西国六番 壺阪寺 壷阪山南法華寺
ご本尊 十一面千手千眼観世音菩薩
開基 弁基上人(真言宗元興寺の高僧)
ご詠歌 岩をたて水をたたえて壺坂の 庭のいさごも浄土なるらん
万葉のふるさと大和三山と奈良盆地を一望できる壺坂の山の上にある。
歌舞伎や浄瑠璃でよく演じられる、おさわ、沢一の「壺坂霊験記」の舞台でもある。
山全体が境内なのか、とにかく広い。
仁王門から入り、礼堂、多宝塔、大講堂、慈眼堂など坂道を登ったり降りたりと足が痛くなってきた。
木造の三重の塔は美しく年月を重ねた美しさを醸し出している。
京都の清水寺が北法華寺なのでそれに対して南法華寺と命名された。
境内に入って驚いたのは石像の多さ。
しかも新しい。
これは前住職がインドのハンセン病救済事業に尽力されたという縁で、昭和39年からインド国民の協力と南インド・カルカラの三億年前の古石がインド政府や様々な方のご支援で提供されたという。石仏群だ。上の方に大涅槃石像などがあるらすうがパス。疲れていたし本来の目的とかけ離れているような気もした。
ここの境内には日本で初めての養護老人ホームがある。さすがに眼を守る観音様だ。
最後に好きな風景を二枚アップ。
ツアーは交通の便を思うと次々に運んでくれるのでありがたいが、やはり御朱印は自分でいただきたい。お詣りした実感が薄れるような気がする。
次は体力的なものもあっていつになるか分からないけれどツアーでなくお詣りしたいと思う。
ことこつと。
それにしても暑い!!これでは当分出歩くことはできないだろうな(T_T)