七月八日
晴天。
主人は2時頃から山本督学やかけひなどへ行く。土産持参なり。
藤四郎も同道で帰りに一杯飲む。その後岡野へ行く。
安田市兵から手紙が来る。
実家の兄が病死したので半減の服を受けさせられたゆえに稽古を休むとのこと。
下条伊兵殿(家老)死去なり。
七月九日
8時過ぎにパラパラと降る。ひどく蒸す。
昨日、笹屋が日本外史を二冊持参。
一昨日は室内膳とやらへ海防の写本1を貸す。出張の折に持参した。
松九へ向かい七山への遺包物を頼む。
主人は米与と永井勇左衛門へも行く。
野上の家の者が本代を取りに来る。
安兵衞に渡すようにいいつけると千代を連れてきた。
五十目渡し、梅本の分も立て替え、一両二歩二朱渡す。
一束足らないので一匁引き五匁ほど余るはず。未だに受け取っていない。
六十四匁の勘定になり梅本に告げる。
米与へ二百目借用に岩一郎を行かせる。が、今年は何方さまにもお断りしているのでお貸しできないとのこと。それ故、主人が行くなり。
浅之助がきて酒を出す。
遠藤から返事が来た。
晴天。
主人は2時頃から山本督学やかけひなどへ行く。土産持参なり。
藤四郎も同道で帰りに一杯飲む。その後岡野へ行く。
安田市兵から手紙が来る。
実家の兄が病死したので半減の服を受けさせられたゆえに稽古を休むとのこと。
下条伊兵殿(家老)死去なり。
七月九日
8時過ぎにパラパラと降る。ひどく蒸す。
昨日、笹屋が日本外史を二冊持参。
一昨日は室内膳とやらへ海防の写本1を貸す。出張の折に持参した。
松九へ向かい七山への遺包物を頼む。
主人は米与と永井勇左衛門へも行く。
野上の家の者が本代を取りに来る。
安兵衞に渡すようにいいつけると千代を連れてきた。
五十目渡し、梅本の分も立て替え、一両二歩二朱渡す。
一束足らないので一匁引き五匁ほど余るはず。未だに受け取っていない。
六十四匁の勘定になり梅本に告げる。
米与へ二百目借用に岩一郎を行かせる。が、今年は何方さまにもお断りしているのでお貸しできないとのこと。それ故、主人が行くなり。
浅之助がきて酒を出す。
遠藤から返事が来た。