ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

長雨で・・・

2021-08-18 | 日々のこと。



夏だというのに長雨が続いています。
この時期に台風でも秋の長雨でもなく、梅雨末期と同じような大雨なのだとか。
各地で大きな被害も出ていて、その映像に胸が痛みます。
そもそも“何十年に一度の大雨”が毎年おきるって・・・

それに、梅雨末期の大雨ということは、・・・その後にまた猛暑がもどってくるってこと?
・・・え~、そんな
何から何まで異常な今年の夏ですね・・・

長雨の影響か、庭のイチジクも傷みがちらほら。
それでも、収穫できるのはうれしい
生ハムと一緒に赤ワインでいただきま~す







先日の大雨で畑が冠水し、楽しみにしていたマクワウリが割れたり腐ったりしたとのこと。
がっくりきた主人が、そのマクワウリを大量に持って帰ってきました。 
(・・・こんなにぎょうさんどうすんねん  *↑上の画像は一部です)

いつもなら、あまり甘くないものはサラダにしたり市販のお漬物の素に漬け込むのですが、
さすがに量が多くて今回はジャムに初挑戦。






水分がけっこう出たのでなかなかとろみがつかず、やっと完成したときは
えっ、これだけ!?というほど減ってしまいました
まあ、これで気を取り直して~


このあたりは、まだしばらく雨が続く予報。
次は割れたトマトが大量にできるんじゃないかと心配です。
猛暑は嫌だけど、そろそろ晴れてくれないと困るなあ・・・




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『かたづの!』 再読

2021-08-10 | 読むこと。




先日、中島京子さんの『夢見る帝国図書館』を読んだ後、久しぶりに他の作品も
読みたくなって本棚を眺めていたらこの本を見つけました。
そうそう、おもしろくてもう一度読もうと思いながらそのままになってたのでした。

この『かたづの!』に出てくる少女祢々、後の清心尼は江戸時代初期の実在の人物。
根城南部第十九代当主直栄と三戸南部二十六代当主の娘千代子と間に生まれ、
ひとつ年下の直政と婚姻しますが第二十代当主となった直政が夭折したため、
自分が第二十一代を継ぎます。

・・・と、書き始めたところ、読んだ当時のレビューがありました →(*)
(今と違ってマメに書いていたのですね~

まあ、それでも、『夢見る・・・』を読んだ後にこの作品を読むと、かわらない作者の思いを
感じたのでもう少し書き足してこうと思います。


どちらも描かれているのは女性ということで理不尽な目にあい、時代に翻弄されながらも
背筋を伸ばし凛と生きた女性たちです。
昔も今も、どこかで争いがあり、それによって犠牲をしいられるのは女性や子どもたち。
そんな状況下で、信念をもって柔軟に生き抜いていく女性たちを描いているわけですが、
その女性たちが強いだけではなくどこか可愛らしいのですね。
「夢見る・・・』のとわ子さんも『かたづの!』の祢々も。
この年になると、なかなかいいなと思う女性のお手本がみつからないのですが、
いくつになってもどこかに少女のころの真っすぐな気持ちを持ってる女性って
素敵だなと思いました。
その魅力に、片角となった羚羊〈カモシカ〉も、河童も、そして読者も惹かれて
応援したくなるのでしょう。

両方の作品で強く感じたのは、戦争や争いごとに対する作者の姿勢。
「戦いでいちばんたいせつなことは、やらないこと」という祢々の言葉に、作者の
思いがこめられているんだろうなあと感じました。
そして実際、困難に遭遇しながらも家臣をなだめ、戦うことを避けて国を治めた
清心尼はとても立派だと思います。
これって、女性だからこそできたのかもしれせんね。


最初に読んだ当時あまり意識しなかったのですが、この清心尼が生きた時代に
三陸大津波があり、この作品の中でも片角となった羚羊がまだ生きていたころ
愛する妻がその大津波に呑み込まれてしまうという箇所があります。
その羚羊が、片角となって意識だけ現代まで生き続け、八戸の美術館へ
展示品として戻っていくのですが、清心尼の物語を語り終えた羚羊(の意識)が
最後に戻っていくのは、白い羚羊であった妻の眠る海・・・
この作品は、東日本大震災後に書かれたとのことです。

清心尼が生まれ育った八戸、領地替えとなった遠野。
この二つの土地から生まれた作品なのだなあとつくづく思いました。


さてさて、中島京子さんの作品、次は何にしようかな~




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スムージーな日々

2021-08-02 | 日々のこと。
毎日暑い日が続いています。
若いころから夏は苦手だったけれど(それでもエアコンのないアパートで、酷暑の京都を
耐えていた)、年のせいか年々この暑さに身体がついていけなくなっているような。
おまけに、エアコンをかけたらかけたで二の腕や足首が冷える・・・と、
汗っかきの冷え性にとって夏はほんまに悩ましい季節です。

そして、もうひとつ悩ましいのは・・・毎年のことながら主人の畑で収穫する夏野菜。
今年もトマトがたくさん採れて、そろそろ我が家の許容量を超えてきました
サラダに甘酢漬け、トマトソースにジャムにスムージー。
ありがたいことですが、毎日使い道を考える私には頭が痛い・・・





 我が家の定番、バジルとハチミツ入りトマトのスムージー↑



一方、今年意外に不作なのが畑のゴーヤ。
主人は年中自分でつくったゴーヤのお茶を飲んでいるので、今年は足りないと
ぼやいておりました。

家のグリーンカーテンとなっているゴーヤは、葉がわさわさと元気で
強烈な朝日を遮り、窓を開け放しても目隠しになって重宝しています。
それに、苦いゴーヤも熟したのを冷凍バナナと牛乳でスムージーにすると
苦みもなく美味しく飲めるしね~
・・・と言っても、娘たちはなかなか信じてくれませんが
たぶん大人の味なのでしょう(笑)







まだまだ続くコロナの暑い夏。
冷た~いスムージーでなんとか乗り切りたいものです。



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