小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

十一月六日

2012-10-24 | 嘉永二年
 
よい天気。宮本から言ってきていたので昼過ぎに岩橋まで行く。
その留守中にイナダを五匹持って栗山芳助が来た。
権七が畑屋敷まで醤油を取りに行ったら一樽につき八分の値上がりだったという。
飯台を買いに行った。

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十一月五日

2012-10-06 | 嘉永二年

ようやく快晴になった。
昼頃に新弟子として入門する了吉が下男に布団や机を持たせてやってきた。
九日から来るのでまず今日は帰りますと帰って行った。
会(講義の日)の日なのでみんな来た。
札川は礼を兼ねて先にきた。みなにお供えのお裾分けた。田中は最後に一つ食べた。
山半(呉服屋)の男が裏地を持って来たがまた持ち帰る。
酒を五合取る。


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