七月朔日 晴 2022-06-07 | 嘉永六年 癸丑日記 七月朔日 大層暑い。 主人は夕方前から外出して6時過ぎに帰った。 久野は里へ行き、雄介はいさと虎之丞を送りに行った。 遠藤小四郎、保五郎よりスイカをもらった。 そのスイカにそうめん11把添えて田中への中元祝儀とした。
六月晦日 2021-07-17 | 嘉永六年 癸丑日記 六月晦日 晴 大いに暑い。 昼前に清吉がきた。酒販を出したがご飯は食べなかった。 夜は住吉の賑わいを見に母と久野らが行った。 お金がにぎり寿司を少しくれた。 主人は岡本へ見回り、遠藤らへ行く。提灯を借りてくる。
六月二十九日 2021-05-10 | 嘉永六年 癸丑日記 六月二十九日 晴 十時頃に藤助がきた。 山本健次郎も居て昨夜のことを話し、督学の元に集まるとする。 健次郎と藤助が先に行き、主人もすぐに行った。 柴やがきて、札三十枚と金一歩支払う。
六月二十八日 2021-02-13 | 嘉永六年 癸丑日記 六月二十八日 晴 主人は暑気見回りに行く。 先日の約束なので岡野平太夫殿の方へ行き『環海異聞』を返すそうだ。 夜、藤助主と浅之助主が一緒に来た。 岩橋はかつおの造り、山本は造りふた鉢の計三鉢持参。 主人の帰りが遅かったが、何か談じごとがありそうな様子。 しかし、別段話もしないで帰った。 主人は田中、上田、荻野らへ行くとかで急いでいた。
六月二十七日 2021-02-07 | 嘉永六年 癸丑日記 六月二十七日 晴 昼前に世古蔵助がきた。酒を出していると村井定二郎が子供を連れて弓を持参した。 魚を五尾さげてきた。 一緒に酒を出す。 主人は二時過ぎから三浦公へ行く。橋本へも寄るとのこと。