プロセス・スケール
プロセススケールは心理的状況を把握するための手段として用いますが、私はわりと最近になって成育史の自己分析にこのスケールを使ってみて、とても腑に落ちる気付きを得ました。家族のひとりひとりに対して自分はどうだったのか?プロセススケールの流れはどのようなものであったかを思い出してみたのです。自分はその状況(その人)に対して本音が意識できていたかどうか。意識化はできていて、そのうえで抑制していたのか。本音と行動(言動)の不一致の度合いはどうだったか。感情表現、伝達のあり様はどのようなものであったか。以上を思い巡らしてみて、とても有益な気付きを得ました。
幼少期~成長過程における親密な関係のプロセススケールは言ってみればプロセススケールの原型のようなもの。今に至る私の傾向をよく示してくれているなあと感心しつつ健全と不健全と両方の流れを発見して、ここでバランスがとれていたのだなあと、自身の傾向への理解が進んだことでした。
(プロセススケールは生き甲斐の心理学のテキストの第3章に説明されています)
人気ブログランキング クリックありがとうございます