「ロード・オブ・ザ・リング」がこれほど感動的なのは、単に悪をやっつける話なのではなく、人間の(だけではありませんが)強さも、弱さも描いているからなのでしょうね。


ところで。映画の中で私はアラゴルンが大好き。サッカーでは宮本が大好き。この二人、なんとなく似てません?
我が家ではサッカーの試合で宮本が映ると、長女が「アラゴルンに似てる~」と言うのですが、試合中の彼の厳しい表情は似てるかも・・・。最近、髭生やして、目も落ち窪んでるし()。
真剣に戦っているときの表情って、似てくるのかもね~














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万願寺とうがらし

2006-06-24 | 日々の落書き。

万願寺とうがらし、ってご存知でしょうか。
これは私が住んでいるところの特産品です。
市内に「万願寺」というところがあり、そこでつくっているから万願寺とうがらし。京都に賀茂なす、九条ねぎなどがあるようなもんですね

大きくて、辛くなくて美味しい、ということで、ここ数年全国的に売り出しているようです。確かに、辛いのが全くダメな私でも大丈夫!と言いたいのですが、たまに1袋に1本くらい辛~いのに遭遇することがあります 
焼いて食べるときは、まるでロシアンルーレット 家族が順番に食べて「大丈夫」「これも大丈夫」「これも大丈夫・・・じゃなかった~~~!」てなことがおこります。

地元に住んでいると、形の歪んだのが大袋で安く買えるので、ちりめんじゃこと一緒に炊きますが、辛いのがまじっているともう大変。鍋の中全部が辛くなってしまって・・・

それでも(辛くなければ)美味しいので、買うのですよね~。
今日、スーパーで安くなってたので買ってきました。初物です。
夕飯に、焼いてかつお節をまぶし、だし醤油をかけていただきま~す


この絵は以前描いたものです。歪んでいるから、安かったんでしょうね
ハンコは消しゴムを彫ってつくりました。




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祭りのあと

2006-06-23 | 日々のこと。
昔、そんな歌がありましたね。今はそんな気分・・・

いつも5時半に起きてお弁当をつくるので、30分早めに起きてブラジル戦の後半だけ見るつもりで昨夜は11時前に布団に入りました。
ところが、明け方ふと目がさめると隣の部屋のテレビがついてる・・・
なんと、おとーさんが目覚ましもかけず4時に起きて、サッカーを見てるではありませんか。(昨夜の試合見たまま、寝てしまってたんじゃないでしょうねっ!)
私も起きようかな、と思ったけれど、今日は中学校の合唱コンクールで次女がピアノ伴奏する日。
う~ん、そっちにも体力温存しとかなきゃ(?)、とかなんとか理屈をつけて布団にくるまっていたのですが、隣の部屋からは歓声が・・・。
「誰~!?」(布団から私)
「玉田~!」(隣の部屋からおとーさん)
少し安心してうとうとしてたら、またどよめき。
こんどはロナウドが同点ゴール・・・

後半は力の差を見せつけられたみたいで、つらかった。
あんなにシュートが、ぼこぼこ決まるんだものなあ。
王者ブラジル相手に、勝つのは難しいとわかってはいたけれど。
オーストラリア戦でのあの負け方が、結局最後まで引きずってしまったのか、常に悲壮感が漂っていたような気がします。
まわりの非難とか、プレッシャーとか、かなりきつかったのでしょうね。

試合後いつまでもピッチで倒れこんだままのヒデとか、インタビューに言葉を失ってた俊介とか、見ているこっちがつらかった
本当に、本当に、ご苦労様でした

次は4年後。
4年後って、年齢からいうとメンバーもかなり変わってしまうんだろうなあ。
それって、少し淋しい・・・。


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