小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

五月二十四日

2019-10-21 | 嘉永六年 癸丑日記

五月二十四日  

おおいに暑い。学校当番だ。
羊羹一本持参で岩橋へ見回りに行く。
藤助は風邪で具合が悪かったが、大分良くなったらしい。
4時頃から米与へいく。
勘定八拾目かえる。いろいろ勘定して差し引き残ったのは壱百九拾八匁。
正味参百四拾目余り。八石。
楳本へ見回りに行って飯を食べた。
布を広げたが糸が足りなかった。




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五月二十三日

2019-10-18 | 嘉永六年 癸丑日記

五月二十三日 

快晴する。
昼頃、有馬武右衛門が何かの挨拶だとかで来る。あり合わせの酒を出す。
上九(仕出しや)へ雄介が行き鯖と二本取口三鉢持ってくる。
昼過ぎに帰った。
その後へ督学が挨拶にと来られたが直ぐに帰られた。
夕方、遠くで雷鳴。
主人は諸処へ挨拶や見回りに行く。




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五月二十二日

2019-10-07 | 嘉永六年 癸丑日記

五月二十二日 

天気よし。
三浦公(三浦長門守・家老・学問所掛かり)へ備後の木下から嫁御が来るというので人々が見に行く。
当方の主人もお祝いに行った。
督学へもこの間の礼に行く。仕廻清吉へも行く。提灯を借りて帰った。
岡野氏へ教えに行く。
気分が悪くなって人参入りのえきしとうを取ってきた。
為之助は故郷に帰っている。

三浦公の嫁は海上にいて今日は着かない。





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