こころの羅針盤

私の人生に待ちうける「意識」の大海原・・・心と身体と魂と、日々の感情生活を語ります。

中心が定まると

2016年10月23日 | 自己実現
体調の見通し、他諸々を考えて、
半年前から予定していた東京行きをキャンセルすることにして。
音楽会の3列目のチケットをふいにするのは残念ですが、
山頂登山を途中で引き返す勇気で諦めることにします。

音楽会に一緒に行くことにしていた人に連絡を入れて、
航空券を払い戻すために空港に出向く頃には、
車を運転しながら、出来事の意味を
こころ楽しく前向きに考え始めていましたから、
残念な気持ちより安堵感の方が大きかったのだと思います。
迷ったけれど、おさまるべきところにおさまった安堵感です。

その日は空港の隣にある里の駅のレジの人と、
航空会社の担当者と空港ショップの店員さんと、
それぞれと交わした短い言葉のやり取りが、
いつもより気持ちよく進んだ気がしました。
ありふれた日常のやり取りに、いつもと違う温かみを感じたのは、
おそらく安堵感や晴れやかな気分が影響した、幸いな投影だったのでしょう。

思考と感情が調和して自分の中心が定まることで、
他者との関係-心理的接触―も、それに相応しい形で現われてくるとしたら、
このようなことを意識して知覚するヨロコビは、
正直、音楽会へ行くことに勝るとも劣らないヨロコビかもしれません。

他者や自然と心が触れ合う知覚のヨロコビは、その気になれば、
いつでも、どこにいても経験できるヨロコビですね。
〔12〕
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