五月二十九日
快晴す。
早朝に梅本から庄兵が夜中に病死したとの知らせが来る。
(下働きによく来ていた庄兵は親戚の梅本の使用人だった)
昼頃にお直がきて直ぐに帰り茶菓をだしたのみ。
主人は学校当番なのでお城に出かける。
庄兵への香典を5匁とよに持たせて遣わす。
住吉町の岸へおくりを持参して当番代わりをもらう。主人行く。
一口にも足らない茄子が一つ3文づつで6つ求めた。
きゅうりが1本につき8文。
いずれも不出来。麦だけはずいぶんとできがいいらしい。
快晴す。
早朝に梅本から庄兵が夜中に病死したとの知らせが来る。
(下働きによく来ていた庄兵は親戚の梅本の使用人だった)
昼頃にお直がきて直ぐに帰り茶菓をだしたのみ。
主人は学校当番なのでお城に出かける。
庄兵への香典を5匁とよに持たせて遣わす。
住吉町の岸へおくりを持参して当番代わりをもらう。主人行く。
一口にも足らない茄子が一つ3文づつで6つ求めた。
きゅうりが1本につき8文。
いずれも不出来。麦だけはずいぶんとできがいいらしい。