小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

整形外科

2024-11-10 | 雑記
股関節置換手術のリハビリに通っていた整形外科で脊柱管狭窄症といわれていて大きな病院に行ったらまず町医者の紹介状を持ってきなさいと言われた。
呼吸科に通っている病院なのに。
何となくすっきりしないけど腰痛は何とかしなくてはと私鉄の駅前近くの整形外科に行った。
いといとたくさんの検査の結果、狭窄症はなくて骨粗鬆症が始まりかけていると言われた。
さらについでに小指を見せたら立派な「ばね指」だといわれた。
小指が第二関節から曲がっていてまっすぐしょうとするとパタン!とはねるようにのびる。
小指なのであまり不便は感じないで少々痛かったけれど伸ばしたり曲げたりして遊んでいた。
注射をするか手術をするかと聞かれた。
手術? 指の付け根にメスを入れるらしい。
すぐできるよと言われたけれど三ヶ月ほど使えないらしい。これは大変。やりたくない。
注射は三ヶ月くらいしか持たないらしい。注射、痛いんだろうな。
で、結局現状維持をえらんだ。痛みに耐えられなくなったらお願いすることにした。
調べるとマッサージを朝夕にするとましになっていくらしい。

十六才で盲腸の手術をしてお産を二回した以外に病院とは縁がなかったのに、加齢によって一気にあれこれの病魔がしのびよってきている。加齢のせいと言われれば致し方ない。結局は長生きしすぎなのだ。税金泥棒でもある。
おかげで病院が舞台のドラマに親近感がもてるようになった。


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忌中葉書

2024-11-08 | 雑記
昨日昨日は立冬。あんなに暑かったのに何て寒いんだ。
木枯らし一番に乗って忌中葉書が舞い込んできた。
母上のことゆえ年に不足はないだろうけど哀しみはまた別。
数年前からどんどん知り合いや関係者が鬼籍へと旅立っていく。
年賀状を卒業したから今後はあまり情報も入ってこないだろう。
そして、私の訃報もお知らせすることはない訳でどうしたものか。
リビングウィルノートに知らせて欲しいところだけ書いておくしかないのかな。
でも、知らせたい人の多くは先に逝ってしまってるし…
そんなこと思いながらお悔やみはがきを書いた。若い(年下の)ともだちへの絵はがき。
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動脈瘤のこと

2024-10-26 | 雑記
腹部動脈瘤は破裂するまで自覚症状がないという。
破裂しないようにするのは血圧を下げること、塩分を控えることくらいしかないらしい。
さらに瘤が5cm以上になったら手術となる。開腹手術とステントの二つの方法がある。
私の瘤は3cm程度らしい。だから、半年に一度程度MRIを撮る。
破裂の痛さは大変らしいからお医者さまの言われる通りに検査に行きます。


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高血圧の数値

2024-10-20 | 雑記
昨年の夏、救急入院したら肺炎だった。
延命治療はどうします? と聞かれたほどだったけれど無事に退院しいて現在に至っている。
去年の一月には両足とも股関節置換手術を行ったおで去年はかなり大変な年になった。
つくづく長生きはするものじゃない、長生きしすぎた…大いに反省したけれど致し方ない。
で、肺炎入院中に若いドクターがやってきて宣った。
「大変なものがみつかりました」 
え? 大変なものって。
それは二つあった。糖尿病と腹部大動脈瘤。
二つとも今までご縁のなかった単語。検査に引っかからなかっただけ?

糖尿病は入院中に毎日注射をされて完治。ありがとうございました。
大きな病院は便利。検査結果もすぐに出る。
さて、厄介なのが腹部大動脈瘤。お腹の中の大動脈に瘤ができているらしい。
瘤が小さいうちは無症状で痛みは全くないけれど、大きくなると破裂して命がなくなるらしい。
とにかく無症状なので治療法はなくて血圧を下げること、塩分を控えることのみ。
前回の診察でも血圧がさがらないのでと降圧剤をふやされた。
もう充分に生きたし惜しくはない命だけど突然に瘤が破裂するときは猛烈な痛みに襲われるらしい。
肺炎の時は凄く静かにその時を迎えたので死に際に対する恐怖はなくなったのだけど、大動脈瘤の破裂は出血の量も半端ではなくて失神するほどの痛さらしい。
さすがにおじけついている。
YouTubeで「腹部大動脈瘤」を探しまくった。血圧に対する知識もふえた。
驚いたことにかってのガイドラインでは高血圧は180だったらしい。今、180あったら先生の顔は難しくなって薬の量をふやされる。数年130130になり140になり、ことしの4月からは160になっていた。160では降圧剤は不要なのだ。降圧剤だって薬である以上副作用がある。飲まずにいられればそれにこしたことない。
しかし、160説は現場の医療現場には伝えられていないらしい。ガイドラインには書かれていないらしい。
製薬会社が控えているのだ。莫大な利益が減るということ。
ガイドラインに沿っていればわたしのお薬ももっと減らされるのかもしれないのに。
今度の診察できいてみようかな? いやーきっとできないよね。

世の中の仕組みはほんとに複雑。
なんだかなあ……

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ぎんなん

2024-10-13 | 雑記

秋が来てすこし歩く気になった。
ゆっくり歩くと呼吸も静か。
気がせいたりすると息苦しい。
走ってるわけでもないのに心臓にせかされてしんどい。不思議…。

どこを歩いても、どこにでもダダがいる。
忘れるために一生懸命に彼と一緒したここかしこを歩き回る。
そんなことで十年も一緒に歩いた記憶は消えはしない。
忘れることは諦めよう…何度誓ったことか。
今日はつめたくあたたかい日差しだったので、思い切ってぎんなんを拾いに行った。
毎年ダダと一緒に拾ったぎんなん。今年もたくさん実っている。
気がつくと涙があふれてきていた。
息苦しさなど遠い彼方…。
こんなこと、みんなはどうやって越えていくのだろう。

一握りしか拾えなかったぎんなん。秋ですねえ。
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